去る8月16日から21日に北京市で開催された、日中友好交流都市中学生卓球交歓大会の様子を報告しています
先にアップしています「北京に行ってきました その1 もご覧下さい」
市内観光
公式行事の中で唯一の観光が万里の長城(世界遺産)
大型観光バスを連ねて市内から約90分ほどの所にあった
バスの中では中日友好協会の職員が、質疑応答の形で、万里の長城に関する歴史的背景を詳しく語ってくれました
中国と言う4千年もの歴史の一端に触れることができた貴重な時間でした
北京市内から交通の便も良く最も保存状態が良いとされてメジャーなのが八達嶺長城
この度は何故か居庸関長城が見学場所
北方民族の侵入を防ぐため、北の関所・八達嶺と共に、南の関所として明代に創設されたそうだ
月から見える唯一の構築物。全長7800Kにも及ぶとのこと
そのスケールの大きさに驚嘆するとともに、これらの造作に多くの血が流されたことを思うと平和な現在の有難味がしみじみ感じられました。
40度近い猛暑であったが若い選手たちは、かなり上まで踏破したようである
私たちは大人は体力を考えて、途中で人ごみを眺めながら待っていました
鳥の巣、
試合の合間に見学
北京オリンピックのメインスタジアムである。
設計者は、スイスの建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンで、その独特の形状から、愛称が「鳥の巣」
オリンピック開催に向けて、当時の最大収容人数は91,000人。大会の終了後は、施設の改修で8万人席にまで減らされたが、中国最大のスタジアムであることに変わりはないそうだ。
観光客で賑わい、オリンピックのグッズやお土産が沢山並んでいました
中国の国威を示したオリンピック
その中核的な役割を果たしたスタジアムを目の当たりにし、スケールの大きさに圧倒されました
書道の名人が路上に水で文字を書いているパフォーマンス
頤和園(いわえん)
タクシーで約30分ほど、近くになると人や車の混雑で徒歩の方が早いほど
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。
西太后の隠居後の居所とすべく光緒帝の名により清�般園の再建が命令された庭園公園。
その造営は日本と軍事的緊張が高まり軍備増強の歳出を必要とする清朝には大きな負担となったが、北洋艦隊を整備する海軍予算を再建費に流用していたことで日清戦争敗北の原因の一つとなったと言われる程、国庫を圧迫するものであったそうだ。
その後、庭園は再建され頤和園と改称、離宮とされた西太后の避暑地に利用されたとのこと。
見事なハスの群生 ボート待ちする多くの観光客でにぎわっていた
バス乗車体験
乗ってみたのは2連の定期バス
どこまで乗っても料金は1元(約12円)二連式の車両で多くの市民が利用している
タクシーが拾えなかったのでバスを利用して見ました
タクシーよりもゆったり乗れて、とても快適!
プリペードカードで利用している乗客も多いようでした
貴重な公共交通の乗車体験でした
高齢者に席を譲った穀野氏
北京の道路
片道3車線の高速道路が縦横無尽に走っていた。
ホテルの高層ビルは林立し、あか抜けた都会の様相を呈していた。
自動車は加速度的に増加しているようである
経済開放、資本主義経済が導入され市民は急激にゆたかになったのであろう
ラッシュアワーには信じられないような大渋滞
予定の夕食までには帰ることが出来ず、外食を取らざるを得なくなったほどである
街の風貌は大きく変わってしまった。
20年前には、こんな高速道路は何処を探しても見つからなかったし、車はトラックがほとんど、乗用車なんてあまり見かけなかった
道路は自転車であふれ、信号機もない道路を、数台の自動車がクラクションを大きく鳴らし、わがもの顔に走っていたのを思い出した。
スマートフォーン
中国南陽市の選手、金君も高さんも中学生ながらいつもスマートフォーンをいじっていた
そんなに使って通信料が大変だろうと心配して中国のスマートフォーン事情を聞いてみた
通訳を介してなのでイマイチはっきりしない事もあったが、中国でも普及はここ2年ほどで爆発的に増えたようである
通信料も、暇なく使用しているように見える通訳の範さんでさえ月額1500円程度というから安いのであろう
ネットで調べて見ると・・・・。
スマホの普及率は73.1%という高い数値
日本でスマホと言えばiPhoneや韓国サムスンの「ギャラクシー」シリーズをイメージする人が多いだろうが、中国では格安のスマホが出回っているそうだ。
OS(基本ソフト)に無料のアンドロイドを使い、画面も3インチ台と小さい。
高速な3Gが全国レベルで整備されてきたのも追い風となっているとのこと
又、中国では電波規制の関係で2010年頃まで、携帯電話の端末にWi-Fiを搭載することが許されていなかったがそれが解除されたこと。
今や100元(約1300円)も出せば無線LANの親機を買えるようになった。・・・とのことである
つい数年前とは全く変わってしまっているのが中国である
今日はこの辺で
お( ̄o ̄) や( ̄O ̄) す( ̄。 ̄) みぃ( ̄ー ̄)ノ”