昨日の続きです。
○次に、プレミアム付商品券について、ご報告いたします。
プレミアム付商品券の販売につきましては、6月8日より販売を開始し、12月1日現在で、購入者数3,052人、販売金額1億6,871万円、登録店舗数は76店となっております。
9月18日からは町内の事業所に勤務する方も購入対象として拡大したところであり、更なる購買促進を進めてまいります。
〇次に、町内イベント事業について、ご報告いたします。
11月23、24日の2日間、「復興なみえ町十日市祭2019」が地域スポーツセンターで開催され、町内外から多くの町民が来訪され、大きな賑わいを見せました。
会場では、大堀相馬焼協同組合による「大せと祭り(おおせとまつり)」や日本プロ野球機構による「ベースボールフェスタ」、また、町にゆかりのある方が出演する「浪江芸能産業祭」も同時併設開催されました。
24日には「ももいろクローバーZ(ゼット)」も出演され、県内外から多くの方にご来場いただき、浪江町を全国に広く発信する機会となりました。
引き続き、町民が集い、町民同士の絆が深まる町内でのイベント、また、町の魅力を全国に発信できるイベントを企画、実施してまいります。
○次に、浪江町交流・情報発信拠点施設の整備状況について、ご報告いたします。
9月20日に造成工事の部分引き渡しを受け、現在、地域振興施設の建屋建築にかかる杭工事・基礎工事を進めております。
ソフト面では、道の駅として認定を受けるための登録申請を行うとともに、9月からは関係人口を増やすため町内外において「道の駅井戸端会議」を開催しております。
引き続き、広く皆様に親しまれる施設となるよう準備を進めてまいります。
○次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。
藤橋産業団地において、10月8日に震災後3社目となる株式会社一路(いちろ)との立地協定を締結し、現在、工場建設が開始され、来年度当初の操業を目指し整備が進められております。
また、自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金第4次公募において、浪江町への立地を希望される事業者4社が採択されました。2020年3月までに本申請が必要であることから、町としても申請支援等を行いながら、一日も早い町内への立地が実現するよう引き続き努力してまいります。
この時期に全力で企業誘致に取り組むことが重要であると認識し、さらなる雇用の場の創出に向け、積極的に取り組んでまいります。
○次に、福島水素エネルギー研究フィールド整備の取組状況について、ご報告いたします。
平成30年7月より順次、造成地の引渡しを行っており、プラント建設及び太陽光パネル設置工事が順調に進捗しております。10月には設置した機器から順に調整運転が開始しております。引き続き、遅滞無く工事等が進展するよう関係機関との連携に努めてまいります。
○次に、木材製品生産拠点整備事業の取組状況について、ご報告いたします。
11月29日に安全祈願祭が執り行われ、いよいよ建築工事に着手いたしました。立地場所である棚塩産業団地では、福島水素エネルギー研究フィールドや福島ロボットテストフィールドなど大規模工事が輻輳(ふくそう)しておりますので、安全管理、工事間調整等を徹底しながら事業を進めてまいります。
○次に、水産業共同利用施設の整備について、ご報告いたします。
10月25日に、国や県、漁業関係者等多くの関係者にご臨席いただき、落成式を執り行いました。
今回完成したのは、荷捌き施設、貯氷冷凍庫施設、海水取水ポンプ施設、上架施設で、指定管理者となった相馬双葉漁業協同組合により管理運営を行うこととしております。
請戸で水揚げし、請戸でセリを行い放射性物質の検査をし、上質の「請戸 常磐もの」を一日も早く全国へ届けるべく、水産業再生に向けて引き続き取り組んでまいります。
○次に、浪江産の花のPR活動について、ご報告いたします。
先般、開催されたラグビーワールドカップの釜石市会場の釜石市民会館でのファンゾーン会場において、浪江産のトルコギキョウを展示し、PR活動を行いました。
さらに、11月14日から24日に日光東照宮美術館で開催された、華道家の假屋崎省吾(かりやざきしょうご)氏の世界展では、浪江のトルコギキョウをふんだんにあしらった作品を製作、展示いただきました。
来年の東京オリンピック・パラリンピックでは、福島県産のトルコギキョウが活用される見通しとなっておりますので、引き続き、浪江産の花のPRと花き生産者の方々の支援を積極的に進めてまいります。
今日はここまで。