亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

道を聞かれて

2012-02-28 | 日記・エッセイ・コラム

              氷柱

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今日は寒い日でした。パイプから流れている水が見事に凍っています。

午後一時ごろになってもこんな状態。金沢地方としてはめったに見られない現象です。

そこで18日に金沢にお邪魔しました。夕食後、「ちょったそこまで」と外出した僕はすぐに道に迷ってしまいました。コンビニから出てきた女性の方にホテルまでの道順を尋ねました。すると「説明しても分からないでしょうから」と目的のホテルまで送ってくださいました。

 また帰りにも道に迷いました。ここでも前を通る青年に道を尋ねることにしました。この青年も「説明するより僕が送りましょう」とホテルまで案内してくださいました。あらためてお二人に心からお礼申し上げます。観光とは、一人一人の真心の絆が原点ではないかと教えられたような気がします。お二人に教わりました心の絆の大切さをと宝としてこれからは僕も四国遍路の旅人にお返しさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

新聞の投書欄から拝借しました。

散歩していると時々人に道を聞かれることがあります。

ちゃんと説明したつもりでも抜けていることが多々あります。

そうですね。車に乗せて目的地まで載せて行けば間違いないですね。

この前もこんなことがありました。

「○○クリニックはどこですか。」

その医院はここからは遠く離れています。

「そうですね。ここから行くと。交差点を左に曲がってまっすぐ行くと学校があります。」

「はい、ありました。」

 「その手前の信号を右に曲がってしばらく行くとすぐですよ。大きな看板が出ていますからすぐわかりますよ。」

「はいわかりました。有難うございました。」

老人の方でしたが納得したのか車をUターンして去って行きました。

私は、老人の去った後シマッタ、と思いました。

近くには学校が三つもあるのです。彼が見た学校はどの学校だったろうか。

わたしは学校の名前を言わなかったのです。

違う学校の周りをうろうろしているのではないか?

急に心配になりました。でも彼は車です。追い駆ける訳にはいけません。

ただ、上手く病院を探しあっててくれればとただ祈るだけです。

そうなんです。私は歩いているので、彼の車の助手席に乗って○○クリニックまで行けば良かったのです。

私も教えられました。

コメント (1)
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