☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『スワロウテイル』(1996)

2013年06月23日 | 邦画(1990年以降)
『スワロウテイル』(1996)

岩井俊二監督、三上博史さん、CHARAさん、伊藤歩さん出演。



【STORY】
"円"が世界で一番強かった時代。一攫千金を求めて日本にやってきた外国人達は、街を"円都(イェン・タウン)"と呼び、日本人達は住み着いた違法労働者達を"円盗(イェン・タウン)"と呼んで卑しんだ。そんな円都に住む、円盗たちの物語である。
(Wikipediaより)

【感想レビュー】
当時、劇場で観たきり、ずっっっと心に残っていた作品です。

つい先日、近所のツタヤで準新作で置いてあったので、思わず手に取っていました。

ようやくDVD化されたのでしょうか。

やっぱり素晴らしかった!!!

退廃的で雑多な世界観。

逞しさ。


たくさんのメッセージが詰め込まれています。

画面の細部に至るまで、こだわりを感じさせます。
(こだわり、なんて言葉では表現出来ない…)

さらに、引きの映像の迫力と抜け感!!

矛盾するように思われるかもしれませんけれども、グーっと緊張させられていたシーンからの解放に病みつきに…。

あぁ、もう岩井監督の思うがまま、コントロールされているなぁ…と。

そういえば邦画に嵌ったと自覚した作品だったなぁ。

懐かしく思い出しました。



『すべては夜から生まれる』(2003)

2013年06月23日 | 西島秀俊さん☆映画
『すべては夜から生まれる』(2003)

甲斐田祐輔監督、西島秀俊さん、甲田益也子さん出演。



【STORY】
[彼らは、夜の底で軋み、朝にむかって崩れ落ちる]

山形(西島さん)は、売れない俳優で、同棲する優子(甲田さん)に撮影だと嘘をついては、深夜の喫茶店で時間を潰している。

やがて、画家の上原と彼の恋人・綾と知り合った事から、物語は動き始める…。

【感想レビュー】
二組のカップルという最小限の登場人物で展開されるのだけど、これが非常に息が詰まります。

もちろんこれは、そう感じさせるように狙っているのだと思います。

淡々とした流れの中で起こる、一つ一つの出来事に、次第に集中を強いられる感じです。

終始、非常に繊細で、絵画的な色彩に満ちています。

街灯やビルの灯りのぼやかし方が素敵だったこと。

団地やビルなどの建物群の造形美が見惚れるほど素晴らしかったこと。

音楽の入り方にフランス映画の香りがしたこと。


観る人を選ぶような尖った感じも、また素敵です。

念願の作品をようやく観る事が出来ました!!

西島さんの存在感といい、カナリアでも競演している甲田さんの雰囲気といい、何度でも堪能したくなる作品でした♡