日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

潜水艦

2012-12-27 23:03:29 | 観光
今日は、昨日バスツアーで行ったお隣のランサローテ島に舞い戻り、潜水艦に乗ってきた。家族全員、潜水艦に乗るのは
初めての事でドキドキ、ワクワクしながら出掛けた。

フェリーでランサローテ島に着き、少し時間があったので港でアイスクリームを食べていると、上の娘が「ママ、来て!」
と何やら水の中を覗きこんでいる。よく見れば、港の水はとても澄んでいて、魚が沢山泳いでいた。



私が今回の旅で“島”に来たかった訳は、島には手つかずの自然が残されていることが多いから。日本でも、屋久島や
西表島に行き、その自然の素晴らしさに圧倒された。そして、今回は格安ツアーがあるという事であまり下調べもせず
カナリア諸島にやって来た。

しかし、カナリア諸島は火山島で自然は自然でも、私がイメージするような“森”、“緑”からはかけ離れた自然で
『美しさ』の種類もちょっと違っていた。むしろ、『美しくはない』かも。もちろん初めて見るこういった風景は
とても興味深いのだが、緑のない火山岩に覆われた広い海岸は、2011年に東日本大震災の時に見た、福島の津波被害に
あった海岸を連想させ、火山もまた自然災害となり得るのだと実感した。

島に着いて、あまりの生物の少なさに、海の中はどうなっているのかと気にはなったが、遊びに行ったビーチでは水温の
低さに海に入ることは断念してしまった。だから、ここに来て、島だからこそ見える澄んだ水の港で沢山の魚を見る
事ができ、ほっとする思いだった。


フェリーが着いた港からバスで30分ほど移動して、いよいよ潜水艦にのる港に着いた。ここも水がとても澄んでいた。
ビデオを見ながら注意事項などを聞き、いざ、潜水艦へ。

潜水艦は港に居る時から客室が水面下で、「おぉ!これぞ潜水艦」と言うような蓋付きの入り口から梯子を降りて
客室へ。2人に1つの丸い窓があり、すでに小さな魚が泳いでいる姿が見え、娘たちは大興奮。

潜水艦に乗り込んだ時点で大はしゃぎの娘たち↓


潜水を始めると、思いがけず沢山の魚が居た↓


水深25mほどのところで、ダイバーがやってきた(左手に魚を持っている)↓


ダイバーがエサをやっているのか、ダイバーの通った後は魚がうじゃうじゃ↓


サメは居なかったけれど、大きなエイを何匹も見た↓


各窓の下にはこんなモニターがあって、水深などを知ることができる(今回は最大水深29m)↓


30分ほどの潜水の間、ずっと夢中で窓の外を眺めていた娘たち↓


潜水艦の客室内はこんな感じ↓

真ん中の梯子から客室に降りてくる。

今回私たちが乗った潜水艦の全貌↓

黄色の潜水艦で、最後にはビートルズの“イエローサブマリン”が流れ、客室内は大合唱だった。


今までグラスボートには何度か乗ったことがあったのだが、潜水艦から見える風景はグラスボートとは全く違って、
たかだか水深29mでも、とても神秘的だった。写真が無いのだが、沈没船があったり、水族館でよく見る海底から
顔を出している長ひょろいドジョウのような魚が居たり、潜水艦だけに、「ゴトン」と海底に艦体がぶつかる振動が
あったりととても楽しかった。


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1 コメント

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Unknown (yunaママ♪)
2013-01-26 14:14:11
海が澄んでてキレイ!
潜水艦、貴重な体験でいいなぁ。
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