正月3日開催が終わって、冬の中山開催もあと2週となりました。日曜はどうも雨予報なのですが、3歳世代の重要レース、京成杯・芝2000mがあります。クラシックにはあまり直結しないレースですが(2018年の1着馬ジェネラーレウーノが皐月賞で8番人気3着/同2着馬のコズミックフォースがダービーで16番人気3着くらいです)、今年の3歳世代には、まだコレという強者が姿を見せていない気がするので、先月のホープフルSなどと比較しながら今後を占う意味で、注目の重賞レースだと思います。
去年はホープフルS11着から中2週で臨んだ6番人気のオニャンコポンが勝って、3連複56,610円、三連単323,010円もついて大荒れでしたが、過去10年間では1・2番人気馬が連に絡む堅めのレースとして推移してきました。今年はどうなるでしょうか。
京成杯の過去10年データ、好走馬一覧(2023年1月15日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
前走でGⅠ・GⅡレースに出走したセブンマジシャンやシルヴァーデュークらに加え、11月の新馬勝ちで臨んでくるソールオリエンスに人気が集まりそうな感じです。確かにこのソールOは、まだ1戦しかしていませんが、強そうには見えます。京成杯の過去の勝馬らも含め、人気上位が予想される主な馬たちの前走のタイム比較をしてみると、どうなのでしょうか(〇数字は着順、±は勝馬か2着馬との差、( )は当該レースの上がり最速時計、[ ]は自身のそれまでの上がり最速時計です)。
・ソールオリエンス 11/13東京新馬① 1分50秒8 ±0.0 33秒3(33秒2=2着馬)[33秒3東京]
・セブンマジシャン 12/28中山GⅠ⑥ 2分01秒9 +0.4 34秒7(34秒3=3着馬)[34秒7中山・阪神]
・シルヴァーデューク 11/12阪神GⅡ④ 1分33秒6 +0.4 34秒4(33秒1=2着馬)[33秒9東京]
・グラニット 12/18阪神GⅠ⑩ 1分34秒9 +1.0 37秒0(35秒2=2着馬)[34秒0新潟]
・シャンパンカラー 11/27東京1勝① 1分34秒6 ±0.0 33秒9(33秒1=3着馬)[33秒4東京]
・シーウィザード 12/28中山GⅠ⑨ 2分02秒1 +0.6 35秒3(34秒3=3着馬)[33秒4新潟]
〇オニャンコポン 【21年】12/28中山GⅠ⑪ 2分01秒7 +1.1 36秒8(35秒1=7着馬)[33秒7東京]
〇グラティアス 【20年】10/24東京新馬①稍 2分06秒2 −0.2 34秒2(34秒2=同馬)[34秒2東京]
〇クリスタルブラック 【19年】12/15中山新馬① 1分53秒2 −0.2 34秒4(34秒4=同馬)[34秒4中山]
距離もまちまちですので一概に比較といっても単純ではありませんが、去年勝ったオニャンコPの前々走=百日草特別・東京2000の以下の時計と比べても、ソールOの実力の程は確かだと思います。
〇オニャンコポン 11/07東京1勝① 2分02秒7 ±0.0 33秒7(33秒1=2着馬)
週の初めで、枠も決まっていませんし、追い切りの具合もわかりません。当日雨で重馬場になったらどうかというのもありますが、現時点では、勝つまではどうかと思いますが、ソールオリエンスが軸馬でいいんじゃないかと考えています。
明日以降も土日のレースの検討をしていきます。
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