逃亡生活17年 手配写真が似ず安心 . . . 本文を読む
〈来栖の独白〉人は、尋常な精神状態で人を殺めたりなどできるものではない。「覚えていない」との答弁は、その通りだ。被告人が「覚えていない」と答えたので裁判員は「事件にきちんと向き合っているようにみえなかった」と言うが、仮にすらすらと当時の状況を話せば話したで「淡々と客観的に語る様子からは、心の痛みや被害者に対する申し訳なさが感じられない」などと言うのだろう。被告人が如何なる態度に出ても、裁判長も裁判員も、先入観でしか見ない。 . . . 本文を読む