亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

雨の兼六園

2019-03-11 | 兼六園

久しぶりに兼六園に寄って見た。

小立野側の料金所のおばちゃんに、「隣の建物の前に半旗が翻っているけど、何かあったのですか」と尋ねた。「実は私もさっきから疑問に思っているのですけど、祭日でもないのに何で日の丸の旗が上がっているのかね」という。「旗は普通なら上まで上がっている筈なのに、今日は途中までしか上がっていない、皇室で不幸でもあったのかね」「誰か亡くなったとか?不幸があると旗を上まで上げないのですか、そうなのですか」それから二人いろいろかんがえていたら。おばちゃんが、「そうだ、今日は、あれ、東日本大災害の…」。そうだった。今日は東日本大災害があった日だった。それで反旗なのだと気付いた。

雪吊のシーズンが終わったのに、ここ兼六園ではまだ確り縄が張られている。

観光用に残してあるのか。それにしても雪吊の風景は綺麗だ。思わずシャッターを切った。

兼六園菊桜

兼六園の菊桜は3代目、初代は天然記念物だったが、接ぎ木の技術が進歩して、今は金沢市内に二代目、三代目があっちこっちに存在して珍しくなくなった。

桜の木は常緑樹でないので普通は雪吊をしないのだが、兼六園菊桜特別なのか雪吊をしてあった。

雨の性か梅林の梅が非常に綺麗だった。

梅林の中の満作は満開なのか、雨に濡れた満作はとても豪華に見えた。

緑萼枝垂れ

兼六園の枝垂れ梅は満開だと新聞に載っていたが。

あれ、枝垂れ梅なんてあったっけ。枝垂れ桜の間違いでは・・・

枝垂れ桜がすぐ隣にあった。まだ早いので花は咲いていない。梅林には梅と桜の両方の枝垂れがあるのだ。

緑萼(りょくがく)枝垂れ梅

ネットで緑萼枝垂れと入力して見ると。萼が緑色と出ているので、何処が緑色なのかとしげしげと観察したが分からなかった。

萼とは何処の部分の事か、アジサイの場合は色が違うのですぐわかるが、梅の場合はさっぱり分からない。

帰って見直して見ると、萼とは花の裏側の蔕(へた)のことでそれが花弁を通して黄白色に見える。とあった。

色弱の私には見てもさっぱり分からなかった。

真弓坂の菊桜

兼六園広坂側から入る坂を「真弓坂」という。謂れを聞いて見ると、真弓の木があったからだという。

料金所のおばさんに聞いて見ると、そんな物知らないという。

〝昔あって、今はないのかなぁ″と思ったりして。

後で知ったのだが兼六園にはあっちこっちに真弓の木が植樹したあるようだ。植物の知識に乏しい私は真弓の木をしらない。

梅の木と桜の木の違いは、やっと分かった。梅は桜に比べ枝が太く、枝が天に向かって伸びている。

桜の枝は細くて勝手気ままに伸びている。

帰りのバスの中で、国旗の出ている所を探した。

泉野図書館だけが国旗を出していた。半旗だった。

日本人は国旗には全く無関心なのか。

韓国が日本に抗議するため日の丸の国旗を燃やしたという記事を見たことがあるが、そんなことしても日本人には効果がない。

 

コメント
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