Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

土曜札幌 WASJシリーズ第1戦

2023-08-24 | 予想

 今週の札幌競馬にはいくつかおもしろいレースがあります。毎年やっている恒例のレースですが、外国人騎手や地方騎手を招待してJRAの騎手と競わせようというのです。ポイントをつけて個人戦をするのはまあいいとして、出場騎手を「WAS選抜(外国騎手・地方競馬代表騎手チーム)」と「JRA選抜(JRA代表騎手チーム)」に分けて対抗戦をやろうというんですから、単なるお遊びとはいっても、正直ちょっと赤面してしまいます。紅白歌合戦とか、〇〇対決とか……ほんと、こういうのが好きですよねぇ。

 JRAのHPでこのシリーズの過去の成績と写真を見ていたら、フランスのO.ペリエ騎手がいます。2000年くらいまではこのシリーズに招待されていたんですねぇ。いやぁ、懐かしい。日本の競馬を高く評価していた彼が「お前も日本で乗ってみなよ」と誘ってくれなかったら、ルメールさんは日本に来なかったわけですから。ほんとペリエは日本競馬の「恩人」だと思っています。

過去の成績:ワールドオールスタージョッキーズ JRA

 さて、今日はこのシリーズの第1戦、土曜札幌10Rの2勝クラス・芝1200を検討してみようかと思います。土日の二日間にまたがって4つのレースが組まれているなか、初戦を選んだのは、単に短距離戦だから紛れが大きいのではと思っただけの話ですが、騎手が計14人なのに出走登録馬が24頭もいてちょっと驚きです。JRAの資料を見ると、すでに各騎手の騎乗馬は決まっていて、出走馬14頭は確定している様子もありますが、下の競馬ラボの出馬表は24頭が載っているものです。すいませんがご了承ください。

オールスターJ第1戦【2023年8月26日札幌10R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

2023ワールドオールスタージョッキーズ第1戦(国際騎手招待)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年8月26日札幌10R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

082304_01.pdf (jra.go.jp)

 変則なレースで不測の要素が紛れ込んでいる感じがありありですが、とりあえず主な出走馬の近走の持ち時計だけは確認しておこうと思います。一応の目安は良馬場の洋芝(札幌・函館)なら1分8・9秒台、他場なら1分7・8秒台(小倉なら1分7秒台)あたりでしょうか(〇数字は人気順、数字は着順です)。

 1)持ち時計 

・牡3 56アンビバレント   23/05/27京都 GⅢ・葵S    56 ⑫17 1分08秒9 34.8 

・騸6 58ガリレイ      22/02/12小倉 2勝・帆柱山特別 55 ③10 1分07秒8 33.8

・騸5 58サニーオーシャン  22/02/12小倉 2勝・帆柱山特別 55 ⑨5⃣ 1分07秒7 34.2

・牝3 54ジョリダム     23/07/23札幌 2勝・HBC賞  53 ⑤6⃣ 1分08秒5 33.8

・牡5 58スマートルシーダ  22/06/18函館 2勝・STV杯  57 ⑥5⃣ 1分08秒4 34.0 

・牝5 56セイレーン     23/02/05中京 2勝       54 ⑤4⃣ 1分08秒4 33.7

・牡4 58テーオースパロー  22/08/14小倉 1勝・筑紫特別  54 ③2⃣ 1分07秒8 34.0

・牡4 58トーセンサンダー  23/06/10函館 2勝・STV杯  56 ⑧5⃣ 1分08秒9 34.2

・牡3 56ドーバーホーク   23/08/12札幌 1勝       54 ③1⃣ 1分09秒3 34.6

・牡5 58メイショウフンケイ 22/02/26小倉 1勝・合馬特別  57 ⑥4⃣ 1分08秒7 34.8

 洋芝適性も併せて見ると、1・0・1・2のジョリダム、0・2・1・2のスマートルシーダあたりが上位ということになるでしょうか。ただ雨で重馬場になると、スマートルシーダはともかく、他馬にも台頭の余地が大いにありそうです。

 前走のステップも見ておきます。( )内は今回の該当馬、〇数字は着順です。

 2)臨戦過程 (※同じ施行条件の近4年のデータ)

 STV賞       3頭 (*ここ2年は条件変更)

 ・HBC賞       3頭 (セイレーン⑨ ※ジョリダム⑥は2走前)

 ・STV杯       2頭 (※該当馬なし ジョリダム③、サニーオーシャン⑪、セイレーン⑧、

                  トーセンサンダー⑤らが出走) 

 ・潮騒特別       2頭 (※該当馬なし サニーオーシャン⑤は2走前)

 最後は、頼りの「宮田式バイオリズム」です。の馬だけ挙げておきます(※昨日のブログでヴァンヤールをにしてしまってすいませんでした。訂正します

 3)宮田式バイオリズム 

 ・アンビバレント     2・0・1・4

 ・ジョリダム       2・1・3・5

 ・ドーバーホーク     2・1・2・2

 

 こうなると、3歳牝馬のジョリダムが中心ですかね。鞍上は(たぶん)フランスの女性騎手、マリー・ヴェロンさんのようですが、正直よくわかりません。能力を全開させてくれることを期待するだけです。

2023profile_06.pdf (jra.go.jp)

 相手は、スマートルシーダかと思いますが、何と言っても2勝クラスのレースですし、雨でも降ったら情勢が一変しそうです。ここは宮田式馬券術をフル稼働させないと当たらない気がします。ここを当ててしまうと、シリーズの第2戦以降にも馬券的興味がわいてきそうですが、あまり調子に乗らず、自制しないといけませんね。

 ということで、今日は重賞競走でも、opでも、直千競馬でもないレースの予想となりましたが、お読みいただきありがとうございました。昼間の暑さを避けて早朝から畑仕事に出ている人も見受けられます。どうか安穏無事な一日となりますように。


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