神田祭.ch公式ブログ

神田祭公式ブログです。当日の神田祭の実況や神田祭の裏側、インターネットchの「神田祭.ch」の模様をお伝えいたします。

神田明神 御社殿の模型

2005-05-19 22:14:56 | 神田明神
IMG_0720昭和9年に再建された当時の御社殿の300分の1の模型が忠実に再現され完成いたしました。
神田明神の御社殿は、大正15年の関東大震災により社殿はじめ社宝等を失いましたが、氏子崇敬者の尽力によって、当時としては画期的な鉄骨鉄筋コンクリート造り総漆朱塗り権現造の社殿が造営されました。
平成15年、国の登録文化財に指定、翌平成16年に造営70年を迎えました。
写真の模型は、例大祭で招待者の方に配布されましたが、今後、神田明神で販売されることになりました。
販売時期、価格は未定ですが、決定次第皆様にお知らせいたします。


例大祭

2005-05-17 18:05:27 | 神田祭







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例大祭とは、日本の平和と安全、氏子の幸せを祈念する1年で一番重要な儀式です。
氏子各町会の代表が数百名参列し、厳かに執り行われました。

木遣(きやり)【←動画がご覧いただけます】を先頭に宮司以下神職、献幣使、氏子総代等が神殿に参進し、祓の儀から1時間30分に及ぶ儀式が始まりました。

儀式の中で、献饌(けんせん)・本装束による巫女舞は普段見ることが出来ない例大祭ならでは儀式です。
献饌は、海川山野の幸・神饌を御祭神にお捧げする儀式で、複数の神職がリレー方式で神饌所からご神前にお供えします。10メートルほどの距離を十数名の神職がご奉仕します。

今年の神田祭は、「江戸の文化の継承」「新しい祭礼文化の創造」と「賑やかで楽しい祭礼」の3つのテーマで執り行われました。
その一環として、Internet TV 神田祭.chによる全世界へのインターネット配信、公式Blogによる情報の提供を行ってまいりました。


第3回 明神能 幽玄の花

2005-05-16 20:24:34 | 神田祭
明神能 幽玄の花(神田祭 薪能)が17時45分より開催された。
薪能(たきぎのう)は、薪を焚く炎の明かりのもとで演じられることから、薪能といわれている。
『明神能 幽玄の花』は、平成15年、285年ぶりに復活して以来、本祭・蔭祭に関わらず毎年開催されている。
非常に人気の神事で有料公演に関わらず、チケット販売開始後すぐに完売されたようである。好評につき、急遽座席が追加され、当日券も完売されるほどの人気ぶりである。当日券も購入出来なかった人は、会場の隙間から覗き込むように観覧されていた。








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まず、明神雅楽部(明神神社の神職)の奉納演奏にあわせて、巫女による『悠久の舞』で舞台が始まった。
その後、半能「加茂」・狂言「附子」・能「土蜘蛛」が演じられた。月明かりのもとにこだまする鼓の音が何とも幻想的である。
各演目の開始前には、三浦裕子さん(武蔵野大学講師)による解説が行われ、より薪能を理解することが出来る。
思いのほか外人の方が多く(約50名)三浦さんの解説のあと、英語による解説も行われた。

なんと、昼間舞台を設営していた人が、舞台が始まると雅楽の装束で登場!!
神職の皆様が舞台を作成されていると言うから驚きである。


献茶式

2005-05-16 17:08:11 | 神田祭
昨日の活気溢れる神輿宮入とは打って変わり、厳粛な雰囲気の中、本日(16日)11時より、千 宗左 表千家家元による献茶式が執り行われました。
献茶式には、約400名の着物姿の方々が参列されておりましたが、誰一人として会話をする方もなく静寂な会場でした。
家元の流麗なお手前による濃茶が献茶され、引き続き薄茶が献茶されました。
物音ひとつしない会場は、拝殿の点前座より神職の手によりご神前に献じられる間、雅楽の音色だけが境内を響いておりました。

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