
昨日、パラリンピックの開会式を見ました。
161カ国•地域と難民選手団を合わせ、史上最多4403人が参加。
感染症が命取りになりかねないパラリンピック選手達が何よりも
求めてきたのが、東京大会だそうです。
それが実現出来た事を喜びたい。
リスクを背負ってまでもスポーツを続けるアスリート達の中で、
選び抜かれた人達が競い合うパラリンピック。
想像を越えた努力の積み重ねがあった事でしょう。
今朝の産経新聞の論説委員森田さんの寄稿を引用すると、
金メダルが期待される全盲の競泳選手木村敬一さんは、
「自分の強さではなく、支えてくれる周囲の人達の手のぬくもりだ」と、自伝でつづっているそうです。
私も以前難病や極度の貧血で緊急入院した時、
そこから立ち直れたのは、医師や周囲の方々の暖かい手のぬくもりがあったからで、
大いに共感します。
あと、開会式で演奏したパラリンピックの為に編成されたバンドの方々に感動しました。
スポーツと同様、音楽もその価値とは何なのか。なぜリスクを背負ってでも競技者、演奏者としての表現を求めるのか。
視覚障害や義手の演奏者のはつらつとした演奏を見て、
音楽家として練習を怠る等もっての外だと思いました。
あと、演奏に視覚は必要なし、と言う事を改めて再認識しました。
フレットで刻まれている弦楽器は尚の事です。