まだ高松宮記念の余韻が残りますが、次の日曜には無理繰りのGⅠ大阪杯が控えています。GⅠに昇格して今年で7回目ですが、GⅡ産経大阪杯の時代から、GⅠ馬が出てきても、何となく上位人気同士で収まらず、意外に中位人気の馬ががんばるレースでしたが、その傾向(伝統)はGⅠになってからも続いていて、去年は個人的に中心視していたポタジェ(8番人気)が1着に来てくれて(単勝1.5倍のエフフォーリアがよもやの惨敗=9着)、まだ記憶に新しい感じがします。今年もまた的中するとうれしいのですが、好メンバーがそろって、高松宮記念同様、混戦になりそうです。
大阪杯【2023年4月2日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
大阪杯の過去10年データ、好走馬一覧(2023年4月2日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
GⅠ馬が5頭出走予定です。中でも、有馬記念3着のジェラルディーナと昨年の3歳牝馬二冠スターズオンアースの二頭は強力ですし、GⅡ馬でも、ヒシイグアスやジャックドールなどはGⅠレースで好走していて、いつGⅠタイトルをとってもおかしくない実力馬です。まず、この4頭は人気を集めそうです。しかし、狙うならば、その次のクラスの人気馬だと思うので、プログノーシスやラーグルフあたりがおもしろそうです。去年のポタジェもそうですが、サンデー系、父ディープインパクトの血統が毎年のように連に絡んでいるデータからは、プログノーシスが有力な一頭として浮上しますし、キラーアビリティも要警戒です(op初戦のノースザワールドまではどうでしょうか。そもそも出走できるのか?)。プログノーシスについては、最近のGⅠのトレンドとして、前走の金鯱賞が1着でなく、2着だったらベストだったのですが……。
念のため、今回の各馬の(宮田式)バイオリズムも確認しておきます。
・アラタ 5・1・3・10 ◎
・ヴェルトライゼンデ 4・4・2・3 △
・キラーアビリティ 3・1・0・5 ◎
・ジェラルディーナ 6・2・3・6 ◎
・ジャックドール 7・2・0・4 〇
・スターズオンアース 3・3・2・0 〇
・ダノンザキッド 3・2・4・5 〇
・ノースザワールド 4・9・2・8 ◎
・ノースブリッジ 6・1・0・5 X
・ヒシイグアス 7・5・0・4 X
・ヒンドゥタイムズ 6・3・3・7 〇
・プログノーシス 5・1・1・1 〇
・ポタジェ 6・4・2・8 △
・マテンロウレオ 3・2・0・5 X
・マリアエレーナ 5・4・3・6 X
・モズベッロ 4・4・1・15 △
・ラーグルフ 5・1・1・4 ◎
・ワンダフルタウン 3・1・1・6 ◎
モーリス産駒の有力馬たちに好バイオリズムの馬が目立ちますが、ディープインパクト産駒が席捲してきたこのレースで主役に躍り出るのか、それとも、やはりディープの血にはかなわないのか、週中の追い切り情報を待ちたいと思います。
ちなみに、高松宮記念の事後検証をすると、
・トウラヴェスーラ 4・5・0・17 △
・ナムラクレア 4・2・3・2 ◎
・ファストフォース 6・5・1・16 X
ですので、まあ過度の信頼は禁物ですが、この程度くらいはと思って、参考にしていただければ幸いです。
さて、どの馬が抜け出すか楽しみです。今日もお読みいただきありがとうございました。今週もまたがんばりましょう。
<追記>プログノーシスは5日前に回避を決めていたようです。アンテナが低くてすいません。JRAの出走登録馬と競馬ラボには残っていたので迂闊なことを書いてしまいました。
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