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レース展望と回顧、馬券術について

5/ 7(火) 京王杯SCの展望

2024-05-07 | 分析
 昨日はヴィクトリアMを検討しましたが、GⅠ馬はナミュールだけとか書いてしまって、後から考えたら、スタニングローズもGⅠ秋華賞を勝ってたなあと思い出しまして、訂正いたします。
 
 今日は安田記念の前哨戦・京王杯SCを見てみます。近年は次のレースまでに間隔を空ける傾向があるので、安田記念まで中2週のこのレースはけっこうタイトと見て避けるせいか、ここを叩いて、次の安田記念で連対したのは、2017年の1着サトノアラジンと3着レッドファルクス以来ありません。私的な印象としては、サトノアラジンがそうでしたが、久々のここを人気になって負けた馬の方が、本番の安田記念で好走するイメージがあります。今年は去年の1~3着馬が揃って出て来ますが、どうなるでしょうか。過去10年のデータから検討してみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇高松宮記念    12トウシンマカオ④6着 ウインマーベル⑧12着)
 〇ダービー卿CT  6頭ダディーズビビッド⑫5着 グランデマーレ⑭15着 
 〇東京新聞杯念   4頭(*該当なし
 〇読売マイラーズC  3頭ソーヴァリアント⑦5着
 〇京都牝馬S     2頭*該当なし)
 
 ちなみに、間隔で言えば、中5・6週が集中して多く、高松宮記念組ダービー卿CT組が該当します。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳 10頭   〇5歳 11頭   〇6歳 5頭   〇7歳以上 4頭    
/〇牝馬 3頭   〇騸馬  2頭    
 
3)血統
 ロードカナロア産駒が4年連続で連対中(三連)です。あとは、ディープインパクト(DI)系/母父ノーザンダンサー系に注意というところでしょうか。この2パターンの血統で該当馬を拾ってみます。
※ノーザンダンサー系=  、サンデー系=  、ミスプロ系=  、ボールドルーラー系=  
 
 ・グランデマーレ:ロードカナロア/母父ネオユニヴァース
 ・ダノンスコーピオンロードカナロア/母父Sligo Bay
 ・メイショウチタン:ロードカナロア/母父マイネルラヴ
 ・リュミエールノワール:ロードカナロア/母父ディープインパクト
 ・レッドモンレーヴ:ロードカナロア/母父ディープインパクト
 
 ・カルロヴェローチェ:シルバーステート(DI)/母父ロックオブジブラルタル
 ・スズハローム:サトノダイヤモンド(DI)/母父ローレルゲレイロ
 ・ダディーズビビッド:キズナ(DI)/母父フレンチデピュティ
 ・スズハローム:サトノダイヤモンド(DI)/母父ロックオブジブラルタル
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①高松宮記念組vsダービー卿CT組:中でも芝1400op勝ちのある馬が好走
 ②前走の4角通過順3~5番手:前過ぎず後ろ過ぎずが吉
 ③ロードカナロア産駒に大注目:逆に父ノーザンダンサー系は不振
 
 条件全てをクリアする馬はいませんが、①②でダディーズビビッド、①③でグランデマーレが浮上します。あとは、高松宮記念組のトウシンマカオウインマーベルといったところでしょうか。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・ダディーズビビッド  4・5・3・13
 ・トウシンマカオ    6・1・2・8
 ・バルサムノート    3・1・1・6
 ・プルパレイ      3・3・0・14
 
6)結 論  
 去年1~3着のレッドモンベールウインマーベルダディーズビビッドが有力どころと見ます。距離実績を考えたらウインマーベルですが、ここでは、JRAのデータ分析と宮田式バイオリズムがいいダディーズビビッドをあえて中心視してみます。レッドモンレーヴはここを叩いての次走がねらいでしょう。相手としては、当然ウインマーベルが対抗〇の評価ですが、復活が待たれるダノンスコーピオン、東京1400がベスト条件のメイショウチタンと、4歳ではバルサムノートあたりでしょうか。グランデマーレも穴で一考の価値がありますが、リュミエールノワールはやや足らない印象です。どこまで上位に食い込めるでしょうか。
 ということで、今日のところは、
 
 ダディーズビビッド 〇ウインマーベル ▲グランデマーレ △バルサムノート 
 
でまとめておきます
 
 連休明けは雨模様ですが、外では若葉が薫っています。今週も無事にお過ごしください。本日もお読みいただきありがとうございました。

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