日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

ようやく回復

2012-06-20 23:32:41 | 生活
今日は水曜日で幼稚園はお休み。そして、下の娘の熱がようやく下がって、元気を取り戻した。とは言え、病み上がりなので
家で塗り絵をしたり、ちょっと外に出て庭や自転車で遊んだりして過ごした。

娘たちは最近塗り絵が好きで、よく一緒にやろうと誘われる。今日も、3人で塗り絵をしていて、私は下の娘の塗り絵を一緒に
やっていた。そしてしばらくすると、上の娘が「ママ、○○(自分の事)の塗り絵も手伝って」と言ってきたので、「○○ちゃん、
上手にできてるじゃない。自分でやりたくないの?」と聞くと、「だって、早く終わらせたいんだもん」と言うので、「早く
終わらせてどうするの?」と聞くと、「次の塗り絵がしたいの」と言う。

これは性格なのか、環境がそうさせるのか、育て方なのかは分からないが、上の娘はいつもこういう事を言う。例えば、
フランスに来てベットを買った時も、すごく欲しがっていたベットだったので、さぞかし喜んでいるかと思いきや、「あーあ、
○○(自分の事)も△△ちゃん(友達のこと)みたいにベットだけじゃなく、勉強する机も欲しかったな」などと言っている。
もちろん、私からは、「××ちゃん(妹の事)だって新しいベットなんか買ってもらっていないし、パパとママだって段ボールの
ベットに寝てて、新しいベットなんて買ってないのに何言ってんの!そんなこと言うなら、もう新しいベットなんて買って
あげないんだからね!!」と大目玉。

先月ハンガリーで動物園に行った時も、地図を片手に「次はアノ動物を見たい!」、「次はコノ動物を見たい!!」と言って、
実際目の前に居るアノ動物やコノ動物はろくに見ていないらしく、しばらくすると「アノ動物まだ見ていない」などと言う。

念願のピアスも、かわいらしいのを付けてもらったと言うのに、もう次のピアスを付けたくて、毎日のようにいつになったら
今のピアスを外していいかと聞いてくる。

塗り絵にしても、別に次の塗り絵が特別楽しみと言うわけではなく、今あるものではなく、次の物、別の物がしたいだけ。
「次の塗り絵もいいけど、まずこの塗り絵をきれいに完成してから次のをすればいいんじゃない?」と言ったものの、ちょっと
この性格は直さなければなぁ、と思っている。

いつも何か新しいものを求める気持ちは誰にでもあるものだと思うが、今あるもの、今できることを楽しめなければ、絶対に
満足感は得られない気がする。

そして、こういった事をママ友にでも相談出来たらいいのになぁ、フランス語が話せたらこういう話をすることもできるのになぁ、
と私が思うのもまた、今できること(こうしてブログに書くとか)に満足できていないことになるのかなぁ、などと考えると、
こういうものの考え方が“向上心”にも繋がっているような気もするし、何とも複雑な感じのする出来事だった。

ぶどう棚がだいぶいい感じになってきた↓

実も沢山なっている。

ひまわりがもうすぐ上の娘の身長位になる↓


ラベンダーの花もシーズンです↓





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