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レース展望と回顧、馬券術について

土曜重賞の展望 福島牝馬S

2023-04-19 | 予想

 桜花賞、皐月賞が終わって、今週はGⅠシリーズの谷間の週です。土曜は三場開催の福島でだけ重賞レースがあります。三場予想は年寄りにはきついのですが(笑)、これも少し「予習」して目星をつけておきたいと思います。

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 レースの特徴を先に申しますと(これはJRAのHPにありましたが)、芝の中距離戦でありながら!サンデーサイレンス系あるいはディープインパクト産駒が、連には絡めても勝つことはできない、という(福島らしい)「特異」なレースです。去年の1着馬は父リオンディーズで、2着馬は父オルフェーヴル(サンデー系)、3着は父ディープインパクトでしたし、その前はルーラーシップ産駒が連勝しています。今年も一頭リオンディース産駒がいますが(ストーリア)どうなるでしょうか。しかし、逆に言えば、サンデー系が連に絡むんだったら、単勝を買うなら別ですが、連複の軸にはできるので、変に神経質にならない方がいいかも知れません。

 それから、過去10年で3着以内に入った延べ30頭のうち、前走中山牝馬Sだった馬は半数の15頭を占めていますから、気にするなら、むしろこちらの方だと思います。今回該当する馬は、以下の5頭です。軸馬選びや穴馬探しは、ここからでしょう。

 ・ストーリア   (  2着 4歳 父リオンディーズ)

 ・クリノプレミアム(  5着 6歳 父オルフェーヴル)*去年2着(同年中山牝馬1着)

 ・スライリー   (  6着 5歳 父オルフェーヴル)*去年7着(同年中山牝馬4着)

 ・ウインピクシス (  8着 4歳 父ゴールドシップ)*福島2戦2勝

 ・エイシンチラー (13着 5歳 父リアルインパクト)*福島1戦1勝

 これに、他の人気薄の馬を結びつけられるかどうかだと思います。過去10年で三連に絡んだ10番人気以下の馬たちは、強いて言えば、年長(5歳以上)で前走3勝クラスで大負けして人気にならなかったように見受けられます。これに該当するのは、1頭、

 ストゥーティ( 7人気15着 5歳 父モーリス)

で、チューリップ賞3着から桜花賞7着、ローズS4着などの過去の戦歴を考えれば、ここでも十分通用しそうです。

 前走3勝クラスで大敗している組では、4歳馬ですが、ニシノラヴウインク(フラワーCでスタニングロースの2着)パーソナルハイ(同フラワーC6着、桜花賞6着、フローラS2着)も侮れない存在です。今回人気を下げているでしょうから、検討する価値はありそうです。いずれにしても、当日の福島の「わたり」の筋を読み違えないようにしないといけないと思います(三場だと、集中力が乱れるので、そこが困ります)。

 その他、相手候補としてはミスニューヨークやステラリア、ホウオウエミーズらの実績馬たちも当然入りますが、何か人気薄の馬を一緒に連れて来て、高配当を演出してくれないかと期待してます。

 ということで、日曜の東京・阪神の重賞とともに、翌週のGⅠ天皇賞(春)の資金にするためにも、このレースは是非当てておきたいと思っています。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。

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