かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

コンウィ散策

2018-06-30 11:09:54 | ブログ記事
感動のボドナンド庭園の散策ののちは同じ北ウエールズのコンウィの街に回った。



コンウィでは、まずコンウィ城の観光ということになったが、

旅も終盤にかかって私はかなり疲れが溜まっていたから、

皆と離れて、その間ひとりになり、地元民の気分で海岸を眺めた。


このコンウィの街では、めいめい昼食を摂ることになっていたから、
夫も含めて皆がお城から戻ってきてから夫と私はレストランを探した。

すると地元の教会でバザーが開催されている様子だったので、見学のため入った。

建物の中ではバザー行事の一環でサンドイッチも売られていて、テーブル席もあったから、
夫と私は座らせてもらって、コーヒーもお願いして昼食代わりにした。


この教会のバザーのお陰で、思わず安い昼食がいただけたので、

少し割高だったけれど、
お礼の意味で、私は大判の絵葉書を三枚買った。

この絵葉書の写真は、ここの教会の信者が撮影したっぽかった。

ちょうど私の撮影していなかったコンウィ城のもあったから、その絵葉書を撮影させてもらってコンウィ城のご紹介にさせていただく。



こちらは夜景。


こちらは私が眺めていた海辺の絵葉書。



帰り際には、絵葉書を買ったお礼の意味か、異国人に対する地元の人達のservice精神からか、

絵葉書を売っていた初老のおばちゃん達、サンドイッチを売っていた初老のおじさんも
その他の人たちも大きく手を振って見送ってくれた。

たった絵葉書三枚で、ちょっとした国際親善の気分に浸れて嬉しかった。(笑)

このコンウィ観光ののちは一路ロンドンを目指して5時間あまり、
途中で一度トイレ休憩があったのみで、私達を乗せたバスは走りに走った。

明日はツアーの掉尾を飾るロンドン観光です。乞うご期待?(笑)

いいお話は人を感動させる

2018-06-30 06:44:43 | ブログ記事
ままちゃんというハンドルネームのブロ友さんのブログをよく読ませていただくが、
今朝読ませていただいた記事も感動ものであった。

題して「優しさのフライト」。

私がこのお話から感動を受けたのは、

私自身が聴覚障碍者であるという理由が大きいが、
しかし、それ以上に大きいのが、
このお話に出てくる人々の善意の輪である。

内容についての説明はしませんから、
関心のある方は、上記した
ままさんのブログの記事をお読みください。

私はキャビンアテンダントの方々には優れた人々が多いと感じている。

それは、憧れの職業であるとかいうことではなく、

人としての賢さと思いやりを持った人が多いと感じることが多いから。

実は、現在、私が書いているイギリスツアーのフライトでも、
そういう優れたキャビンアテンダントの人に巡り合えた。

私は飛行機に乗って多少不満に思うことがあった。

それは、他の人たちは個々につけられている画面によって、
座席にいながらにして、
ニュースを見たり、映画を観たりして楽しめるのに、
私達聴覚障碍者は、文字通り「つんぼ桟敷」におかれるからである。

今回も往きのフライトでは、つんぼ桟敷に甘んじたが、

帰りのフライトでは、

思い切って、ドイツ人のキャビンアテンダントの方に、
私のつたない英語で、
「私は聴覚に障害があります。できたら字幕のついた映画を観たいのですが、
ありますか?」と聞いてみた。

ドイツ人の若い美人キャビンアテンダントの方は
一生懸命探し出してくれた。

彼女が見つけてくれたのは、邦画に英語の字幕をつけた映画であった。

そうか、飛行機に乗った日本人以外の乗客が邦画を楽しむには英語の字幕が必要なのだと
気付いた。

そのキャビンアテンダントの方は申し訳なさそうに
「イングリッシュの字幕しかありませんが」と言われたが、
私には、むしろそのほうが好都合だった。

というのが、映画を楽しみながら英語も学べるから、まさに一挙両得だったわけだ。

で、帰りのフライトでは、英語の字幕付きの映画を三本みることができた。

今までは、
長時間のフライトでは、いつも読書するか、
声を聞き取ることができないため、意味のわからない映画を眺めるしかなかったが、

これからは、この長時間のフライトを有効に使える。

やはり勇気を出して言ってみるものだと思った。

それにしても、今回は、たまたま字幕のことであったが、
こうして気配りしてくれる有能なキャビンアテンダントは多いと感じる。

キャビンアテンダントは人気の職業で、
その仕事に就くためには難関を突破しないといけないと聞くが
決して華やかさだけでは選ばれていないと信じている。

*

余談であるが、

聴覚、視覚の両方を失っている有名な障碍者に東京大学教授の福島聡氏がいる。

彼の場合は、本人の努力もさることながら、
周囲の、
たとえば、
そのご母堂の指点字の考案、
彼の大学時代の級友たちの、その指点字を使っての授業のサポート等が
彼をして、日本最高学府の教授にまでならしめた。

現在は、その奥様が彼を支えていられると聞く。

私など、難聴であるということだけでも人生に絶望しそうになるが、
彼の偉さは、聴覚と視覚の両方を失いながら、努力を惜しまなかったことにある。



6月23日ウェールズ地方へ

2018-06-30 06:00:00 | ブログ記事
朝、ランコーンのホテルを出た私達一行は、
北ウェールズのボドナントガーデンという恐ろしく美しい庭園を訪れました。

あまりにも美しすぎて、美しいでは言い足りなくて、「恐ろしく」と言い加えました。

6月下旬だったので、バラの季節でした。

以下、私の撮影してきた写真で、この庭園の素晴らしさの片りんをお楽しみください。















ときりがないので、このくらいにしておきますが、本当に素晴らしい庭園でした。

私はガイドさんの説明が聞き取れないので、夫からの又聞きですが、このバラに囲まれた大邸宅には現在も人が居住中とか。

だから、邸宅に近づくことはノーグッドだったようです。

あまりにも敷地が広大で個人では維持しきれないから、国に管理をお願いしているTか?

そのため、このように公園として一般の人たちにも開放しているようです。