ある団体の総会でこんな議論があった。
公民館長代理が団体の事務局を担当することについてである。
これは私にとっても、かなり古くて新しい問題である
もう20年も以前の話になるだろうか
当時、財政規制の観点から市職員の時間外手当がやり玉に上がった事があった
1ヶ月に100時間以上も超過勤務をやっている職員が相当あったのである
職員が減っているのに仕事は減らない、むしろ新たな仕事が増えてきている為、どうしても時間内に仕事が終わらないのが主な要因であったように思う
又、公民館職員においては、夜間や日曜でないと会議や行事が組めないので、どうしても時間外勤務が多くなると言うのであった。
特に事務局を担っている団体については、挙句の果ては酒飲みの後片付けまでやらなければならないのでその時間は大変なものになる・・・との事だったように思う
その時は、行政の守備範囲はどうあるべきか、とか、団体役員の役割を公民館職員が一部侵害しているのではないか等が議論されたように思う
公民館も現在では地域委託になって、市の職員は一部の公民館を除いては居なくなったし、勤務時間外に仕事をする場合は、代休をすることになっている
時間外手当は一切支払われていないのである
如何にして、計画的に仕事をこなし、代休を取るかが職員の力量になってくるのである
とは言っても、当館の様に館長が非常勤で館長代理が1名の弱小公民館では事務処理能力も自ずと限られてくるのである。
私は、全戸加盟の「むらづくり委員会」のように、地区内の組織を網羅し、地域全体を対象とした事業執行や課題解決を行う団体は格別として、それ以外は事務局を引き受けるべきではないと思っている。
そもそも、公民館に事務局を・・・とは何を期待してのことだろうか
(単に上座に居座るお客様になろうとする役員殿は論外であるが・・・・)
見渡せば立派な人材がそろっているのである
会議の司会進行をとの事であったが、そのような役はむしろ理事の中で担当した方が良い雰囲気になるのではなかろうか
各団体は、その設立目的に沿って使命感を持った代表を中心にした主体的な事務局を構成し、自ら運営して欲しいのである
そうすることが、その団体の力量を高めることにつながり、勤める役員の方にもやりがいが生じてくるはずである
基本的なことではあるが、どんな小さなサークルでもやっているような、役員間の議論を先ずやってもらいたいと思います
館長代理が事務的に昨年のコピーを原案として提出するよりも、時間はかかるだろうが、その方がずーと現状を捉え、真実が見え、実情に合った原案が出て来るのではなかろうか
このようにして、各団体の力が付き、地域全体の力が向上する事によって、初めて活き活きとした地域づくりが可能になると思うのである
公民館は、そのような生涯学習の場を支援し、団体の強化につながる様な事に力を貸すべきと考えている
そして、今までもやってきたように、いつでも相談には載るつもりだし、手に余る事務処理の手伝いや市役所との連絡なども協力は惜しまないつもりである
(つづく)
公民館長代理が団体の事務局を担当することについてである。
これは私にとっても、かなり古くて新しい問題である
もう20年も以前の話になるだろうか
当時、財政規制の観点から市職員の時間外手当がやり玉に上がった事があった
1ヶ月に100時間以上も超過勤務をやっている職員が相当あったのである
職員が減っているのに仕事は減らない、むしろ新たな仕事が増えてきている為、どうしても時間内に仕事が終わらないのが主な要因であったように思う
又、公民館職員においては、夜間や日曜でないと会議や行事が組めないので、どうしても時間外勤務が多くなると言うのであった。
特に事務局を担っている団体については、挙句の果ては酒飲みの後片付けまでやらなければならないのでその時間は大変なものになる・・・との事だったように思う
その時は、行政の守備範囲はどうあるべきか、とか、団体役員の役割を公民館職員が一部侵害しているのではないか等が議論されたように思う
公民館も現在では地域委託になって、市の職員は一部の公民館を除いては居なくなったし、勤務時間外に仕事をする場合は、代休をすることになっている
時間外手当は一切支払われていないのである
如何にして、計画的に仕事をこなし、代休を取るかが職員の力量になってくるのである
とは言っても、当館の様に館長が非常勤で館長代理が1名の弱小公民館では事務処理能力も自ずと限られてくるのである。
私は、全戸加盟の「むらづくり委員会」のように、地区内の組織を網羅し、地域全体を対象とした事業執行や課題解決を行う団体は格別として、それ以外は事務局を引き受けるべきではないと思っている。
そもそも、公民館に事務局を・・・とは何を期待してのことだろうか
(単に上座に居座るお客様になろうとする役員殿は論外であるが・・・・)
見渡せば立派な人材がそろっているのである
会議の司会進行をとの事であったが、そのような役はむしろ理事の中で担当した方が良い雰囲気になるのではなかろうか
各団体は、その設立目的に沿って使命感を持った代表を中心にした主体的な事務局を構成し、自ら運営して欲しいのである
そうすることが、その団体の力量を高めることにつながり、勤める役員の方にもやりがいが生じてくるはずである
基本的なことではあるが、どんな小さなサークルでもやっているような、役員間の議論を先ずやってもらいたいと思います
館長代理が事務的に昨年のコピーを原案として提出するよりも、時間はかかるだろうが、その方がずーと現状を捉え、真実が見え、実情に合った原案が出て来るのではなかろうか
このようにして、各団体の力が付き、地域全体の力が向上する事によって、初めて活き活きとした地域づくりが可能になると思うのである
公民館は、そのような生涯学習の場を支援し、団体の強化につながる様な事に力を貸すべきと考えている
そして、今までもやってきたように、いつでも相談には載るつもりだし、手に余る事務処理の手伝いや市役所との連絡なども協力は惜しまないつもりである
(つづく)
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