NHKの朝ドラの再放送を見ています。
もう20年以上前のドラマですが、明るくて闊達なドラマは観ていて気持ちがいいです。
八重山諸島の小浜島で育った古波蔵恵理は縁あって東京で看護婦をすることになって、その恵理に会いたくて両親が年末大売り出しの賞金を狙った。どうやら当選したらしく東京に住む恵理に会いに行きました。
苦労して手に入れた賞金でやっとの思いで行くことのできた東京に、後半になるとしょっちゅう行ったり来たりしています。
ドラマって勝手なものですね。
沖縄は暖かい地方なので家は開放的で表から奥まで見渡すことができます。
どこにだれが住んでいるか一目で分かる。
そのため簡単に人づきあいができます。
今は、どこの家も確りと鍵がかかっていて、近所にだれが住んでいるかさっぱり分かりません。
昔は通りには、何人かの人があっちこっちで話し込んでいた。
そのため、泥棒が入るスキがなかった。
どこの家も鍵をかける必要がなかった。
今は確り鍵をかけないと危ない時代になった。
スマホとかいうものが登場してわざわざ外に出なくてもいい時代になった。
外の通りには誰もいません。
コミュニケーションが取りにくい時代になった。
悲しいね。
そのドラマ毎日見ているが、通してみたことがない。
胆管癌に犯された私はずいぶん疲れっぽくなって時々ベッドで横にならないと体がもたなくなった。
ベッドに寝ているといつのまにか寝てしまう。
僅か15分のドラマだけど起きていられません。
そのため頭の中でストーリーが繋がらなくなってしまいます。
今朝、起きると外は真っ暗な筈だがなぜか青い空が見える。人口の灯りでここまで照らすようになったのか。
と思って見ていたが、今朝の新聞は中秋の名月を報じていた。
人工の灯りではなかった。
名月には空を青く染めるだけの光量が有ったのだ。
抗癌剤の副作用か昨日は大変だった。
朝から熱が出てなかなか下がらない。
不安になり病院に行き診てもらったが、異常はなかった。
胸がわるくなり、ゲップくしゃみ咳が止まらない。
どうなることかと思ったが、今朝起きるとすっきりしていた。