Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

8/ 7(水) 小倉記念の展望

2024-08-07 | 分析
 昨日は株価が反転上昇して、市場に少し安堵感が漂いました。株価が下落したときに大損しないように自動売りの設定をしている投資家も多いようなので、売りが加速したのは、そのせいもあるんでしょうが、それにしても、この乱高下には驚かされます。ひょっとして、どっかの「大株主」がしかけたんじゃないかと疑ってしまいます。いますよね、為替相場にも介入する最強の「大株主」……(笑)。
 
 さて、今日は夏の小倉競馬伝統の小倉記念を検討しますが、今年は何と中京開催になってしまって……。中京記念を小倉でやって、小倉記念が中京ですからねぇ。これって、どうにかならんのですかね。過去に小倉競馬場以外で小倉記念をやったことはなかったと思うので、過去のデータが通用するのかどうかわかりませんが、中京芝2000mの傾向を加味しながら、過去10年の3着以内馬のデータを振り返ってみます。
 
 
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬 
 ・58㌔     1頭
 ・57.5㌔   2頭
 ・57㌔     4
 56.5㌔   1頭
 ・56㌔     5頭コスタボニータ レッドランメルト
 55㌔     4頭
 ・54㌔     7頭ヴェローナシチー シリウスコルト
                テーオーシリウス メモリーレゾン
 53㌔     4頭 コスモカレンドゥラ セントカメリア
                ファユエン
 ・52㌔     1頭
 ・51㌔     1頭 
 
 
 中位ハンデ(53~56㌔)の馬が3分の2を占めていますので、ねらいは当然このあたりでしょう。最も重い58.5㌔のディープモンスターと最も軽い49㌔のハギノメーテルには、データ上苦しいレースです。
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇七夕賞     5リフレーミング③5着 レッドランメルト⑫6着
 〇鳴尾記念    4頭ディープモンスター④5着)   
 〇エプソムC   3頭   
 〇マーメイドS  3頭ファユエン⑮4着 セントカメリア⑦6着 コスタボニータ③10着
 〇天皇賞・春   2頭   
 〇中日新聞杯   2頭 
 
 ちなみに前走との間隔としては、中7・8週中3・4週が多く、に該当するのがマーメイドS組、に該当するのが七夕賞組です。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:1頭  〇4歳:10頭  5歳:10頭 〇6歳:7頭  〇7歳:2頭
/〇牝馬:5頭 〇騸馬:6頭
    
4)血統
 小倉なら母系のディープインパクトないしノーザンダンサー系(ND)あたりが近年のトレンドですが、今回は中京なので、中京芝2000の血統傾向としては父系がハービンジャー(ND)、ハーツクライ、ディープインパクト、ノヴェリストなどでしょうか。ここでは、3頭を挙げておきます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・コスモカレンドゥラ:父ノヴェリスト(スクリーンヒーロー)/母父アグネスタキオン(サンデー)
 ・テーオーシリウス :ジャスタウェイ(ハーツクライ)/母父シンボリクリスエス(Krs's)
 ・リフレーミング  :キングヘイロー(Lyphard系)/母父バトルプラン(Fappiano系)
 
5)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①中7週以上の馬が好走
 ②過去6年の3着以内馬の出走数23戦以内
  ・超える場合はGⅠ・GⅡ戦で2着以内の実績必要
 ③川田騎手の活躍顕著:中京芝2000の勝率30.7%、複勝率62.7%(2014年以降)
 ④過去7年の優勝馬は前走8着以内、距離1800・2000、通算出走数22戦内
 
 ②川田騎手が当日中京で乗るかどうか分かりませんが、①②④に該当するのが、セントカメリアディープモンスターファユエンメモリーレゾンの4頭です。
 
6)宮田式バイオリズム 
 ・シリウスコルト     2・1・1・3 
 ・メモリーレゾン     4・1・1・5
 ・レッドランメルト    4・3・1・9
 
7)結 論  
 小倉だったら、58.5㌔でもディープモンスターが何とか馬券内に粘り込む感じがしますが、今回は苦しいかもしれません。なかなかに難解ですが、狙うなら、牝馬のファユエンメモリーレゾンでしょう。ここ2戦GⅢで6着→4着と調子を上げてきているのがファユエンですが、メモリーレゾンも秋華賞4着の実績があるので、久々のレースとはいえ、このメンバーなら互角にやれると思います。こちらを中心視します。相手は当然ファユエンですが、3歳のシリウスコルトも54㌔なら古馬勢の中に入ってもひけをとらないと思います。あとは、JRAのデータ分析ではマイナス視されていた中3週ですが、前走七夕賞組のリフレーミングレッドランメルトに、マーメイドS組のセントカメリアでしょうか。ディープモンスターはハンデ差があるのでその次あたりと見ています。コスタボニータは2000mだとパフォーマンスが下がるので、今回も厳しいのではないでしょうか。
 ということで、
 メモリーレゾン 〇ファユエン ▲シリウスコルト △リフレーミング…… 
 
でまとめておきます
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。週の折り返しです。無事な一日となるよう祈ります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8/ 6(火) 関屋記念の展望 | トップ | 8/ 9(金) 今週の追い切り情... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

分析」カテゴリの最新記事