昨日はヴィクトリアMを検討しましたが、GⅠ馬はナミュールだけとか書いてしまって、後から考えたら、スタニングローズもGⅠ秋華賞を勝ってたなあと思い出しまして、訂正いたします。
今日は安田記念の前哨戦・京王杯SCを見てみます。近年は次のレースまでに間隔を空ける傾向があるので、安田記念まで中2週のこのレースはけっこうタイトと見て避けるせいか、ここを叩いて、次の安田記念で連対したのは、2017年の1着サトノアラジンと3着レッドファルクス以来ありません。私的な印象としては、サトノアラジンがそうでしたが、久々のここを人気になって負けた馬の方が、本番の安田記念で好走するイメージがあります。今年は去年の1~3着馬が揃って出て来ますが、どうなるでしょうか。過去10年のデータから検討してみます。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇高松宮記念 12頭(トウシンマカオ④6着 ウインマーベル⑧12着)
〇ダービー卿CT 6頭(ダディーズビビッド⑫5着 グランデマーレ⑭15着)
〇東京新聞杯念 4頭(*該当なし)
〇読売マイラーズC 3頭(ソーヴァリアント⑦5着)
〇京都牝馬S 2頭(*該当なし)
ちなみに、間隔で言えば、中5・6週が集中して多く、高松宮記念組・ダービー卿CT組が該当します。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 10頭 〇5歳 11頭 〇6歳 5頭 〇7歳以上 4頭
/〇牝馬 3頭 〇騸馬 2頭
3)血統
ロードカナロア産駒が4年連続で連対中(三連)です。あとは、父ディープインパクト(DI)系/母父ノーザンダンサー系に注意というところでしょうか。この2パターンの血統で該当馬を拾ってみます。
※ノーザンダンサー系= 、サンデー系= 、ミスプロ系= 、ボールドルーラー系=
・グランデマーレ:父ロードカナロア/母父ネオユニヴァース
・ダノンスコーピオン:父ロードカナロア/母父Sligo Bay
・メイショウチタン:父ロードカナロア/母父マイネルラヴ
・リュミエールノワール:父ロードカナロア/母父ディープインパクト
・レッドモンレーヴ:父ロードカナロア/母父ディープインパクト
・カルロヴェローチェ:父シルバーステート(DI)/母父ロックオブジブラルタル
・スズハローム:父サトノダイヤモンド(DI)/母父ローレルゲレイロ
・ダディーズビビッド:父キズナ(DI)/母父フレンチデピュティ
・スズハローム:父サトノダイヤモンド(DI)/母父ロックオブジブラルタル
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①高松宮記念組vsダービー卿CT組:中でも芝1400op勝ちのある馬が好走
②前走の4角通過順3~5番手:前過ぎず後ろ過ぎずが吉
③ロードカナロア産駒に大注目:逆に父ノーザンダンサー系は不振
条件全てをクリアする馬はいませんが、①②でダディーズビビッド、①③でグランデマーレが浮上します。あとは、高松宮記念組のトウシンマカオとウインマーベルといったところでしょうか。
5)宮田式バイオリズム◎
・ダディーズビビッド 4・5・3・13
・トウシンマカオ 6・1・2・8
・バルサムノート 3・1・1・6
・プルパレイ 3・3・0・14
6)結 論
去年1~3着のレッドモンベール、ウインマーベル、ダディーズビビッドが有力どころと見ます。距離実績を考えたらウインマーベルですが、ここでは、JRAのデータ分析と宮田式バイオリズムがいいダディーズビビッドをあえて中心視してみます。レッドモンレーヴはここを叩いての次走がねらいでしょう。相手としては、当然ウインマーベルが対抗〇の評価ですが、復活が待たれるダノンスコーピオン、東京1400がベスト条件のメイショウチタンと、4歳ではバルサムノートあたりでしょうか。グランデマーレも穴で一考の価値がありますが、リュミエールノワールはやや足らない印象です。どこまで上位に食い込めるでしょうか。
ということで、今日のところは、
◎ダディーズビビッド 〇ウインマーベル ▲グランデマーレ △バルサムノート
でまとめておきます。
連休明けは雨模様ですが、外では若葉が薫っています。今週も無事にお過ごしください。本日もお読みいただきありがとうございました。
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