Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4/25(木) 香港チャンピオンズデーを少々

2024-04-25 | 海外競馬

 

 

(2003年、有馬記念をシンボリクリスエスで連覇したペリエ騎手)
 
 ついにペリエ騎手も引退ですかぁ。時代を感じますねぇ。凱旋門賞3連覇や有馬記念3連覇もすごいことですが、ルメールさんを日本に誘ってくれたのはペリエですから。日本競馬への貢献もはかりしれません。今日25日の騎乗が最後とのことですが、本当にお疲れさま、ありがとうと言いたいです。
 
 さて、今日は日曜の香港チャンピオンズデーのレースを検討してみようと思います。日本で馬券発売があるのは、5RチェアマンズSP、7Rチャンピオンズマイル、8Rクイーンエリザベス2世CのGⅠ3レースで、いずれにも日本馬が参戦しますが、パッと見、香港馬に強敵ぞろいで、おいそれとは勝たせてもらえない感じです。クイーンエリザベス2世Cは、日本馬のプログノーシスを応援を兼ねて狙いたいところですが、ロマンチックウォリアーはかなりの強敵ですし、チャンピオンズマイルにも難攻不落のゴールデンシックスティがいます。唯一「鉄板」が存在しなさそうなのは、チェアマンズSPでしょうか。ここはカリフォルニアスパングルなど強い馬がいますが、距離1200で紛れもありそうですので、このレースだけ狙ってみようかと考えています。
 
 まずは(と言ってもこれくらいしかありませんが)、過去4年の3着以内馬の血統を見てみます。過去3年にしたかったのですが、2022年と2021年の3着以内が同一馬・同着順なもので……。
*ND=ノーザンダンサー系 TT=ターントゥ系 Rロベルト系 MP=ミスタープロスペクター系 
 
<2023年>
1⃣ラッキースワイネス(HK):父Sweynesse(TT)/母父Red Clubs(R)
2⃣クーリエワンダー(HK):父Sacred Falls(ND)/母父Savabeel(TT)
3⃣ウェリントン(HK):父All To Hardダンチヒ系=ND)/母父More Than Ready(ヘイロー系=TT
<2022年・21年>
1⃣ウェリントン(HK):父All To Hardダンチヒ系=ND)/母父More Than Ready(ヘイロー系=TT)
2⃣コンピューターパッチ(HK):父Exceed And Excelダンチヒ系=ND)/母父Hussonet(MP)
3⃣スカイフィールド(HK):父Deep Field(ND)/母父O'Reilly(ND)
<2020年>
1⃣ミスタースタニング(HK):父Exceed And Excelダンチヒ系=ND)/母父Dayjurダンチヒ系=ND)
2⃣ビッグタイムベイビー(HK):父Dandy Manダンチヒ系=ND)/母父Tobougg(サドラーズウェルズ系=ND)
3⃣サンクスフォーエバー(HK):父Duporth(R)/母父Exceed And Excelダンチヒ系=ND)

 ご覧のとおり、ノーザンダンサー系の、中でもダンチヒ系が際だっています。これはこの血脈に乗らないわけにはいきません。今回の出走メンバーで該当するのは、以下の馬たちです。

カリフォルニアスパングル:父Starspangledbannerダンチヒ系=ND)/母父High Chaparral(サドラーズウェルズ系=ND)
サンライズロナウド:父ハービンジャーダンチヒ系=ND)/母父アドマイヤベガ(サンデーサイレンス系)
インビンシブルセージ:父Thronumダンチヒ系=ND)/母父Hinchinbrookダンチヒ系=ND)
ビクターザウィナー:父Toronado(サドラーズウェルズ系=ND)/母父Cape Crossダンチヒ系=ND)
ビリービング:父Mehmas(ND)/母父Kodiac(ダンチヒ系=ND)
 

 日本馬のマッドクールも父系がNDですから可能性なしではないと思いますが、12月の香港スプリントの走りからすると、中心視はできない感じです。「一発」を狙うなら、血統的には、むしろサンライズロナウドの方が怖いかも知れません。

 最後に一応宮田式バイオリズムも確かめておきます。

ハウディープイズユアラブ   5・4・4・6
  ビリービング         4・3・2・6
 リトルブローズ          2・2・1・4
〇カリフォルニアスパングル    13・6・2・4
 ビクターザウィナー        7・2・1・5
 フライングエース          6・3・4・6

 マッドクールに期待したいところですが、ビクターザウィナーでいい気がします。高松宮記念ではマッドクールの3着に敗れましたが、今度は地の利もありますし、ドバイのアルクオーツスプリントをレコード勝ちしたカリフォルニアスパングルを逆転できるのは、この馬かインビンシブルセージのどちらかではないかと思います。インビンシブルは前走GⅡ香港スプリントC2着の4歳馬で勢いを感じますが、血統的にダンチヒの血が濃すぎるところが逆に引っかかるので、一枚評価を下げます。相手は当然、カリフォルニアやラッキーウィズユーらですが、伏兵は、4歳のハウディープイズユアラブでしょうか。日本馬のサンライズロナウドの突っ込みも穴目でそれなりに警戒しています。

 ということで、自信はありませんが、

ビクターザウィナー ○インビンシブルセージ ▲ハウディープイズユアラブ △サンライズロナウド 

でまとめてみます。

 レースの発走時刻は日本時間の日曜15:50なので、天皇賞が終わるとすぐです。天皇賞に続いて、連続して当てられるといいのですが、どうなりますか。

 本日もお読みいただきありがとうございました。明日は土日の重賞出走馬たちの追い切り情報を集めてみます。今日も一日無事に終わりますように。


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