夏競馬は福島開催が終わり今度の土日から新潟のロング開催に移行します。今日は真夏の直線競馬としてすっかり定着した感じのする新潟日曜のメインレース、アイビスサマーダッシュの予習をしてみようと思います。
その前に昨日の反省ですが、福島メインの安達太良Sは馬体を戻したチェイスザドリームがうまく抜け出してくれてよかったのですが、中京記念の方は、朝方の曖昧な予想が吉とならず、258枠強勢と読んで狙った5枠のウイングレイテストは、ルージュスティリア(こちらも258枠の8枠!)にハナ差交わされ4着でした。もうちょっとでしたねぇ。舞台が新潟に替わりますので、気分を換えていきたいところです。
アイビスサマーD【2023年7月30日新潟11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
アイビスサマーダッシュの過去10年データ、好走馬一覧(2023年7月30日新潟11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
さて、新潟競馬特有のこの直線競馬ですが、かなり特異なレースであることは間違いありません。JRAのHPを眺めていたら、データ分析におもしろいことが書いてありましたね。
血統傾向を見ると、父サンデー系の馬は一頭も勝っていないが、母父がサンデー系だった馬は過去10年で6勝、うち5勝はここ5年の話で、いずれも母父が芝2400メートル以上のGⅠ(海外G1含む)馬だった。(データ分析:アイビスサマーダッシュ 今週の注目レース JRA)
ダートで転戦していた馬が新潟の直線競馬で一変することは珍しくありませんので、「一息」で走り切る持続力の脚が必要と考えれば、近年母父のサンデー系のステイヤー血脈がこのレースでプラスに出ているというのは偶然ではないと思います。今回の出走メンバーで該当するのは、以下の5頭です。
・牝5オールアットワンス:母父ディープインパクト、去年22年は6着だが、その前年21年は1着。
・牝6サトノファビュラス:母父ディープインパクト。
・牝5スティクス:母父ネオユニヴァース、去年5着。
・牡5メディーヴァル:母父ディープインパクト。
・牡8ライオンボス:母父ステイゴールド。去年22年は10着だが、19年1着、20・21年連続2着。
過去10年で3着以内に入った馬の性齢も確認しておきましょう。
〇3歳:4頭 〇4歳:5頭 〇5歳:14頭 〇6歳:3頭 〇7歳:4頭
ですので、5歳馬が中心です。牝馬は18頭ですから、「夏は牝馬」の格言が格段に当てはまるレースと見てまちがいありません。ねらいは5歳牝馬ということになるでしょうか。
前走のステップレースはJRAのHPの分析を転用します。
〇韋駄天S 11頭 〇CBC賞 4頭 〇函館SS 4頭 ……
今回のメンバーで該当するのは、韋駄天S組のみですが(〇数字は着順です)、
ファイアダンサー②、トキメキ③、レジェーロ⑥、スティクス⑦、シンシティ⑪、ライオンボス⑬、スワーブシャルル⑭
ですが、同レースを走った後に、もうひとつ別のレースに出走しているメディーヴァル①とマウンテンムスメ⑨を含めると、計9頭を該当馬と見てよいでしょう。
最後に、昨日はヒットしませんでしたが、宮田式バイオリズムが◎の馬を確認しておきます。
・オリアメンディ 1・0・1・24 (※今回1着で2+0+1=24/8 で等式成立、以下略)
・ジャングロ 4・2・1・2
・シンシティ 4・1・3・9
・ステラダイヤ 2・1・3・11
・ヤマトコウセイ 4・0・2・7
・ロサロッサーナ 2・1・1・11
新潟の直線競馬は、すでに周知のことですが、外枠が断然有利というのがあります。まだ枠順がわかりませんので、馬の実績や能力だけでは判断がつきません。5歳牝馬を狙うなら、オールアットワンスとファイアダンサーですが、前者は1年ぶり、後者は前走51㌔で今回55㌔というのがやや微妙な感じです。今の段階では、6歳馬ですが、去年4着だったレジェーロか、母父ディープのサトノファビュラスあたりに一応の目印をつけておこうと思います。いずれにしてもまだ「霧の中」です。枠順が決まってから、もう一度検討することにします。
本日もお読みいただきありがとうございました。関東も梅雨明けして、一週間雨もないような予報です。なるべく涼しいところでお過ごしくださいませ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます