キョウチクトウの花↓
他にも、白やピンクの八重咲の花もある。
私が住んでいるあたりでは、キョウチクトウがとても人気があるようで、庭木や街路樹として至る所に植えられている。
我が家の敷地にも隣の家との境界のフェンスのあたりに大小十数本のキョウチクトウが植えられている。
キョウチクトウは、乾燥や暑さ、公害にも強く、他の街路樹が枯れても、このキョウチクトウだけが生き残ることもよくあるそう。
広島では原爆の跡地にいち早く咲いたのが、このキョウチクトウで原爆からの復興のシンボルとして市の花に指定されているそうだ。
ところが、花もきれいでとても見栄えのするこのキョウチクトウ、実は毒があるのだそうだ。毒があるのは、花、葉、枝、根、果実の全草で、
これを経口摂取すると腹痛や頻脈、運動失調などの症状がでたり、死に至ることもあるそう。そしてキョウチクトウに含まれる毒性の
物質は熱にも強いため、剪定などをした生木を燃やした煙にも毒性があり、処分にも気を遣わなければならない。
過去にはフランスで、キョウチクトウの枝を串にしてバーベキューをして11人が中毒を起こし、その内7名が死亡すると言う事故もあった
そう。日本でも1980年に千葉で乳牛の飼料にキョウチクトウが混入し、20頭が中毒を起こし、その内9頭が死亡したそうだが、その際の
キョウチクトウの混入量は乾いた状態の葉が牛1頭当たりわずか0.5gだったと報告されている。人間の致死量も0.30mg/Kgで、その毒性は
青酸カリよりも強いそうだ。
しかし、実際にはキョウチクトウはかなり苦くて酸味が強く、致死量を誤食することはまずないそうだが、庭にこんな恐ろしい毒が存在
しているという事を知らない、という事が何より恐ろしい。例えば我が家では、このキョウチクトウが隣の家の敷地にはみ出していたため
剪定をしたのだが、その枝を他の草などと一緒に放置している。知らずにこれを燃やしていたら、煙を吸い込んでいたかもしれない。
むやみに恐れる必要はないかもしれないが、きれいな花を子供が摘むことだって考えられる。堆肥として使用するのも1年はやめた方がいい
という記述も見られる。
他にも、スズランなどは全草が毒で、スズランの活けてあった花瓶の水を子供が誤飲して死亡した例などもあるそうだ。他にもアセビや
シキミなども毒があることで知られている。知っていればさほど怖がることも無いこれらの植物も、知らずにいれば間違いのもとになるので
気をつける必要がある。
一番問題なのは、これらの植物を扱っている園芸店などで、その毒性に触れられていないこと。まぁ、『スズラン(毒性あり)』と書かれた
札を見て、それを購入する人がどれほど居るかはわからないが、毒性があることを知らない人にそれを売るのもどうかと思う。
私もキョウチクトウの毒性については、最近ネットで調べて詳しいことを知った。「フランス語ではスパイスとして利用されるローリエも
キョウチクトウも同じLaurier(ローリエ)と呼ばれるが、キョウチクトウは食べられないから気を付けて」とダンナの友人に教えて
もらったのがきっかけでネットで検索したのだが、それを知らずに今が花盛りのキョウチクトウで娘たちが遊んでいたら、と考えると
怖いものがある。
他にも、白やピンクの八重咲の花もある。
私が住んでいるあたりでは、キョウチクトウがとても人気があるようで、庭木や街路樹として至る所に植えられている。
我が家の敷地にも隣の家との境界のフェンスのあたりに大小十数本のキョウチクトウが植えられている。
キョウチクトウは、乾燥や暑さ、公害にも強く、他の街路樹が枯れても、このキョウチクトウだけが生き残ることもよくあるそう。
広島では原爆の跡地にいち早く咲いたのが、このキョウチクトウで原爆からの復興のシンボルとして市の花に指定されているそうだ。
ところが、花もきれいでとても見栄えのするこのキョウチクトウ、実は毒があるのだそうだ。毒があるのは、花、葉、枝、根、果実の全草で、
これを経口摂取すると腹痛や頻脈、運動失調などの症状がでたり、死に至ることもあるそう。そしてキョウチクトウに含まれる毒性の
物質は熱にも強いため、剪定などをした生木を燃やした煙にも毒性があり、処分にも気を遣わなければならない。
過去にはフランスで、キョウチクトウの枝を串にしてバーベキューをして11人が中毒を起こし、その内7名が死亡すると言う事故もあった
そう。日本でも1980年に千葉で乳牛の飼料にキョウチクトウが混入し、20頭が中毒を起こし、その内9頭が死亡したそうだが、その際の
キョウチクトウの混入量は乾いた状態の葉が牛1頭当たりわずか0.5gだったと報告されている。人間の致死量も0.30mg/Kgで、その毒性は
青酸カリよりも強いそうだ。
しかし、実際にはキョウチクトウはかなり苦くて酸味が強く、致死量を誤食することはまずないそうだが、庭にこんな恐ろしい毒が存在
しているという事を知らない、という事が何より恐ろしい。例えば我が家では、このキョウチクトウが隣の家の敷地にはみ出していたため
剪定をしたのだが、その枝を他の草などと一緒に放置している。知らずにこれを燃やしていたら、煙を吸い込んでいたかもしれない。
むやみに恐れる必要はないかもしれないが、きれいな花を子供が摘むことだって考えられる。堆肥として使用するのも1年はやめた方がいい
という記述も見られる。
他にも、スズランなどは全草が毒で、スズランの活けてあった花瓶の水を子供が誤飲して死亡した例などもあるそうだ。他にもアセビや
シキミなども毒があることで知られている。知っていればさほど怖がることも無いこれらの植物も、知らずにいれば間違いのもとになるので
気をつける必要がある。
一番問題なのは、これらの植物を扱っている園芸店などで、その毒性に触れられていないこと。まぁ、『スズラン(毒性あり)』と書かれた
札を見て、それを購入する人がどれほど居るかはわからないが、毒性があることを知らない人にそれを売るのもどうかと思う。
私もキョウチクトウの毒性については、最近ネットで調べて詳しいことを知った。「フランス語ではスパイスとして利用されるローリエも
キョウチクトウも同じLaurier(ローリエ)と呼ばれるが、キョウチクトウは食べられないから気を付けて」とダンナの友人に教えて
もらったのがきっかけでネットで検索したのだが、それを知らずに今が花盛りのキョウチクトウで娘たちが遊んでいたら、と考えると
怖いものがある。
おめでとうございます
驚きキレイなお花なのにね
いつもこのブログを読んでくれてありがとう
きれいな花には棘がある、ならぬ、きれいな花には毒があることもあるんですね・・・