(LOMO/水元公園)
時期的に「菖蒲」がよいということで、「水元公園」へT氏と向う。
この公園、小学校の遠足以来で、実に20数年ぶりとなる、もちろん記憶はなく、小学校の卒業アルバムに「写真」としての記録として残るだけだ。
公園は大きな水辺に沿って広がる広大な敷地をほこり、菖蒲のこの時期は「菖蒲祭り」が開催されている、折りよくその日に当ったのだが、人がその分多く、見るのも一苦労。(後で知ったことだが、公園の奥にも菖蒲が咲いており、幾分か楽に見られる。)
(Nikon F2 110mm/菖蒲)
「花あるところに、カメラマンあり」との格言はあるかどうかしらないが、今回もやはり至る所にカメラのレンズが菖蒲に向けられる光景が広がる。
(Nikon F2 50mm/菖蒲)
そこへ・・・「撮ってくださいませんか?」という老夫婦、みれば「レンズ付フィルム」を差し出している、もちろん快諾の上、構図を決めてシャッターをき・・る・・。ん?
”ヘニョン”(^_^;!とした感触、メチャメチャに軽いシャッター。
保険でもう一枚!とシャッターを切るが、やはり”へにょん”とした感触・・・。
「おいおい大丈夫か????」(・_・;)と内心思いつつも、確認できない。
上の写真 (Nikon F2 50mm/ロード)
余談だが・・・
行楽地で写真を撮っていると、写真を撮ってくれと頼まれることが多い。
そしてきまって「昔のカメラを使っている人だから上手いわよ!」とか
「いい人捕まえたわね!」とワイワイされたりということ
おまけにちょっと持ち方や、構え方に変化をつけると、その期待はものすごく上がる・・・・。(指定された場所よりも撮影箇所を少し変えることが多かったり、見方をかえると綺麗になるので仕方がないのですが・・・)
そういうことに出くわす。もちろん撮影自体は快く引き受けているのだが、いつになってもなんとなく罪悪感を感じる小心者である。
したがって期待は本当に困るのだ。デジカメならその場で3枚くらい撮って選んでもらえばいいのだが、フイルムは後日どこかで現像されるのだろう・・・。
(casio Z55)
さて話は戻り、水元公園を菖蒲撮影から園内散策へ切り替えり。すると途中から「鳥」を撮影できるように木柵に”のぞき窓”が作られているばしょにでくわす。鳥の撮影は個人的に好きなので、持参した300ミリレンズにつけかえて、窓から長筒をくりだす。ここは保護地区であるらしく、鳥は優雅そのもの。落ち着いている。数枚撮って終える。
やがて日も斜めになってきたので、家路に・・・。なのだが広大な敷地、出口まで結構大変なことを付け加えておきます。できたら車で来ることをお勧めします。
(LOMO/広場)