昨日レース当日の天気と馬場が気にかかるというようなことを書きましたが、最新の週間予報によれば、土曜は雨でも日曜は晴れる見込みということなので、馬場は稍重くらいには回復すると思います。心配した程悪化することはないようです。もっとも馬場が悪くなくても、昨日挙げた3頭は強いと思っています(タスティエーラについては、雨なら特に狙っておもしろい存在だと思っていましたが)。
今日は、共同通信杯と、弥生賞(ディープインパクト記念)・スプリングS・若葉Sのトライアル戦以外のレースをステップにして本番に臨んでくる、いわば「別路線組」の顔ぶれとその能力比較をしてみたいと思います。対象となるのは、すみれSを勝ったシャザーン、京成杯を勝ったソールオリエンス、きさらぎ賞を勝ったフリームファクシ、若駒Sを勝ったマイネルラウレアの4頭です(朝日杯2着のダノンタッチダウンは距離経験がないので対象から外します)。
今回の皐月賞に出走登録しているメンバーとの対戦成績で言うと、シャザーンは、すみれSでショウナンバシット(若葉S①)に勝っています(〇数字は着順です)。ソールオリエンスは、京成杯でセブンマジシャン(スプリングS⑥)とグラニット(同④)に勝っています。フリームファクシは10月のデビュー戦2着のときの話ですから参考程度ですが、グリューネグリーン(弥生賞⑧)には先着しましたが、ミッキーカプチーノ(ホープフルS1番人気⑤)にはクビ差で敗れました。最後に、マイネルラウレアは、若駒Sでワンダイレクト(弥生賞③)に勝っています。
ものさしになる「共通馬」がいないので、これだけでは力の差が判然としませんが、レースのレヴェルで言えば、おそらく 弥生賞 > スプリングS > 若葉S の順かと思いますので、4頭に無茶なランク付けをすれば、マイネルラウレアが最も力上位で、フリームファクシかソールオリエンス、シャザーンの順になるのではと想像しています。しかし、この4頭、前走がいずれも少頭数のレースだったので、今回内枠にでも入って揉まれる展開になったらどうなるかという心配はつきまといます(ソールオリエンスの京成杯が9頭で最も多く!、シャザーンのすみれSは何と6頭でした)。
参考までに4頭の前走の時計を並べておきます。
・マイネルラウレア 1/21 中京 良 2分02秒9 33.7
・フリームファクシ 2/05 中京 良 1分59秒7 34.2
・ソールオリエンス 1/15 中山 良 2分02秒2 34.5
・シャザーン 2/25 阪神 良 2分15秒5 33.1 ※距離2200
この4頭が、当日上位に食い込むのか。あまり推そうという感じはしませんが、それだけトライアル組の方が優勢は優勢なのだと思います。明日は、トライアルレースの時計をもとに、過去の上位馬との能力比較をしてみたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。今週もひきつづきがんばりましょう。