新年度に入り、雪深い金山にもようやく春の気配が感じられるようになりました。
昨年は、東日本大震災や原発事故、集中豪雨、猛暑、そして円高株安と困難を極めた大変な年でした。
誰もが”当たり前に暮らせる社会”が如何に大切かと言うことを強く考えさせられた年でした。
今年度こそは皆さんにとって良い年でありますよう切に祈りたいと思います。
公民館は地域の方々が自ら学習する手助けをし、地域課題の克服に寄与する施設です。
地域や各種団体の構成員である住民自らが公民館に集い、互いに議論し、課題に取組んで行くことに大きな意義があります。
それには住民自らが考え行動出来る基盤づくりが何よりも大切なことと思います
昨年度は、むらづくり委員会で、「金山未来づくり計画」を策定しました。
「残そう明日に愛しいふるさと」をテーマに5カ年間の方向性が明らかになりました。
市民憲章の具現化を基本に、未来を切り開き、次代を担う人づくりを進める中から、持続可能な健康でつながりのある金山の創造を目指しています。
当地区には「かねやま混声合唱団」や「さー来るソバ道楽」が在りますが、昨年度は写真愛好者で構成する「金山デジ友」が誕生するなど、この金山にも徐々にではありますが文化的なサークルが育って来ています。
夫々が定例会を持ち、会員が集い、実践を積み重ね、歌うことや創ることの楽しさを通じて、自己実現を図りながら仲間づくりが進められております。
それらの姿はいずれも仲間の絆や活気に満ち溢れ、とても素晴らしいと感じています。
今後は、健康づくりやスポーツクラブの組織化が模索されておりその実現が期待されます。
又、金山の確かな未来の為には、新しい人材を発掘し育てていくことが大変重要です。
特に若い世代が、この地で役割や、やりたいことを見つけ、仲間と共にそれが出来る環境の整備が喫緊の課題と考えております。
人口減少や少子高齢化が一層進展する大変厳しい中ではありますが、みなさんの英知を結集し、課題を一つひとつ克服しながら、夢のもてる力強い地域づくりを進めて行きたいものと願っております。
今年度も開かれた公民館を目指し、運営してまいりますのでよろしくお願い申し上ます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます