最後に12月18日に行った新宿プリンスクリスマスショーからお話をしましょう。
10月からライブが続いたので、集客は苦戦するだろうと思っていました。フラはプアエナ田喜さんの1チーム。今回からフラは1つのショーに1チームにし、演奏主体にしようとの試みをしたのです。
チラシ配布当初、生徒さんのリアクションはかなり悪いと感じました。アネラと「これは苦戦するぞ」と話していました。
ところが、最終的に来ない(来れない)人達より是非来たいと言う人達の方が完全に上回ったのです。これは今までにない現象と言えます。いつも来てくれる生徒さんの他にクラスとして全面的にバックアップするような方々が新たに現れ、フラのお客様とほぼ同数、合計92名の満員御礼となったのです。
ショーが近づいて来た矢先、ベースの金澤裕司さんがまさかの入院。盟友が倒れた事は本当にショックでした。ギリギリまで待ってやはり出演は無理とわかり、古舘忠士さんに急遽参加していただきました。去年から何度も窮地を助けていただき、バンドの一員として誠実に演奏していただき、本当に感謝しています。
ショーのプログラムは普段あまり歌わない曲を演奏したりして自分達自身も新鮮でした。フラとのジョイントも素晴らしかったと思います。
今回プアエナ田喜先生とフラスタジオの皆様には集客に全面的に協力していただき、ショーを盛り上げるためのハワイアングッズの賞品までご提供して下さり、本当に感謝申し上げます。来年も是非ジョイントしたいと思っております。
金澤さんは既報のとおり、無事退院いたしました。また明るいヨン様スマイルで一緒に演奏出来る事を心待ちしています。
新宿プリンスはクリスマスショー終了後すぐに来年夏のショーのオファーをいただいております。
新宿プリンスホテルさん、ブッキング事務所の(株)東音さんと(株)鴻池プロダクションは揺るぎのない信頼関係で結ばれています。今後もこの事に感謝し、来年もより素晴らしいお客様が呼べるショーをしていくために切磋琢磨していく所存です。
このショー終了後、またまた食欲不振に陥ってしまいました。ショーに全力で挑むので、終わると体が悲鳴を上げるのかもしれません。
でもライブやショーに全力をこめない鴻池薫は考えられません。生きる証がそこにあります。
この集中力は病気と闘いながらあと何年持つかわかりません。ですがこれからも続行いたします。
鴻池薫は親族含めた本当に大勢の方々に支えられ、なおかつ大勢の方々の犠牲の上に今生かされている。
その事を決して忘れず、音楽活動を通じて人に感謝し、人を祝福し、喜び悲しみを分かち合い、愛するわが日本のお役に人生の全てをかけたいと思っています。
完