青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

木綿街道探訪帖(4)

2015-04-29 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

29日の一宮市内は、晴れの暖かい天気が終日、続きました。

本日も、お店でカーテン縫製をしておりました。

近所のマンションに住んでいらっしゃる方が、世間話のついでに見学していました。

前回の続きでございます。

「木綿街道探訪帖」について書いています。

ミニツアー第一の巻、(1)來間屋生姜糖本舗「日本生姜糖元祖の巻」に参加しています。

お店に入ります。

写真は、店頭で販売されている商品です。

きれいなおねいさんの案内で、売場奥にあります、どっしりとした、木製の机と椅子が置いてあるお部屋に入ります。

お部屋に店主様がいらっしゃり、説明に使うための、生姜糖の破片と、銅製の型が出てきます。

説明は要約して以下のようでした。

※私がミニツアー参加第1号でしたので、その後、説明方法が変更されている可能性があります。

(1)出西(しゅっさい)生姜について

当店は創業以来、出雲市斐川町出西地区の、限られた畑で育てられた生姜を、生姜糖の材料として使用しています。

違う場所では育たない生姜です。

出西生姜の歴史は400年にもなり、出雲風土記にも伝えられています。

繊維質が少ない生姜で、風味と香が大変によく、独特なピリっとした辛味が特徴です。

生姜の栽培の流れですが、5月に種蒔きがおこなわれ、6月から7月にかけて、苗が成長して根茎(こんけい)や塊根(かいこん)が大きくなります。

8月に新生姜を、10月に種生姜の収穫をします。

当店の生姜糖は、秋に収穫した「根生姜」をすりおろし、搾った汁を使用しています。

■参考にしてください■

1.生姜は以下のように3つに分類されて出荷されます。

・根生姜:地下にある塊根(根茎より下部)にあたる部分。

・葉生姜:根茎が5cm前後までに成長、葉が付いたままのもの。

・矢生姜:軟化(日光に当てない。暗所)栽培で、15cm前後まで成長したところで、日光を当てて、茎元が紅色になったもの(焼き魚の添え物「はじかみ」で使用。毒消し、香付けで使用)。

※矢生姜以外に、筆生姜、芽生姜、一本生姜、軟化生姜とも呼ばれる。

2.生姜の大きさは以下のように3つに分類されます。

・大生姜:生姜の晩生(おくて・ばんせい)種で、1つの大きさが1kgになることもある。品種は「おたふく」、「印度」など。紅生姜などに加工される。

・中生姜:生姜の中生(なかて・ちゅうせい)種で、1個の大きさが500g前後。品種は「三州生姜」、「黄生姜」など。

・小生姜:生姜の早生(わせ・そうせい)種で、1個の大きさが300g前後。品種は「金時生姜」、「中谷生姜」、「出西生姜」など。

次回に続きます。

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