県庁へ

天気が良いと18℃位まで気温が上がるようになり、あちこちで桜（？）の花が咲いているのが
見られるようになった。今日は、仮運転免許証の更新！？の件で県庁に行ってきた。

受付で事情を説明すると、「事前に連絡はしてある？」と尋ねられ、電話連絡をしてあると
説明して番号札を受け取った。私の前にも12人の人が待っていて、長い待ち時間を覚悟したが
3、40分ほどすると私の番がやってきた。

窓口の担当者にも事情を説明すると、また「事前に連絡はしてあるの？」と聞かれ、連絡を
しないで来ると手続きをしてもらえないのだろうか？と思いつつ、連絡をしたと伝えると、
「ちょっと待っていて」と言われ、担当者は奥へ。

5分ほどすると窓口に戻ってきたのだが、あなたの免許証を担当している人が今居ないので
後で電話連絡をしてくれるとのこと。「電話連絡は良いけど、それまで私は今持っている
仮免許証で運転できるの？」と尋ねると、答えはノー。

結局、「今日は仮免許の更新はできない」と言われ、Valenceの県庁まで出向いたのは
無駄足になってしまった。事前に連絡をしたか、しないかも、係りの人の間で連絡が
されていなければ、意味が無いのでは！？免許の更新に2か月掛かると言われたときも、
随分時間が掛かるなぁ、と思ったが、実際はそんな甘い話ではなかった。

昨年6月に間違った省庁へ免許切替えの申請書を提出して、提出先が間違っていると連絡が
あるまで4か月。その後、申請をし直したものの、4か月経っても手続きは終わらず、気が
付けば、9か月もの時間が経っている。

大体にして、フランスはチームで仕事をすることが無いのか、誰かが休めばその仕事は
頓挫すると言うのが当たり前のようだ。例えば、アシスタントの女性がフルタイムではなく
毎週月、水、金曜日しか働いていなければ、「今日は彼女は休みの日だから、月、火、
水曜日のどれかに電話してね」と言われるのは日常茶飯事。平日であっても担当者の休みを
把握していないと、電話連絡さえ取れない。

これがバカンスになると、もっとひどくて、「彼女は今日から2週間バカンスだから、その後
連絡してね」などと平気で言ってくる。居ないとわかっているなら、誰かに仕事を引き継いで
行けばいいのに、フランス人にはそういう感覚はないらしい。

家に帰って、ダンナに今日の結果を報告をすると、「Well come to France!!(フランスへ
ようこそ！！)」と笑顔で言われた・・・


庭に咲いたアンズの花↓