Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

週明け GⅠ安田記念の展望

2023-05-29 | 予想

 昨日の日本ダービーは皐月賞の1・2着が逆転し、レーン騎乗のタスティエーラが皐月賞の借りを返すかたちとなりました。1番人気の皐月賞馬ソールオリエンスは2着に敗れ、鞍上の横山武史は2年前エフフォーリアに騎乗して2着に敗れたのに続き、今回またしてもダービー制覇は叶いませんでした。久しぶりに大観衆を集めて行われたダービーでしたが、スタート後に現3歳世代最初のGⅠ馬ドゥラエレーデが落馬するし、2番人気のスキルヴィングは直線で失速してレース後に倒れ、何と急性心不全で死亡するという、大変痛ましいことになりました。スキルヴィングは自分が中心視していた馬でもあり、心配でいろいろと情報集めをしていたところ、“ウマ友”から急性心不全だと教えられました。青葉賞2着のハーツコンチェルトが3着だっただけに、同馬も無事に走れていたら……と想像してしまいます。関係者にはショックだったと思います。謹んでお悔やみ申し上げます。

 続く目黒記念は朝のブログで触れた「方程式」がうまくはまり、相手としてアーティットとディアスティマを取り換えていたので、一応馬券は獲れましたが、ダービーの悲劇が尾を引いて、うれしさは半分以下で一夜が明けた感じです。

 今度の日曜は春のGⅠシリーズの最終戦・安田記念ですが、ムードを一新させ、爽快な馬券にしたいところです。

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 去年はヴィクトリアマイル5着から臨んだ4歳牝馬(当時)のソングラインが勝ちました。ここ最近は5年続けて前走ヴィクトリアマイルを走った馬が連に絡んでいます。これは重要ポイントかも知れません。今年は、前年の覇者でもあるソングライン、ソダシ、ナミュールの3頭が参戦予定です。3頭の中では、連覇がかかるソングラインにも興味はありますが、前走ヴィクトリアマイルで同馬に頭差及ばず2着のソダシにより魅力を感じます。言わずと知れた人気・実力馬ですが、マイルCS以来の前走を叩いた上積みがありそうです。

 その他、GⅠ大阪杯を制したジャックドールのGⅠ連覇やドバイ帰りのセリフォスの具合、2年続けて3着以内に入っているシュネルマイスターが3年連続で連に絡めるかなど、有力馬に関する話題がいくつかあります。いつもは持ち時計の比較などをしながら中心馬を探すところですが、今回の実力上位の馬たちについては、コンマ差を比較し優劣をつけてもあまり意味がなく、ほとんど同等とみなすのがよいと思いますので、今日の段階では主要馬の宮田式バイオリズムだけをみておくことにします(宮田式バイオリズムについては後日また取り上げようと思っています)。

 〇イルーシヴパンサー  6・2・0・5 (※今回1着で7=2+0+5で等式成立など、以下略)

  インダストリア     4・1・0・4 

 △ウインカーネリアン  8・3・0・10   

 〇ガイアフォース    3・3・0・2

 〇ジャスティンカフェ  4・5・1・4

 〇ジャスティンスカイ  5・1・0・3

 △ジャックドール    8・2・0・4

  シャンパンカラー    3・0・1・1

  シュネルマイスター   5・3・1・5

 〇セリフォス      5・1・0・3

 〇ソウルラッシュ    5・1・1・7

  ソダシ          7・2・2・4 

 〇ソングライン     6・2・1・5

 Xダノンスコーピオン  4・0・2・4

 Xナミュール      3・2・1・4

 Xナランフレグ     6・5・4・19

  メイケイエール     7・0・0・8

  レッドモンレーヴ    5・2・0・2

 あまり荒れない予感もあるのですが、過去を振り返ると、8番人気以下の馬が3着以内に入る波乱要素のあるレースですので、明日は波乱を演出する穴馬探しをしてみたいと思います。

 本日もお読みいただきありがとうございました。今週は場合によっては梅雨入りするかも知れないという話もありますが、がんばっていきましょう。

 

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