
会津藩「什(じゅう)の掟」
会津藩は徳川家に忠義を尽くした藩で有名です。
会津藩の武士の生き方を私は常に模範としています。
「潔く生きたい。」と。
「国家の品格」という本でも取り上げられ有名になった
会津藩「什(じゅう)の掟」についてお話します。
会津藩士の子弟は、6歳になると「什(じゅう)」と呼ばれるグループに入ります。什とは、町内の6歳~9歳の子供たちが、 9歳の什長を中心に10人前後集まって構成される集団のことです。
什は毎日午後から当番の家に集まり集団で活動しますが、
最後に什長が「什の掟」を話しながら 「ならぬことはならぬものです」で締めくくります。
常識ある日本人は、この 「什(じゅう)の掟」 を 何の説明も必要とせずに事の本質を理解出来るでしょう。
最後の 一、 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
は 現代では難かしいでしょうが、
他の掟は21世紀の日本で男女限らず再認識する必要があるのではないでしょうか?
最近、尊属殺人、学校でのいじめによる自殺 が何と多い事でしょう。
日常では、電車の車内でお化粧、物を食べる、大声でスマホで通話する、ご高齢の方や体の不自由な方に席を譲らない・・・事に呆れています。
そして、最近個人的にイベント出演をめぐって非常に卑怯な目にあった、
という事も付け加えておきましょう。(出演は当然辞退しましたが。)
日本人は品格と美しさを取り戻さなければいけません。
日本男児は親を大切にし婦女子を守る、国家を守る気概を持っていただきたいです。

什(じゅう)の掟

一、 年長者の言うことに背いてはなりませぬ
一、 年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
一、 虚言をいふ事はなりませぬ
一、 卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、 弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、 戸外で物を食べてはなりませぬ
一、 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです