少年犯罪を考える~今でも日本はもっとも安全な国です 『ホラーハウス社会』

2008-09-21 | 社会
Q.前作『狂気と犯罪』で精神障害者と犯罪の歴史が主題になっていましたが、最新の著作『ホラーハウス社会』では精神障害者とともに少年の犯罪にも焦点が当てられています。精神障害者と少年という両者を扱う動機とは何だったのでしょうか。 . . . 本文を読む

「アキバ通り魔事件」と犠牲者の相貌を獲得したロスジェネ. なぜ殺人という結果が裁かれないのか

2008-09-21 | 秋葉原無差別殺傷事件
「なぜ殺人という結果が裁かれないのか」・・・「これからの司直の神は、爛爛たる雙の巨眼を付けて、よく人を見るような姿にしなければならぬ」。新しい刑法を手にした司法は、今後は犯罪者という人間をみつめなければならない。こうしたパラダイムにあってはじめて、犯罪者の性格や境遇が関心の焦点となったのである。・・・刑事司法が犯罪者という人間やその性格に、つまりは動機や犯情、あるいは環境などへの関心に支配されるとき、そこでみえなくなる存在が犯罪被害者と遺族である。明治の半ば以来ごく最近にいたるまで、刑事司法の関心は犯罪者にのみ注がれ、犯罪被害者とその遺族は文字通り蚊帳の外におかれてきた。 . . . 本文を読む