外神田連合に続きまして、日本橋一地区の室町一丁目会の宮入りです。日本橋一地区としては、単独での宮入りとなります。
室町1丁目は、昭和7年に、「旧室町一丁目・二丁目」等の町が合併して、室町一丁目となりました。
日本橋魚河岸、呉服屋、両替店が栄え、現在にまで至り、老舗となっている店も多く、商業・金融の中心地となっています。
宝町一丁目内にある「三越」は延宝元年(1673年)初代三井八郎衛門高利が越後屋号で旧本町一丁目に店を出し、「店前現銀無掛値(たなさきげんぎんかけねなし)」の看板を掲げ、現金による正札販売商法と、切り売り商法の新商法によって今日の大をなすまで、室町と三井家とは、呉服屋、両替店の経営から、明治以後の室町一帯は三井系列の会社で占められているといってよいほどです。明治37年「三井の越後屋」を二字につめて「三越」と改めたと云われています。
町会の該当区域は、日本橋室町一丁目全域となっています。