散文的で抒情的な、わたくしの意見

大河ドラマ、歴史小説、戦国時代のお話が中心です。

西郷どん、を二回みて。

2018年01月19日 | ドラマ
西郷どん

まったく期待していなかったのですが、その考えは今も変わっていません。

「西郷糸」を「運命の女性」とか、、、そんな話聞いたこともありません。

脚本も見事にお粗末。

青年期の西郷は下役人で、たいしたドラマ性もありません。

西郷が西郷になるのは、島津斉彬の薫陶を受けてからです。

それなら、一回目から島津斉彬を登場させようということで、渡辺謙さん演じるところの斉彬が一回目から「薩摩にいる」ことになっています。

「江戸には影武者を置いてきた」とのこと。そんなアホな。

ファンタジー大河か、という感じです。ありえないにもほどがあります。

島津の跡取りが江戸を抜けて薩摩に帰る、いくらなんでもそんなことを幕府が許すわけも、気がつかないわけもありません。跡継ぎは江戸にいること。幕府の根本政策です。

史実じゃないとかいう話ではなく、史実にこだわっているのではなく、リアリティの問題。

「ありえない話すぎてリアリティが全くなくなっている」ということです。