今週の平地重賞は月・火で検討した2レースですので、今日は重賞競走ではない土曜のレースからねらいの鞍をピックアップしてみます。京都のメイン都大路Sに4歳の実力馬ファントムシーフが出て来ます。世代間の力関係で、今年の4歳が例年ほどには強くないという仮定が当てはまれば、ここも人気になってコケるような場面があるかもしれません。配当的に妙味がありますので、過去10年の傾向(中京開催の2年間を除く)などを見ながら、このレースを簡単に検討してみます。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇大阪城S 4頭(ピンハイ①12着 フォワードアゲン⑫9着)
〇六甲S 4頭(ワールドウインズ⑫2着)
〇ダービー卿CT 3頭(アルナシーム⑨9着)
〇読売マイラーズC 2頭(リューベック⑫14着)
〇谷川岳S 2頭(*該当なし)
ちなみに、間隔で言えば、中9週①と中5・6週②が比較的多く、①には 大阪城S組の2頭とプライドランド、②には 六甲Sとダービー卿CT組の計2頭 が該当します。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 4頭 〇5歳 9頭 〇6歳 8頭 〇7歳以上 3頭
/〇牝馬 2頭 〇騸馬 1頭
4歳が劣勢で、人気になっても意外に走らない例が目につくので、ファントムシーフも「危険な人気馬」になりかねません。
3)血統
父サンデーサイレンス系/母父ノーザンダンサー系が最適という印象です。中でも近年は父ステイゴールド系が要注意です。父ハービンジャーも近5年で勝ち馬が2頭出てますので、この点では、ファントムシーフもやれそうな感じはあります。
※ノーザンダンサー系= 、サンデー系= 、ミスプロ系= 、ボールドルーラー系=
・セオ :父スピルバーグ(父ディープ)/母父Oasis Dream
・ダノンティンパニー:父ディープインパクト/母父Marju
4)宮田式バイオリズム◎
・ピンハイ 2・2・1・6
・ファントムシーフ 3・0・2・3
5)結 論
1800の持ち時計上位は、去年10月の京都・カシオペアSを勝ったアルナシームの1分44秒7(34.4)と、同2着のピンハイ1分44秒8(34.3)で、以下、ショウナンマグマ、アウスヴァール、セオが続くといったところです。馬体が戻っていればピンハイですが、カシオペアSの勝ちに敬意を表して、アルナシーム中心でいいのではないかと思います。1800は4・1・0・3と最も得意とする距離です。斤量58㌔がどうかだけでしょう。相手は、もちろんピンハイ以下、持ち時計上位の馬たちとファントムシーフですが、リューベックやダノンティンパニーも、まだ見限るのは早計かなと思います。一変期待の穴馬はセントカメリアでしょうか。
ということで、今日は、
◎アルナシーム 〇ピンハイ ▲セントカメリア △ショウナンマグマ
でまとめておきます。
あと、土曜は新潟9Rに直千のはやぶさ賞(1勝C)が組まれていて、こちらも楽しみですが、外枠優勢のレースですので、こちらは枠番が決まってからにします。今のところはドナヴィーナスとルクスパラディあたりに印を付けていますが……。
本日もお読みいただきありがとうございました。明日は一日お休みにして、金曜の追い切り情報から再開します。どうか一日穏やかにお過ごしください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます