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レース展望と回顧、馬券術について

日曜 東京GⅡ目黒記念の展望

2023-05-24 | 予想

 GⅢの目黒記念が日本ダービーのあとというのは、すっかり定着した感もありますが、私が競馬をおぼえ始めた頃は確か2月に施行されていたレースで、調べて見ると、ダービーと同じ日に行われるようになったのは2006年からのことのようです。この年のダービー馬は、現在は調教師の石橋守が乗ったメイショウサムソン(皐月賞と二冠)ですから、けっこう時が流れました。

 さて、ダービーデイの当日、どんな心境で目黒記念を迎えるのかわかりませんが、ダービーの負けを取り返そうなどとあまり熱くなっていないことを祈って(笑)、出走メンバーを眺めていこうと思います。

目黒記念【2023年5月28日東京12R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

目黒記念の過去10年データ、好走馬一覧(2023年5月28日東京12R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 いわずもがなの芝2500mのハンデ戦です。ハンデ戦では毎回思うのですが、この斤量設定が心憎いばかりで、いつも予想を戸惑わせます。まず、過去10年で3着以内に入った馬たちの斤量を調べると、以下のとおりです。

 ・58㌔     2頭

 ・57.5㌔   2頭

 ・57㌔     2頭

 ・56㌔     6頭 

 ・56.5㌔   2頭

 ・55㌔     5頭 

 54㌔     9頭 

 ・53㌔     1頭

 ・52㌔     1頭

 GⅠクラスで好走する牡馬は58㌔とか59㌔とか、当然負担重量が重くなります。それでも何でも強い馬は勝つのでしょうが、上の一覧をふまえると、狙うべきは次位から中位ハンデの馬たちとなるでしょう。該当する馬を並べると、

 〇56㌔:カントル、ゼッフィーロ、セファーラジエル、ダンディズム、バラジ、ライラック、レクセランス

 〇55㌔:なし(*55.5㌔ならばサリエラ)

 〇54㌔:フォワードアゲン、プリマヴィスタ、メイショウテンゲン

 次に、同じく過去10年3着以内馬たちのべ30頭の前走のステップレースで多いものを順に並べてみましょう。

 ・メトロポリタンS   7頭 

 ・日経賞        5頭 

 ・大阪ハンブルクC   4頭 

 ・新潟大賞典      2頭

 ・ダイヤモンドS    2頭

 長距離戦ですから、血統もポイントです。同じく過去10年の30頭で父系の多いものを順に並べてみます。

 ・ディープインパクト  6頭  

 ・キングカメハメハ   5頭 

 ・ステイゴールド    4頭

 ・ハーツクライ     3頭

 ・ゴールドシップ    2頭

 ・サンデーサイレンス  2頭

 最後に、「宮田式バイオリズム」のよい馬も並べてみます。数が多くて困りますが。

アリストテレス   4・6・0・11(※今回1着で5+6+0=11となり、等式成立。2・3着でも同様。以下略) 

   アーティット    4・1・4・2

  ウィンエアフォルク 4・1・1・21

  バラジ       4・3・3・5 

  プラダリア     2・2・2・3

  ライラック     2・1・1・5 

  ラストドラフト   2・3・2・16

〇 コトブキテティス  4・3・4・16

  サリエラ      3・1・0・4 

  ゼッフィーロ    4・3・2・0 

  ディアスティマ   5・2・3・5

  ヒートオンビート  4・8・4・7

  フォワードアゲン  4・4・1・18

  プリマヴィスタ   4・0・1・26

  メイショウテンゲン 2・3・2・18

  モズベッロ     4・4・1・17

 以上のデータをもとに、狙い馬を絞れば、前走メトロポリタンS組3着のゼッフィーロと6着のバラジあたりがいい感じです。牝馬では、前走日経賞4着のライラックと白富士Sを勝ったサリエラがいますが、56㌔と55.5㌔のハンデがどうなのか。牡馬なら2キロ増しの58㌔と57.5㌔に相当すると考えると、ちょっと躊躇してしまいます。

 おそらく当日「宮田式馬券術」をフル活用して予想しないとまず当たらないと思いますので、あとは当日の流れを読み、ダービーを獲って上機嫌で臨むレース予想にしたいものです。本日もお読みいただきありがとうございました。朝から快晴ですが、今日も一日がんばりましょう。

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