土曜の今日、JRAの重賞レースはありませんが、東京競馬のメインレース、ジューンステークスには波乱の予感がします。芝2400のハンデ戦ですし、昨日の梅雨入りで良馬場での競馬は見込めません。加えて、東京競馬の11・12Rは先週までもう5開催日連続して1番人気馬が3着以内に入るという堅いレースが続いていますから、そろそろ途切れるタイミングではないかと思われます。
ジューンステークスの馬柱【2023年6月10日東京11R】 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
ジューンステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年6月10日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
では、今朝の前売オッズを見ながら、枠番人気とねらい馬を並べてみます。〇数字は単勝人気順です。
6/10(土) 東京11R 3勝クラス ジューンS 芝2400ハンデ
〇1番人気枠=8枠 キングズパレス①
〇2番人気枠=7枠 サクセスシュート② ワイドエンペラー③
〇3番人気枠=4枠 シュトルーヴェ④ ロードプレジール⑩
〇4番人気枠=2枠 ヒシゲッコウ⑥
〇5番人気枠=5枠 サンセットクラウド⑦
〇6番人気枠=6枠 タイムオブフライト⑧
〇7番人気枠=1枠
〇8番人気枠=3枠 ダノングロワール⑫
8枠のキングズパレスが1番人気になっています。東京は5回走って1・4・0・0の成績ですから、ここは大崩れするようには見えません。「鬼門の1番人気」がこの馬には当てはまらないかもしれません。軸で堅そうなのは、7枠の2頭でしょうか。特に、ルメールさんが乗って3番人気ならば、1㌔軽く2番人気になっている4歳のサクセスシュートよりも、ワイドエンペラーの方に妙味がありそうです。普通に考えれば、この3頭を力上位と見るのが妥当です。しかし、そこは雨馬場の長距離ハンデ戦ですから、波乱の余地も考えておくべきです。狙っておもしろいのは、5枠のサンセットクラウドでしょう。前走はメンバーにやや恵まれた感じもしますが、内を突いて持続力のある末脚を見せてくれました。何と言っても、ここは258枠が5番人気以内に収まっている例のケースですので、「天のシグナル」にしたがう手ではないかと思います。
ということで、一応、今日の東京競馬の展開を考えて、本命筋の場合には、ワイドエンペラー、荒れ筋の場合にはサンセットクラウドの両睨みでいこうと思っています。相手は、昨日の宮田さんの話ではありませんが、ダート戦で鍛えられて芝に戻ってきたダノングロワール⑬や、前走不良馬場で2着したロードプレジール⑨など、人気薄の馬まで押さえておこうと思います。3年前の2020年、不良馬場で行われた本レースで、勝ったのは3番人気のサンレイポケットでしたが、2・3着には10・13番人気が突っ込んで大波乱となったことがあります。
蛇足を言えば、もし、この東京11Rで1番人気馬が連に絡めば、続く12Rはますます1番人気には「鬼門のレース」になりそうですから、現在人気になっている8枠16番のギョウネンはかなり「危ない1番人気」だということを、最後に念押ししておこうと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。
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