Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

10/25(水) 土曜東京GⅢアルテミスSの展望

2023-10-25 | 予想

※エリカリーシャンの持ち時計が欠落していたので付け加えました。

 岸田さん、(急に)「過去2年の税増収分を国民に還元する」とか言い始めましたけど、これって明らかに「選挙目当て」ですよねぇ。前は法人税を下げて、その分を賃金アップに反映させる(させてくれー!)なんて、まるで「経済オンチ」なことを言ってたんですから。日曜の補欠選挙が1勝1敗だったんで解散戦略は打てなくなったというのがもっぱらの評判ですけど、これって、まだ解散する気があるってことですかね。それとも、引っ込みがつかなくなってしまって、体裁だけ繕うってことですかね。いずれにしても、「増税メガネ」って言われるのがよっぽど応えるらしいので、私的には、今日からは「減税メガネ」って呼んであげますよ(笑)。それとも、「バラマキメガネ」の方がいいですかね。

「“増税メガネ”と言われたくないだけ」“所得税減税”に街の声、与党内、財務省からも…【news23】 | TBS NEWS DIG (1ページ)

 世間の評判に右往左往する総理大臣でも総理が務まるんですから、そのかぎりでは、日本は平和で「いい国」だと思いますよ。競馬ができるのも平和であればこそですから、戦争なんか絶対やったらダメだし、そういうのにつながることも一切すべきじゃありません。

 ……なんて、本旨と関係ない前置きが長くなりましたが、今日は土曜の2歳戦アルテミスSを検討してみます。近年は暮れの阪神JFとも縁の深いレースになっています。

アルテミスステークス【2023年10月28日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

アルテミスステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年10月28日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 2歳は戦歴が浅いので、まだ実力比較が難しい面が多々あります。まずは持ち時計の確認から初めてみようと思います。

1)持ち時計

 過去10年のこのレースの勝ち時計を見ると(稍重が1回で、あとはすべて良馬場施行)、平均1分34秒48、上がり脚の平均が33.69です。去年2着のリバティアイランドは(1着のラヴェルと同タイム)1分33秒8(上がり33.3)、2020年の1着ソダシが1分34秒9(同33.9)ですので、2歳のこの時期とはいえ、1分34秒台では決着しそうです。今回の主な出走馬の持ち時計と上がり脚は以下のようになっています(〇数字は人気順です)。

 ・エリカリーシャン    23/08/26新潟 良 新馬    ⑤1着 1分49秒2 34.9 

 ・サフィラ        23/09/30阪神 良 未勝利   ①1着 1分47秒9 33.7

 ・シュシュトディエス   23/09/17中山 良 新馬    ①1着 1分38秒4 34.4 

 ・ショウナンマヌエラ   23/08/27新潟 良 新潟2歳S ⑩2着 1分34秒0 34.2 

 ・スティールブルー    23/08/26新潟 良 新馬    ③1着 1分36秒4 32.9

 ・チェルヴィニア     23/08/12新潟 良 未勝利   ①1着 1分46秒9 33.0

 ・ニシノコマチムスメ   23/08/05新潟 良 新馬    ②1着 1分36秒7 33.5

 ・ミエノブラボー     23/09/18中山 良 未勝利   ④1着 1分35秒4 34.7

 ・ライトバック      23/08/13新潟 良 新馬    ①1着 1分50秒1 32.8

 ・ラヴスコール      23/08/19札幌 良 新馬    ①1着 1分31秒1 34.8

 これを過去3年の3着以内馬の前走の時計と比べてみます(は着順です)。

<22年>③1⃣ラヴェル      22/07/10小倉 良 新馬   ①1⃣ 1分49秒5 34.4

    ①2⃣リバティアイランド 22/07/30新潟 良 新馬   ①1⃣ 1分35秒8 31.4

    ⑥3⃣アリスヴェリテ   22/09/24中京 良 野路菊S ⑤2⃣ 2分00秒5 34.1

<21年>⑦1⃣サークルオブライフ 21/09/20中山 良 未勝利  ③1⃣ 1分35秒4 35.4

    ②2⃣ベルクレスタ    21/08/01新潟 良 未勝利  ①1⃣ 1分35秒6 33.8

    ⑧3⃣シゲルイワイザケ  21/10/03中山 良 サフラン ④3⃣ 1分36秒2 33.8

<20年>①1⃣ソダシ       20/09/05札幌 良 札幌2歳 ②1⃣ 1分48秒2 36.7

    ②2⃣ククナ       20/08/23札幌 良 未勝利  ①1⃣ 1分30秒8 34.4

    ③3⃣テンハッピーローズ 20/10/04中山 良 サフラン ③2⃣ 1分35秒4 34.5

 

 新馬戦でボンドガールに屈しましたが、チェルヴィニアが時計的にいい感じです。ノッキグポイントの妹ですし、人気にもなりそうです。あと、新潟2歳Sで逃げ粘ったショウナンマヌエラも逃げてこの時計ですから、侮れないと思います。

 

2)血統

 父ディープインパクトと父キンカメ系(ドゥラメンテ)に近年は父エピファネイアが分け入っている印象です。今回エピファネイア産駒で唯一参戦するエリカリーシャンはちょっと気にしておいていい存在です。

 

3)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されているのは、①馬格と誕生月(450㌔以上、1・2月生まれ)、②距離実績と末脚(1400m超・上がり上位2位以上)、③キャリア2戦以内、などです。データ分析:アルテミスステークス 今週の注目レース JRA

 ①についてマイナスなのは、馬体重で、サフィラ、シュシュトディエス、スティールブルー、ニシノコマチムスメ、ラヴスコールの5頭、誕生月で、エリカリーシャン、トーアアイギス、ミエノブラボーの3頭です。②では、エリカリーシャン、ショウナンマヌエラ、トーアアイギスが減点です。

 消去法で残るのは、チェルヴィニアライトバックです。この2頭が主軸候補でいいんじゃないかと思います。人気になるのは、前者のチェルヴィニアの方でしょうから、後者のライトバックの方を推したいです。前走は直線でなかなか進路が定まらず、負けていてもおかしくない展開でしたが、上がり32秒台の時計できっちり差しきれたあたりに能力を感じます。リバティアイランドのような豪脚とまではいきませんが、うまく外に出せれば、去年ラヴェルが勝ったように、今回人気になるチェルヴィニアを置き去りにできるかも知れません。当然、ショウナンマヌエラの前残りには要注意ですが、3着あたりに何かもう一頭中位人気以下の意外な馬が絡んでくるかもしれません。上で「減点」だらけだったエリカリーシャンのがんばりにも期待したいところです。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日はにわか雨があるかもしれないとのことなので、早めに外作業を済ませて、一杯やりますか。みなさんのご無事を祈ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/24(火) 土曜京都GⅡスワンSの展望

2023-10-24 | 予想

 今度の日曜の天皇賞・秋は「二強」対決で鉄板と言われているので、勝負としては楽しみですが、馬券的妙味は薄く、穴党にとっては前日土曜の2つの重賞レースの方が興味深いところです。今日はそのひとつ、京都のGⅡスワンSの事前検討をしてみます。11月のマイルCSのトライアル最終戦ですが、距離の1400が微妙で、マイラーとスプリンターが多数集結して波乱になるかも知れません。去年までは、1400のスペシャリスト、ダイアトニックがいましたが、「後継」となる馬は現れるでしょうか。

MBS賞スワンS【2023年10月28日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

MBS賞スワンステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年10月28日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 京都開催は3年ぶりですので、2011~2020年の京都開催とここ2年の阪神開催を加えた12年間で3着以内に入った馬たち、延べ36頭の傾向をおさえていきます。

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇安田記念     8頭 (※該当なし

 〇スプリンターズS 3頭 (ウインマーベル⑧6着)

 京成杯AH    3頭 (ウイングレイテスト⑤2着 ミッキーブリランテ⑪5着 インダストリア①7着)

 オパールS    3頭 (タマモブラックタイ⑦4着) 

 

2)性齢

 〇3歳 5頭   〇4歳 10頭   〇5歳 14頭   〇6歳 6頭   〇7歳 1頭

 〇牝馬 6頭    〇騸馬 2頭  

 4・5歳馬が優位です。7歳の一頭は去年1着のダイアトニックですので、今回出走する7歳馬のミッキーブリランテは格からは苦しい感じです。

 

3)血統

 近年は父ディープインパクトと父ロードカナロア(キンカメ系)が拮抗しています。母系は、阪神開催の2年を除けば、ノーザンダンサーの血脈が優勢です。今回のメンバーで該当するのは、

 ・ルージュスティリア父ディープインパクト・母父Storm Cat(ノーザンダンサーの孫)

 ・ダノンスコーピオン父ロードカナロア・母父Sligo Bay(ノーザンダンサーの孫)

の2頭です。ちなみに、ディープの子やキンカメの子まで範囲を広げれば、ミッキーブリランテ(父ディープブリランテ・母父ノーザンダンサー系)アヴェラーレ(父ドゥラメンテ・母アルビアーノの父はノーザンダンサーの玄孫。アルビアーノ自身は2015年のこのレースの勝ち馬)ルガル(父ドゥラメンテ・母父ノーザンダンサー系)もいます。

 

4)JRAホームページのデータ分析

 このレースに関する今回のJRAのホームページのデータ分析は、ちょっと手抜きな感じがしますが、ポイントとして挙げているのは、①前走マイル以上の馬が優勢、②前走二桁着順はほぼ圏外(GⅠを除く)、などです。データ分析:スワンステークス 今週の注目レース JRA

 主要馬で減点となるのは、①については、ウインマーベル、グレナディアガーズ、トウシンマカオら、②については、ロータスランド、ダノンスコーピオン、カイザーミノル、デュガらです。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、今回宮田式バイオリズムのよい馬を見ておきます。

 ・アヴェラーレ      5・2・2・5

 ・インダストリア     4・1・0・6

 ・ウイングレイテスト   3・7・5・16

 ・ビーアストニッシド   2・2・2・7

 ・ララクリスティーヌ   6・3・0・5

 

 浮上してくるのは、5歳牝馬のアヴェラーレでしょうか。前走の関屋記念では前がなかなか開かず、スパートが遅れながら、あのディヴィーナ(次走府中牝馬S1着)を差し切りました。3ヶ月ぶりのレースで馬体を12㌔も減らしていたので、今回の初の関西遠征でさらに馬体減りする不安はあるものの、混戦を断てるだけの能力は秘めていそうです。あと、同じく5歳牝馬のララクリスティーヌも本来の適距離に戻って巻き返せるのでは、と期待しています。その他、グレナディアガーズを筆頭に、ウインマーベル、ダノンスコーピオン、トウシンマカオら、GⅠ常連組の一変にも怖い面はありますが、基本的に本番前の一叩きと考えて、ここは相手までととらえるのがいいと思っています。

 というわけで、日曜の秋天に高配当を見込むのは難しそうなので、前日土曜のここできっちりと勝って好配当ゲットとなるよう、ねらいを絞っていこうと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。山や北海道では初雪の便りが届く頃となりました。今日も朝からよく晴れています。一日がんばりましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/23(月) 東京GⅠ天皇賞・秋の展望

2023-10-23 | 予想

 ※訂正:安田記念の今回出走馬に菊花賞出走馬の名前が残ってしまってすみません。削除しました。

 昨日の菊花賞は駆け引きがどよめきを呼ぶ中、4連勝中の4番人気ドゥレッツァが最後の一冠を手にしました。重賞初挑戦で菊を制したのは、1990年のメジロマックイーン以来だそうで、当時も同じ4番人気。マックイーンと言えば、武のお手馬ですが、このときは内田浩一が騎乗して、騎手生涯唯一のGⅠ制覇を果たしたのでした。私的には競馬場に行き始めた頃ですんで、何となくおぼえています。それにしても、結果を見れば、ですが、ルメールさんの騎乗が冴えわたるレースでした。当初は(横山)典ちゃんのトップナイフが同じことをすると想定していたのですが、道中先行して、最後の直線で後ろから追いかけられても差しきれないアドバンテージを確保しての余裕の勝利で、さながらハーツクライがディープインパクトに完勝した2005年の有馬記念を彷彿とさせる見事な騎乗だったと思います。ちなみにこのときのハーツクライも4番人気でした。暮れのホープフルSが終わった時点では「混迷の世代」と考えられた現3歳牡馬でしたが、今、こうして三冠レースがすべて終わってみると、それは正しかったのかも知れないと思いました。

【菊花賞】ルメールのすごさが凝縮した〝3分間〟 ドゥレッツァ圧勝を呼んだ名手の判断「だからリスクを取りました」 | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 (tospo-keiba.jp)

 さて、次の日曜はGⅠの舞台が東京に替わり、秋の天皇賞を迎えます。昨年のダービー以来のイクイノックスとドウデュースの対決が見物です。昨日勝ったルメールさんのGⅠ連勝がなるのか、それとも武がダービーに続いてイクイノックスに連勝するのか、馬券的には3着馬を当てられるかどうかがポイントになりそうです。過去10年のレース・データから傾向を探ってみたいと思います。

天皇賞(秋)【2023年10月29日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

天皇賞(秋)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年10月29日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇毎日王冠  8頭 (アドマイヤハダル⑦4着

 宝塚記念  6頭 (イクイノックス①1着 ジャスティンパレス②3着 )

 安田記念  5頭 (※該当なし

 〇札幌記念  3頭 (プログノーシス②1着 ダノンベルーガ③4着 ヒシイグアス⑦5着 ジャックドール①6着)

 〇ダービー  3頭 (※該当なし

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 4頭   〇4歳 13頭   〇5歳 12頭   〇6歳 1頭 / 〇牝馬 7頭

 3歳世代が出走してくる年は注意が必要ですが、今年はそれがないので、4・5歳古馬の争いで、年長馬には厳しいレースと見てよいと思います。7歳のヒシイグアスや6歳のエヒトは苦しいのではないでしょうか。

 

3)血統

 ここも父はサンデー系とキンカメ系が大半ですが、母系にはノーザンダンサーの血脈が頻発しています。今回のメンバーで該当馬を拾ってみると、

〇母父ノーザンダンサー系

 ・アサマノイタズラ:母父キングヘイローがノーザンダンサーの曾孫/父ヴィクトワールピサ(サンデー系)

 ・イクイノックス:母父キングヘイローがノーザンダンサーの曾孫/父キタサンブラック(サンデー系)

 ・ガイアフォース:母父クロフネがノーザンダンサーの玄孫/父キタサンブラック(サンデー系)

 ・ジャスティンパレス:母父Royal Anthem がノーザンダンサーの曾孫/父ディープインパクト(サンデー系)

 ・ヒシイグアス:母父Bernstein がノーザンダンサーの曾孫/父ハーツクライ(サンデー系)

 

4)JRAホームページのデータ分析:上位人気馬が強い

 JRAのホームページのデータ分析では、重複しますが、以下の諸点が強調されています。

データ分析:天皇賞(秋) 今週の注目レース JRA

 ①5歳以下

 ②牝馬の好走

 ③上半期のGⅠからの直行組

 ④前走3着以内

 今回牝馬で唯一頭参戦するスターズオンアースにはデムーロが乗るようですが、データ的に牝馬は要注意です。さらに、前走がGⅠでかつ3着以内ということになると、イクイノックス、ジャスティンパレス、スターズオンアースの3頭しかいませんので、スターズは有力な「3着候補」かも知れません。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきましょう。

 ・アサマノイタズラ    2・1・1・10

 ・ジャスティンパレス   5・1・2・3

 ・ドウデュース      5・1・1・2

  

 かつては前哨戦の毎日王冠を品よく負けてここを勝つというパターンが多かったのですが、近年は春のGⅠ出走馬たちのガチンコ勝負になっていますので、イクイノックスドウデュースの一騎討ちに迫れる馬がいるかどうかが問題だと思います。その候補としては、まずは牝馬のスターズオンアースと春の天皇賞馬・ジャスティンパレスですが、いずれも今回はルメールさんが乗らないので、ややトーンダウン気味です。となると、ねらいは、これらに続く5、6番人気以下の馬ということになるでしょう。私的には、安田記念で4着と、東京競馬場の最後の100mで意外に末脚がよかったガイアフォースを狙いの一頭と見ています。前走オールカマーは逃げたタイトルホルダーを早めにとらえようと、休み明けでやや無理な競馬をした分、最後は脚が上がってしまいましたが、今回は叩いた上積みがあると思います。と言っても、イクイノックスらの前に行けるとは思えませんので、あくまで3着候補ですが、それでも、万が一、「二強」のどちらかが馬券から漏れるような不測の事態になれば、三連でもけっこうよい配当になるかもしれません。

 ということで、スプリンターズSから始まったこの秋のGⅠ戦も今度で4戦目になりますが、ここも波乱になる気配があまりなく、穴党には我慢のしどころです。ここを踏ん張って、来月のエリザベス女王杯とマイルCSでドカーンと決めたいところです。本日もお読みいただきありがとうございました。朝が冷えてだんだんと秋の深まりが感じられる頃になりました。風邪などひかれませんように。今週もがんばっていきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/22(日) 本日のねらい GⅠ菊花賞

2023-10-22 | 予想

 

 いよいよ菊花賞を迎えます。昨日の昼は慌てて畑から戻り、朝の予想どおりに「直千」の新潟5Rの馬券を買ってご飯を食べ、わくわくしながら結果を確認したら……何と見事に的中していて、早々に十分な軍資金ができてしまいました。神様に感謝です。この勢いで、今日のレースも的中させたいところですが、そもそも菊花賞は波乱になるのでしょうか。鼻息荒く馬券を買って、先週と同様1・2・3番人気の上位3着でトリガミになっては、という感じもしますが、はたして……。

 では、今朝のオッズを眺めながら、枠人気とねらい馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。

 10/22(日) 京都11R 菊花賞 3歳GⅠ 芝3000 

 〇1番人気枠=7枠  ソールオリエンス①   

 〇2番人気枠=6枠  サトノグランツ③    ハーツコンチェルト⑤      

 〇3番人気枠=4枠  タスティエーラ②    サヴォーナ⑦  

 〇4番人気枠=8枠  ドゥレッツァ④           

 〇5番人気枠=1  トップナイフ⑧     ウインオーディン⑬   

 〇6番人気枠=5枠    

 〇7番人気枠=3枠  リビアングラス⑨               

 〇8番人気枠=2枠  

 皐月賞の1・2着がダービーでひっくり返り、2頭がともに菊花賞に出てくるパターンというのは記憶にありませんで、この対決は見物だと思います。ただ、菊花賞は概して血統がものを言うレースで、展開やペースにもよるのでしょうが、「菊花賞馬の父は菊花賞馬」という感じを個人的には強く持っているので、ダービー馬のタスティエーラ(父サトノクラウン:ダービー3着から天皇賞秋へ向かい、菊花賞には出走せず)よりも、ソールオリエンス(父キタサンブラック:ダービー14着からセントライト記念1着、菊花賞1着)の方が、菊花賞馬にはふさわしいと思っています。問題は相手です。サトノグランツ(父:サトノダイヤモンド=神戸新聞杯1着から菊花賞馬)も強敵だと思いますが、上の一覧で〇枠を施したように、147枠が枠人気の上位5つに収まるパターンは、昨日の京都の258枠もそうでしたが、最も人気のない枠に穴気配が漂います。今回1枠1番に入ったトップナイフは、父デクラレーションオブウォーが血統的に長距離向きかと言われると正直よくわかりません。ただ、これまで2着になったレース、札幌記念、弥生賞、ホープフルSの映像を見ると、3つともあと一押しが足りませんが、先行してとにかくしぶとい走りをしていて、後続の馬がなかなか交わせない感じがします。こういう馬は、切れ勝負の中距離よりも持久戦の長距離でより「真価」を発揮すると思うので、要注意でしょう。その他、同じ1枠のウインオーディンを含め、相手は血統を重視して選ぼうと思います。先週の秋華賞よりも少しは波乱の目があるのではないでしょうか。

 あと、東京メインのブラジルCは、時間がないので結論だけにしますが、ハンデ戦でおもしろいと思います。朝の段階では、予想どおり7枠のダノンラスターが1番人気になっていますが、私のねらいは3枠のディクティオンです。半年前のブリリアントSでダノンラスターとの叩き合いをアタマ差制した決め脚を今回も再現してくれると期待しています。

 というわけで、本日もお読みいただきありがとうございました。菊花賞、楽しみですね。みなさんの的中と好配当・高配当を祈ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/21(土) 本日のねらい 東京GⅡ富士Sほか

2023-10-21 | 予想

 ※追い切り評価のジャスティンスカイがジャスティンカフェになっていたので直しました。

 昨日は朝からついてない一日で、神棚の榊が萎れてきたので、新しいのと替えようとしたら、榊立て(花瓶)の片方を割ってしまうし、剪定した枝葉を片付けていたら、梅の棘が指につき刺さるし、スーパーで買い物をしてレシートを見たらちがうものを買ったことになってるし……。まあ、先週までのツキのなさをすべて出し切ったものと思いたいです(苦笑)。

 さて、明日はいよいよ菊花賞です。今日は東京11Rの富士Sを的中させて、勢いをつけたいところです。早速、今朝のオッズを参考に、枠人気とねらい馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。なお、昨日省略した出走馬たちの追い切り情報も、5つ評価で補足します。

 10/21(土) 東京11R 富士S GⅡ 芝1600 

 〇1番人気枠=5枠  ナミュール②       ジャスティンスカイ⑤

 〇2番人気枠=3枠  エターナルタイム①    

 〇3番人気枠=7枠  レッドモンレーヴ④    キラーアビリティ⑩      

 〇4番人気枠=8枠  ダノンタッチダウン⑦   ステラヴェローチェ⑨  

 〇5番人気枠=6  イルーシヴパンサー③   

 〇6番人気枠=4枠  ソーヴァリアント⑥   

 〇7番人気枠=2枠  マテンロウオリオン⑧               

 〇8番人気枠=1枠  

<追い切り評価上位馬 採点> 

 ★★★★ 4.0 ナミュール

 ☆★★★ 3.5 エターナルタイム

  ★★★ 3.0 ジャスティンスカイ   ソーヴァリアント

  ☆★★ 2.5 マテンロウオリオン   ダノンタッチダウン 

 調教具合がいまいちだった7枠9番のレッドモンレーヴ④は思い切って相手から外します。人気は、ルメール、モレイラ両外国人ジョッキーの乗る2頭に集まっていますが、伸びしろを評価して3枠3番エターナルタイムの方を主軸にします。まだ条件戦を勝ち上がったばかりとはいえ、前走の上がり脚なら、ここでは十分好戦可能です。相手には、調教採点のよかった上の馬たちに、キラーアビリティ⑩とステラヴェローチェ⑨の人気薄2頭を加えておきます。いずれもかつてはGⅠ戦で主役ないしは人気になってきた馬たちですから、このメンバーに入れば侮りがたいと思います。

 

 ついでに京都11RのオータムリーフSも見ておきます。今日の京都は北西風が強そうですが、何か影響が出るでしょうか。

 10/21(土) 京都11R オータムリーフS op 1400ダート 

 〇1番人気枠=8枠  サンライズフレーム①     

 〇2番人気枠=5枠  エルバリオ③       イフティファール⑤

 〇3番人気枠=3枠  サトノテンペスト⑥    

 〇4番人気枠=6枠  ケイアベロージ⑦     ミステリオーソ⑪       

 〇5番人気枠=2  ジレトール②   

 〇6番人気枠=7枠  カセノダンサー④     アスコルターレ⑧

 〇7番人気枠=4枠                 

 〇8番人気枠=1枠  

 3連勝中のサンライズフレームの勢いを買いたいところですが、ここは258枠が枠人気上位5つに収まっているので、最も人気のない2枠のジレトールを中心視しています。相手には、初ダートのアスコルターレ⑧や距離を詰めて臨んできたミステリオーソ⑪ら人気薄を加えて、三連複万馬券ねらいでいきます。

 もうひとつ、今日は新潟5Rに大好きな「直千」競馬が組まれています。今のところ8月の「直千」で上位の馬が入った7枠が評価されていますが、私のねらいは5枠10番エクストラバックです。芝重1200mの新馬で戦ったアスクワンタイムが小倉2歳Sを勝っていて、その馬と0.4秒差の③4着なら、未勝利戦のここは上位入線を期待できるのでは、と思います。対抗は、同じ新馬戦でエクストラバックに次ぐ⑥5着だった8枠16番のルクスパラディでしょうか。枠的にはこちらの方が有利ですので、軸を替えてもいいくらいです。この2頭を主軸に流そうと思っています。

 最後に、明日の菊花賞の枠順が発表され、前売りも始まりました。前日朝の今の段階では、皐月賞馬が1番人気で、ダービー馬が2番人気。枠の人気も皐月賞馬の入った7枠が軸になっているようです。枠のに基準を確認すると、今のところ147枠が枠人気上位5つに入っているので、「例の法則」に従えば、最も人気のない1枠の馬が無気味な感じです。ひょっとして、トップナイフの大逃げが決まってしまうのか……。このあたりの検討はまた明朝にしたいと思います。

 本日もお読みいただきありがとうございました。明日に向けて、みなさんの好配当・高配当を祈ります。今日もがんばりましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする