▲1年前、京都2歳Sを制したシンエンペラー 今年は凱旋門賞に挑む
凱旋門賞の日が近づいてきました。前走のアイリッシュCSで3着だったシンエンペラーが、日本馬としてただ一頭参戦します。はたして日本競馬界悲願のタイトルを獲れるかどうか。今日はこの凱旋門賞を検討してみます。
といっても、毎度のことながら、血統くらいしか評価の方法を持ち合わせていません。去年のブログでは、以下のとおり、父系サドラーズウエルズで挙げた4頭が1~3着に入りました。より正確に言えば、サドラーズウエルズの孫にあたるフランケルの子と孫で3着までを独占したかたちです。
・フリーウインド ⑩人気13着(父ガリレオ=サドラーズウエルズの子)
・オネスト ⑬人気3着 (父フランケル=サドラーズウエルズの孫)
・ウエストオーバー ②人気2着 (父フランケル=同上)
・エースインパクト ①人気1着 (父クラックスマン=フランケルの子=サドラーズウエルズの玄孫)
過去の上位馬の血統を見ても、この血脈が優位なのは明らかです。
他にも凱旋門賞の血統傾向を取り上げているサイトはありますし、同じ手法で「二番煎じ」の感は拭えませんが、今年もこの血統で該当馬を拾ってみるのが、当たり馬券の近道と思います。ということで、父系にサドラーズウエルズ(SW)の血脈をもつ馬を挙げてみると、去年より多くなりますが、以下の9頭が該当します。
〇キプリオス :父Galileo(SWの子)
〇セヴェナズナイト :父Camelot(SWの孫)
〇ルクセンブルク :父Camelot( 〃 )
〇サンウェイ :父Galiway( 〃 )
〇デイラマイル :父Camelot( 〃 ) 〇デリウス :父Frankel( 〃 )
〇ファストトラッカー:父Churchill( 〃 )
〇ロスアンゼルス :父Camelot( 〃 )
〇ブルーストッキング:父Camelot( 〃 ) 母系では、アルリファー、セヴェナズナイト(上にも名前あり)、コンティニュアス、シンエンペラーなども母父にGalileo(SWの子)がいますが、ここでは数が増えるので名前だけにしておきます。
参考までに、宮田式バイオリズムがよさそうな馬の名前も挙げておきましょう。
・アヤザーク 6・4・3・7
・ファンタスティックムーン 7・3・1・2
・アルリファー 3・4・0・2
・キプリオス 13・2・0・2
・セヴェナズナイト 5・2・1・7
・コンティニュアス 5・1・2・3
・マルキーズドゥセヴィニエ 8・6・1・2
・シンエンペラー 2・2・2・1
・デイラマイル 1・2・2・3
・デリウス 3・1・1・0
・ファストトラッカー 3・0・1・3
今年は比較的頭数も多く、絞り込むのが難儀ですが、血統とバイオリズムからは、キプリオス、セヴェナズナイト、デイラマイル、デリウス、ファストトラッカーの5頭です。この中から中軸を選ぶとすれば、デリウスがおもしろそうです。前走のニエル賞は勝ったソジーに力負けでしたが、仏ダービー馬のルックドゥヴェガには先着しました。位置取りや鞍上によるでしょうが、十分上位に残れる器と見ます。相手には、血統で名前が上がった馬たちに、当然、アイリッシュCSで底力を見せて3着の日本馬シンエンペラーも加えなければならないでしょう。個人的には同4着のロスアンゼルスの方が気になっていますが。あとは、エクリプスSでシティオブトロイと0.2秒差の2着だったアルリファーでしょうか。まとめると、
◎デリウス 〇ロスアンゼルス ▲シンエンペラー △デイラマイル……
人気になりそうなソジーはもちろん押さえますが、ルックドゥヴェガともども、相手までにしておこうと思います。ちょっと狙いすぎかも知れません(笑)。
本日もお読みいただきありがとうございました。季節の変わり目です。くれぐれも体を冷やしませんように。
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