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住所 南陽市金山2054-1

風物詩となった金山地区の門松づくり

2010-12-20 17:31:39 | 日記
毎年この時期になると公民館で門松づくりが行われる
昔は、新しい年を迎えるに当たって、上口や門そして玄関などに山から採って来た松ノ木を飾ったものです。
それが近年になってすっかり影を潜めてしまいました。
新年には門松を目がけて年神様が舞い降りるといわれています。
門松の無い家には年神様はどうやっておいでになるのでしょうか?
若しかして、年神様が来ないのでは???

そこで、公民館運営委員会では古くから伝わるこの良き伝統を地区内に復活させたいと4年前から門松づくり講習会を開催するようになりました。
講師は片岡地区の高橋忠雄さん。高橋さんは造園士の資格を有し、松ノ木や竹を扱うことには大変造詣の深い方。
長年手作りの門松を旅館や事業所に収めてきた実績の持ち主です。
そこで高橋さんに直談判し、誰にでも簡単に作れる門松のつくり方を教えてほしいと頼み込みました。
高橋さんは快く引き受けられ、それまでの経験に創意工夫を加えられ半日程度でしかも安価に作れるものを考案してくださいました。

昔は単に山から採ってきた松を飾ったものですが、橋講師が考案した門松は、菰(こも)を3段縄で飾った円筒の入れ物の中に、斜めに切った竹を3本設え、周りを松と南天で被い、最後にしめ縄と御幣を飾るという、現代風で大変見栄えのする門松です。
地区内にこのように素晴らしい講師が居られるというのは我々にとって大変幸運なことであり、ありがたいことではないでしょうか。
4年目の今年は、更にビックサイズ(170Cm)の門松に挑戦しました
講師の指導よろしきを得て、2時間ほどで素晴らしい門松が完成しました。

立派な門松を飾られたみなさんの家庭には、「年神様」が舞い降り、きっと素晴らしい新年がおとづれるものと思います

過疎化、少子高齢化が一層進行している当地区に於きまして、地域の元気がとかく失われつつある昨今でありますが、日本の古き良き伝統である門松が、金山地区の名物に成るようであれば・・・と願っているところでございます

準備された材料です


これが難しい(菰の3段縄飾り)


しっかり立てないと倒れるよ!(砂詰め)


めでたし、めでたし完成です(自然と笑顔がこぼれます)


子供も負けていませんよ(ミニ門松づくり)


先生を囲んで記念写真



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (中央公民館 山田俊彦)
2011-05-20 09:40:02
お疲れさまです。
大変すばらしいブログで、館長の温かみが感じられこれからも楽しみにしています。
多くの方に見ていただけるのではないですか。どんどんPRしてください。
丁度、門松づくりも載っていましたので見せていただきました。本市の事業としてミニ門松づくりから取り組めないでしょうか。お願いします。
 
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