神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

秋に安全安心社会に関するシンポジウム開催予定

2011-05-13 19:07:35 | 研究・啓発
「安全安心社会をつくる情報技術シンポジウム2011」
  秋に開催を予定しています。

◆開催予定日 2011年11月19日(土)10:30-16:30
       神奈川工科大学にて

◆計画中の主な内容は・・・
研究報告として
 ・弱者(身障者、高齢者)のための情報技術
 ・地域を守る情報技術
招待後援として
 ・ライフラインとしての情報技術
パネル討論として
 ・緊急時に安全確実な情報連絡手段は作れるか?


詳細が決まりましたら、お知らせ致します。
その際には、多くのご参加をよろしくお願い致します。


新入生も被災地に思いを寄せています

2011-05-12 18:36:52 | 学生の声
入学した一年生に、震災について触れ、自分にできることは何かと問いかけました。もちろん、節電に心がける、募金をする、などはたくさん出てきましたが、次のようなことを示してくれました。物理的な支援を考えるだけでなく、「被災した人たちの気持ちを忘れない」「他人事だと考えない」「今に感謝して生きる」「被災した人たちのことを思い続ける」と。そして、「被災地に行って手伝いたい」という学生も多くいました。

今、私たちにできること何か・・・を考えていきたいと思います。東北から離れた神奈川の地、そしてキャンパスの中、日々の活動があわただしく動いています。しかし、長期的な支援が必要な被災地に思いを馳せて、小さな支援を長く続けていく努力をしていきたいと思います。

KAIT支援ブログ管理者


技術職員の方、石巻にてボランティア活動

2011-05-10 18:29:42 | ボランティア
当大学自動車工学棟技術職員の方が、石巻市にてボランティア活動。その報告をしてくださいました。
以下にその内容を掲載させていただきます。皆さん、ぜひ、お読みください。
* * * * * * * *

4月29日~5月1日まで、宮城県石巻市に行って参りました。

このGW中には、多くの団体ボランティアが行かれたようです。
渡波地区では、家屋崩壊から免れた被災者の方が、ボランティアの力を借りながら自宅の泥片付けなどをしていました。
自宅避難や葬祭会館などの民間避難所に避難してる方々も多く、そこには電気も無い状態が続いています。
一日も早く安心出来る住居の確保が待たれます。


<渡波小学校避難所の様子>

◆災害対策本部にて、少ない人達でしたが連絡が取れない家族・親戚が、まだ消息を尋ね合ったり、居場所が判って喜んでる人などが居ました。
◆青年海外協力隊OBの知人歌手によるライブ開催がありました。1時間程度の和やかな雰囲気でした。

          

◆避難の方とボランティアが協力し合って、様々の作業を進めて居ました。
◆避難所は民間施設など含め、判った範囲で3箇所、ボランティアは専修大学キャンパスにまとまって、テント生活でした。

               
     子どもの遊び場がない       泥まみれの缶詰       横転したままの自動車 

<今回行ってきたこと>

●テント張り&支援物資輸送、29日PM4時頃引渡し(食料は翌朝に殆ど、無くなりました)
●避難所に届かない宅配センターからの物資輸送、炊き出し手伝いなどです。

          
          炊き出し開始で自宅避難者も列に

また、長期のボランティア活動をされてる方々にも疲れを感じます。
寒くて強風の中で、眠れない日が続いているとの事、それでも必死に被災者の方の面倒をみていました。
2~3日のボランティア活動では、到底ボランティア活動とは言えない気分です。

今回は、幸いにも現地からの要望情報が有り、「果物・野菜・調味料、その他子供向けのヨーグルト」など、多くの方々の支援で集める事が出来ました。

日々変化する現地からの要望ですが、出来る限り現地の要望に適応した支援活動が出来れば、効果的な支援活動が出来ると思います。ご協力を頂いた方々に感謝します。

          
          鯉のぼりたなびく被災地・・・

 


朝日新聞夕刊に掲載されました

2011-05-09 18:01:47 | 車椅子
「支援に学生の発想生かす 各地の大学生」
朝日新聞ニュース 2011/05/06 夕刊にて

「各地の大学生たちが、学生ならではの発想と特技を生かして東日本大震災の被災地を支援している。受験生のために参考書を送ったり、仮設の公民館を建設したり。学生同士の新たなつながりも生まれている。
(中略)
 神奈川工科大の学生たちは、車いすを修理して宮城県や岩手県に送った。中心になったのは「車椅子修理屋サークル」の面々。サークル代表の鈴木裕喜さん(22)は「避難所などで必要な人が増えるだろうし、リヤカー代わりにも使える。いずれメンテナンスを兼ねて現地を訪ねたい」と話している。」
との記事が掲載されました。