日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

スペイン語

2013-02-08 23:17:45 | 語学学校
昨年、11、12月と通った語学学校のクラスメイトにコロンビア出身のスペイン語の先生が居た。
彼女は10年以上外国人相手に母国語であるスペイン語を教えていたそう。

私も昔はスペイン語が話せたので、何とか彼女とスペイン語で会話をしようと思ったのだが、
フランス語とスペイン語が同じラテン系の言葉で近いせいか、スペイン語の単語すら思い出すのが
難しくなっていた。

これは、大ショック!!更に追い打ちをかけるように、年末のバカンスの際にスペイン領である、
フエルテベンテトゥーラ島へ行ったときには、スペイン語の環境に入れば言葉が出てくるかもと
期待したにも関わらず、ツアー参加者も、コンダクターもフランス人かフランス語が話せる人ばかり
だったので、またも混乱して全くスペイン語が出てこなかった。

私のスペイン語のレベルは、日常的にスペイン語を使っていた時でさえ、通常の会話は問題ないものの、
間違いも沢山あるし、映画やテレビのニュースは細かいところまでは分からないと言う程度。
母国語がフランス語に近いスペイン語やポルトガル語の人たちでさえ、言葉が混ざると言うのだから
こんなレベルのスペイン語しか話せない私が混乱しないわけがない。

とは言え、一度は流暢に話せるようになった言語を完全に忘れてしまうなんて、こんなにもったいない
ことは無いと、そのコロンビア人のクラスメイトにスペイン語を教えてくれないかと頼んであった。
すると、2週間ほど前に彼女から電話があって、もう一人スペイン語を習いたいと言うブラジル人の
クラスメイトと一緒にスペイン語を教えてあげる、と言われた。

本当は先週からスペイン語を教えてもらうはずだったのだが、娘たちの体調不良のため、少し遅れて
今日からスペイン語を教えてもらう事になった。フランス語の授業を受けていた時も、「ここは、
もっとこうすべきだ」などと授業の問題点に対して具体的な解決策を言っていただけあって、
彼女のスペイン語の授業はとても楽しかった。

一緒にスペイン語を習う事になったブラジル人も、母国語のポルトガル語がとてもスペイン語に
近いので、初めて勉強しているにも関わらず、簡単な事をスペイン語で説明できるほど。文法に
関しては私より遥かに良く理解できるのも間違いのないことだった。

何はともあれ、こういう形で語学学校のクラスメイトと友達関係を続けていけることも嬉しいし、
今、フランス語と混同してスペイン語が話せなくなっているけれど、またスペイン語が話せるように
なりたいと言う思いも強く、フランスでの生活にまた楽しみが増えた。

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