(2006年206月25日の宝塚記念 単勝1.1倍で完勝したディープインパクト 2019年8月1日付netkeiba.comより)
【ディープ追悼・2006年宝塚記念】雨の中を突き抜けグランプリ制覇! 凱旋門賞壮行レースを勝利 | 競馬ニュース - netkeiba.com
日曜のグランプリ宝塚記念の続きを。イクイノックスの「一強」に疑問を唱えても、多くの人には「難クセ」にしか見えないでしょう。昨日の競馬サイトを眺めていたら、イクイノックスの「馬体診断」にS評価が与えられたりしていますし……。
イクイノックス/馬体診断/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
イクイノックスの単勝が1倍台なのはほぼ確実でしょうから、今日は宝塚記念の過去20年間で単勝1倍台になった馬が出走したレースが実際にどうなったのかを拾っていこうと思います。懐かしい馬たちの名前が並びます。〇数字は単勝人気、□数字は着順です(2015年ゴールドシップは15着でした)。
2021年 クロノジェネシス 1.8倍1⃣ 1⃣クロノジェネシス① 2⃣ユニコーンライオン⑦ 3⃣レイパパレ②
2017年 キタサンブラック 1.4倍8⃣ 1⃣サトノクラウン③ 2⃣ゴールドアクター⑤ 3⃣ミッキークイーン④
2016年 ドゥラメンテ 1.9倍2⃣ 1⃣マリアライト⑧ 2⃣ドゥラメンテ① 3⃣キタサンブラック②
2015年 ゴールドシップ 1.9倍15 1⃣ラブリーデイ⑥ 2⃣デニムアンドルビー⑩ 3⃣ショウナンパンドラ⑪
2009年 ディープスカイ 1.6倍3⃣ 1⃣ドリームジャーニー② 2⃣サクラメガワンダー③ 3⃣ディープスカイ①
2006年 ディープインパクト 1.1倍1⃣ 1⃣ディープインパクト① 2⃣ナリタセンチュリー⑩ 3⃣バランスオブゲーム⑨
2005年 タップダンスシチー 1.9倍7⃣ 1⃣スィープトウショウ⑪ 2⃣ハーツクライ③ 3⃣ゼンノロブロイ②
単勝1倍台の人気馬たちが結構苦戦している様子がわかります。宝塚記念はやはり波乱のレースです。1.1倍をつけたディープインパクトは雨中のレースで貫禄勝ちしましたが、それでも2・3着には人気薄が入って、三連単はディープが頭なのに4万を超えました。今回イクイノックスが何倍になるのかわかりませんが(1倍台の前半あたりでしょうか)、どのパターンになるでしょうか。
1)3着以内に2・3番人気が入って堅く収まる、2009年ディープスカイのパターン。
2)3着以内に2番人気と中位以下の人気馬が来る、2021年のクロノジェネシスのパターン。
3)3着以内に人気薄2頭が絡む、2006年のディープインパクトのパターン。
4)着外に敗れて波乱となる、2017年のキタサンブラックのパターン。
イクイノックスに続く2番人気の候補はジャスティンパレスでしょうか。春の天皇賞を制して勢いがありますが、昨秋までの状況を考えると、ここで確実な「二番手」とはいかないでしょうし、鞍上がルメールさんから替わってどうでしょうか。
ここは人気上位馬では決まらず、2)か3)のパターンで、中・下位人気の馬が連に絡んでくるような感じがします。2)のパターンだとすれば、イクイノックスに勝てるとは思いませんが、2・3着の候補として、7歳馬のボッケリーニを挙げてみたいと思います。昨日のブログで触れたように、前走が鳴尾記念勝ちというのは好ステップですし、去年のJPや有馬記念の惨敗により、もう一線級との勝負付けが済んだという評価がされるとすれば好都合です。2015年に勝ったラブリーデイの全弟でもあり、ここは好勝負を期待したいと思います。追い切り情報が楽しみです。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。
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