今日は、全員協議会が開催されました。避難指示解除に関する浪江町住民懇談会の内容について国から説明を受ける案件。
後藤原子力災害現地対策副本部長より、「避難指示解除に関する有識者検証委員会」が避難指示を解除するために最低限必要な取り組みとしてとりまとめた「16の課題」に関する取り組みは着実に進捗しており、帰還を望む町民が生活を開始できる準備は概ね整っているとしたフォローアップ会合の報告を受け、検討した結果、「帰還困難区域を除き、3月31日に解除する」案が示されました。
全員協議会での説明後、区長会にも同様の説明が行われました。
今後は、26日から全10会場で開催される住民懇談会での町民の意見聴取した上で、町と解除時期について協議することになります。
<時事通信ネットニュースより>
3月31日の解除を提案=福島・浪江町の避難指示―政府
時事通信 1/18(水) 12:28配信
政府は18日、東京電力福島第1原発事故で全域に避難指示が出ている福島県浪江町について、放射線量の高い帰還困難区域を除き、3月31日に解除する案を示した。
26日から住民懇談会を開き、町と協議した上で解除の可否を判断する。
避難先の福島県二本松市で開かれた町議会全員協議会で説明した。
これまで進めてきた取り組みから生活再開の環境が整っているとみて、解除を判断した。宅地の平均空間放射線量は、除染前と比べ7割低下し、毎時0.52マイクロシーベルト。
解除の対象となるのは、居住制限区域と避難指示解除準備区域。5842世帯1万5356人が住民登録しており(2016年12月31日時点)、町民の8割以上に当たる。