亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

3年ぶりの能楽鑑賞

2017-03-12 | 能楽

3年ぶりに能楽鑑賞に行った。

冬の観能の夕べ最後の能「狂言『鶏聟』と能『大会(だいえ)』

出し物が良かったのか珍しくほぼ満席だった。

鶏聟は婿入り先に挨拶に行った時どうしたらいいか分からないので日頃目をかけてくれる人に教わった。

その通り婿入り先に行って鶏の真似をしたら、舅はバカなことだと思いながらも聟に恥をかかせないために自分も鶏の真似をする。

大会とは僧侶の庵室を訪れた天狗は昔助けてもらったお礼に何かお返ししたいが、何がいいと僧侶に尋ねた。僧侶は釈迦の大会を拝みたいというので、願いは聞き届けてやるがそのとき決して手を合わせてはいけないと条件を出した。ところがあまりに有難いのでつい手を合わせてしまった。そしたら、天から帝釈天が下りてきて釈迦に紛争した天狗をこらしめるというもの。

双方とも一風変わっておりとても面白かった。難しい平家物語や源氏物語のように堅苦しいものではなく分かり易いものだった。 

兼六園の瓢池の枯れてしまった海石塔枝垂れ桜の後継木が10日に植樹されたというので見に行った。

意外に大きかったので驚いた。

サギの集団が舞っていた。

その内の1匹が植樹されたばかりの木のテッペンに。カメラが悪いので綺麗に写らないがこんなに大きく撮れたのは初めてだった。

緑萼枝垂れというのだそうだ。

見事な咲きっぷりだったので写真を撮る観光客も多かった。自分も挑戦して見た。

 緑萼枝垂(りょくがくしだれ)

何とか撮れたがもっと綺麗に取れるカメラが欲しい。

コメント (3)
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