公演の内容をまとめてみました。
聞きながら書いたもので不明のものも多く、
間違いもあると思われます。
参考ていどにしてください。
天野宏一先生の講演会。
「関節リウマチに対する最新の薬物療法」
現在の薬物療法は早期の治療開始となる。
2010年、Treat to Target(トリートターゲット)
目標に向かって治療する。寛解をめざす。
2010年にリウマチの診断の新基準が決まる。
ヘパーデン結節はリウマチで無い人もでる(変形性関節症、糖尿病)
リウマトイド因子(リウマチで無い人も出る)
抗CCP抗体(陰性ならリウマチで無い。高いと進行性が高い)
血沈(赤沈)/CRP(感染、術後も上昇)/MMP-3(軟骨を作る、腎機能が悪いと上昇)/
正しいRAの基準
寛解=DAS28<2.6
①疼痛、腫れた関節、CRP(自分の評価も入る)
②活動性SDA1≦3.3
SDA=疼痛+腫れ+医師の評価+患者の評価+CRP
①②を充たしたもの。
炎症を0に安全化を鑑みた個別化医療。
NSAID(副作用→潰瘍、腎不全、心血管合併症)
抗リウマチ薬
(薬名→リウマトレックス、プログラフ、アザルフィジン、リマチル)
(旧薬名→シオゾール、メタルカプターゼ、リドーラ、モーバー、カルフェニール、ブレジニン、アラバ)
ステロイド(副作用→胃潰瘍、感染、糖尿、高脂血漿、動脈硬化、白内障、緑内障、骨粗しょう症、筋力低下)
生物製剤
リウマトレックスは1週間に8錠飲めるようになった。
現在ではリウマチ即リウマトレックスになってきている。
プログラフはマクロティド系抗菌薬で副作用がでる。