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■検証アベノミクス 物価と税負担だけが上昇し、みんな貧乏に 女性自身:2020/09/10

2022-06-16 04:01:22 | 日記

 


■検証アベノミクス 物価と税負担だけが上昇し、みんな貧乏に

女性自身:2020/09/10

https://jisin.jp/domestic/1892659/


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「アベノミクスは買いだ」世界にそう喧伝していた安倍晋三首相。

だが、8月28日の辞任会見で「アベノミクス」という言葉は最後まで使わなかったーー。


『アベノミクスの終焉』の著書がある同志社大学商学部の服部茂幸教授が話す。

 
「アベノミクスが中途半端で終わったことを表しています。アベノミクスは、日本銀行が国債をたくさん買い入れることにより、市中に大量の通貨が供給され、金利は下がり、企業活動が活発化。物価の上昇とともに賃金も増え、消費も拡大すると謳っていました。その景気回復へのシナリオはすべて頓挫したのです」

 
7年8カ月も続いた第2次安倍政権の根幹政策だったアベノミクス。

その実態を検証しよう。


 

・物価上がるも賃金下がり
 

『ツーカとゼーキン 知りたくなかった日本の未来』の著者である弁護士の明石順平さんはこう語る。
 

「確かに、物価は上昇しました。消費者物価指数は’12年から’19年までに7.2%、食料品に限っては約11%も急上昇。ところが、物価が上がっても名目上の賃金はほとんど変わっていません」
 

賃金が上がっても、それ以上の勢いで物価が上がっていれば、買えるものは少なくなり、実質的に賃金が減っているのと変わらない。
 

’12年から、物価の影響を考慮した実質賃金指数は5度にわたり下落している。アベノミクスで“給料”は上がる(図解:ウソ1)どころか、下がったのだ。安倍首相は“雇用の改善によって賃金の低い新規雇用者が増えて、平均を押し下げた”と主張してきたが……。

 
「だったら名目賃金も下がるはずですが、こちらは下がっていない。明らかな嘘です。仮にそれが本当なら、新規労働者が増え続ける限り、実質賃金が下がるということになりかねない」(明石さん)


さらに、これらの数字すらかさ上げされた可能性がある。’18年から調査対象の「常用労働者」の定義が変えられていたのだ。
 

「『常用労働者』から賃金の低い日雇労働者を除外した。結果、平均賃金は高くなりました。そんなことまでして、アベノミクスの失敗をごまかそうとしたんです。本来、賃金が上がり、続いて自然に物価が上がるというのが正しい経済成長。物価上昇を目標としているアベノミクスは最初から誤っているのです」(明石さん)

 
給与が下がった一方で、負担は増えた。今年3月、財務省は、税や社会保険料などの負担が所得に占める割合である「国民負担率」が過去最高となる44.6%になる見通しだと発表。それにともない手取りである可処分所得が減り続けている。アベノミクスで生活が豊かになる(図解:ウソ2)ことを期待した多くの国民を裏切ってきたのだ。
 

前出の服部さんが語る。

 
「アベノミクス失敗の原因をコロナ禍に求める人がいますが、’18年10月には景気が後退局面に入っていたことが今年7月になって明らかになりました。成長率も1%程度と低く、効果がなかったんです。国民はアベノミクスという幻想から目を覚ますべきです」

 
しかし、自民党総裁選への出馬会見(9月2日)で菅義偉官房長官は「アベノミクスをしっかりと引き継いで、前に進めていきたい」と語った。悪夢は“スガノミクス”として引き継がれていくのか。


「女性自身」2020年9月22日 掲載


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検証アベノミクス 物価と税負担だけが上昇し、みんな貧乏に
女性自身:2020/09/10
https://jisin.jp/domestic/1892659/

 


■消費増税とアベノミクスで物価は6.6%も上昇した 週刊現代:2019/03/14

2022-06-16 04:01:04 | 日記

 

■消費増税とアベノミクスで物価は6.6%も上昇した

週刊現代:2019/03/14

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249354


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実質賃金についてお話しします。

実質賃金は、名目賃金(金額そのままの賃金)を消費者物価指数で割った値のことです。

これにより、本当の購買力が分かります。

例えば、名目賃金が10%上がったとしても、消費者物価指数が10%上がってしまえば、実質賃金の上昇率はゼロであり、購買力は変わりません。

賃金は「実質的に言って」上がっていないことになります。


このように物価を考慮しないと本当の賃金の姿は見えません。

したがって実質賃金が重視されるのです。

実質賃金は、物価の伸びが賃金の伸びを上回ると下がります。

2018年と12年を比較すると、実質賃金の算定基礎となる消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)は6.6%も伸びています。

その一方で、名目賃金は前回説明した凄まじいインチキを駆使しても6年間で2.8%しか伸びておらず、アベノミクス前と比較して3.6%も低いのです。


物価が上がったのは14年の消費増税に加えて、アベノミクス第1の矢である異次元の金融緩和によって円安インフレが生じたためです。

日銀の試算によると消費増税による物価上昇は2%とのことですので、残りは円安が最も影響したと言っていいでしょう。


15年に原油が急落した影響である程度は円安インフレが抑えられていたのですが、17年以降にまた原油価格が戻し始めたため物価も上昇していきました。

なお、「新規労働者が増えたから平均値が下がり、それで実質賃金が下がった」というよく聞くヘリクツはデマです。

平均値の問題であれば、名目賃金も下がらなければいけませんが、下がっていません。

こういうヘリクツを並べる人は物価急上昇という事実を無視します。

そもそも、実質賃金の算定式すら知らないのでしょう。

単に物価上昇が名目賃金の上昇を上回ったため、実質賃金が急落したのです。


ところで、「2%の物価目標が達成できない」と盛んに報道されるため、物価は上がっていないと勘違いされているのではないかと思います。

ここで言う「2%」は、「前年と比べて」の「2%」で、「アベノミクス開始から」の「2%」という意味ではありません。

しかも、増税の影響は除かれるのです。

アベノミクスの矢が放たれて以降、増税の影響も加味すると、前述のように物価はこの6年間で6・6%も上がっています。

「増税+アベノミクス」でわれわれの生活は苦しくなったということです。


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消費増税とアベノミクスで物価は6.6%も上昇した
週刊現代:2019/03/14
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249354


■【3~6月値上がりカレンダー】水にトイレットペーパーまで… 「まだまだ続きそうな値上げラッシュ。その元凶は、アベノミクス」 女性自身 2022/02/24

2022-06-16 04:00:44 | 日記

 

■【3~6月値上がりカレンダー】水にトイレットペーパーまで…

「まだまだ続きそうな値上げラッシュ。その元凶は、アベノミクス」

女性自身 2022/02/24

https://jisin.jp/life/living/2068474/

 

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原油だけでなく、さまざまな原材料が高騰する現状に円安が追い打ちをかけることで、物の製造コストが著しく上がっている。

その結果、ありとあらゆるものが値上げされる事態に陥っている。
 

生活必需品であるトイレットペーパーも値上げされる。

大王製紙は、3月22日出荷分から、ティッシュやトイレットペーパーなどを現行価格より15%以上値上げすると発表。

公式オンラインショップでの12ロールセットの販売価格、税抜き508円で換算すると、76円以上も値上げされることになる。
 

4月には、飲料水にまで値上げが及ぶ。クリスタルガイザーは、500ミリリットルサイズが税抜き100円から110円に。

700ミリリットルサイズだと100円から120円に値上げされる。

 
さらに、日清食品は6月出荷分からカップヌードルやどん兵衛、チキンラーメンを値上げ。カップヌードルは193円から214円となる。

永谷園も、同様にお茶漬けやふりかけなどの値上げを発表している。
 

このように、輸入品の価格アップに拍車をかける現在の円安の原因は、アベノミクスにあるという。

 
’13年に安倍晋三首相(当時)が発表したアベノミクスでは、日銀が市場に大量のお金を投入する大規模な金融緩和が行われた。

 
その結果、円の価値が下がって、リーマンショック以降の円高が円安へと移行。

アベノミクスを継承した岸田政権下では、円安と原料の高騰が重なり、物価上昇が加速しているのだ。

 
じつは欧米各国もコロナ禍の経済対策として、金融緩和を行ってきた。

しかし、ここにきて各国は物価上昇の兆しが見えてきたために、緩和をやめて正常化を図る動きをとっている。
 

経済学者で法政大学教授の小黒一正さんは次のように語る。
 

「物価を抑えるには、日銀も金融緩和をやめて、円安を食い止める必要があります。しかし、そのためには日銀は保有している国債を売却して、流通する円の量を減らさなければいけません。すると、国債の金利が上がってしまうので、日銀は踏み込めないのです」

 
日銀は10日、国債を無制限に買い入れて金利を抑制する“指値オペ”を行うことを発表した。

むしろ、金利の上昇を抑えようとしているのだ。

 
「今後、欧米が金融緩和をやめる一方で日本がアベノミクスを続ければ、物価上昇が続く可能性が高いです。家計を守るには、節約だけでなく、主婦もその能力を生かして働くことが求められるようになるでしょう。しかも、そうやって働くことが日本経済の回復にもつながるんです」

 
まだまだ続きそうな値上げラッシュ。

その元凶は、アベノミクスにあるようだ。


 
・3~6月「生活必需品」値上がりカレンダー【3月編】

 
〈3月1日〉

【レトルトパスタソース】エム・シーシー食品とハチ食品が2~12%値上げ。

【サバ缶】ニッスイ、マルハニチロが3~20%値上げ。

【冷凍食品】日清食品冷凍が冷凍麺製品を6~13%値上げ。ニチレイフーズが約8~15%値上げ。

【チルド麺】日清食品チルドが6~12%値上げ。

【ハム・ソーセージ】伊藤ハム、丸大食品が4~15%値上げ。

【醤油】ヤマサ醤油が醤油を約4~10%値上げ。

【食用油】昭和産業が1キロ当たり40円以上値上げ。「サラダ油」は、 昨年からの度重なる値上げで1キロ当たり計140円以上値上げしている。

【マヨネーズ】味の素、キユーピーが約2~10%値上げ。

【ドーナツ】ミスタードーナツが税抜き価格を10~50円値上げ。

 〈3月2日〉

【コーヒー】味の素AGFが約20%値上げ。

 〈3月22日〉 

【ティッシュペーパー・トイレットペーパー】大王製紙が15%以上値上げ。
 

・3~6月「生活必需品」値上がりカレンダー【4月編】

〈4月1日〉

【レトルトカレー】大塚食品がボンカレーシリーズを10円値上げ。

【水】大塚食品が「クリスタルガイザー」を値上げ。

【チーズ】雪印メグミルクが4.3~10%値上げ。「6Pチーズ」は、希望小売価格で税抜き365円から385円に。

【味噌】ハナマルキが5~13%値上げ。

 【豆乳】マルサンアイが豆乳製品を約3.9~8%値上げ。

【ドレッシング】日清オイリオ、ピエトロが約3~13%値上げ。

【ウイスキー】サントリーが5~28%値上げ。

【冷蔵庫や洗濯機】4月以降、Panasonicが順次値上げ。
 
【照明器具・蛍光灯】Panasonicが5~30%値上げ。
 
【バス・トイレ】LIXILが最大39%値上げ。

【壁紙・カーテン】サンゲツが18~24% 値上げ。

 
・3~6月「生活必需品」値上がりカレンダー【5、6月編】

 〈5月1日〉

【清涼飲料水】コカ・コーラが大容量ボトル製品を対象に5~8%値上げ。

〈6月1日〉 

【カップ麺】日清食品が5~12%値上げ。

【お茶漬け・ふりかけ】永谷園が約5~9%値上げ。「さけ茶づけ 6袋入」は希望小売価格で、税抜き238円が250円に。

【焼酎】宝酒造が約1~8%値上げ。


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【3~6月値上がりカレンダー】水にトイレットペーパーまで…
「まだまだ続きそうな値上げラッシュ。その元凶は、アベノミクス」
女性自身 2022/02/24
https://jisin.jp/life/living/2068474/