皆様、こんばんは。
事務局です。
7日の一宮市内は、晴れ時々曇りの良い天気でした。
湿度が高いためか、空気が暖かい1日でした。
数日前から、空気中に花粉が大量に飛んでいるそうです。
本日の私(寺西)は、見積もり作業と縫製作業でした。
縫製作業が、予定より早く終わりました。
組み立てレイアウトに、エンドレス5番線を設けるための作業を、1時間ほどおこないました。
今日は、線路の敷設位置を決めるため、鉛筆を使って、罫書き作業となりました。
前回の続きになります。
(6-1)財産目録と開始貸借対照表について――――
仕訳や減価償却費などに関するお話を長々と書いてきました。
ここからは記帳について書いていきます。
私(寺西)の拙い説明になりますので、説明不足の箇所がありましたら、ご指摘ください。
記帳を始める前に、
(1)財産目録、
(2)開始貸借対照表
を作成します。
(1)財産目録とは、事業用の資産・負債について調べた記録を、1つの表にまとめたものです。
(2)開始貸借対照表とは、財産目録をもとに、記帳開始日時点での、財政状況を表すものです。
皆様もご存知の通り、通常、財産目録と開始貸借対照表は、その年の1月1日現在で作成します。
補足になりますが、前年分の「青色申告決算書」に、貸借対照表(4面)を作成している場合は、
その12月31日(期末)現在の、貸借対照表を、翌年の開始貸借対照表に置き換えます。
ただし、事業主貸と事業主借については、元入金と調整します。
年の途中で、新規に開業した場合は、開業日現在で、財産目録と開始貸借対照表を作成してください。
(1)財産目録の作成――――――――
皆様もご存知のように、財産目録を作成しますと、開始貸借対照表が、効率的に作成することができます。
青色申告決算書の4面にあります、貸借対照表(資産負債調)の各科目を参考に、
1.青色申告決算書(控え)、
2.現金出納帳、
3.預金(貯金)通帳、
4.請求書等、
5.借入証書や借入返済計算書(※)などから、
金額を求めると、作成が早くなります。
※金融機関から発行される、借入返済計算書は、原則、一度しか発行されませんので、破棄しないでください。
この場合、忘れていけないのは、
1.フランチャイズチェーンの本部に差し入れている保証金、
2.商店街のアーケード・広告塔・街灯などの設置で支出した施設負担金、
3.不動産賃貸業で預かっている敷金など、
将来において、金銭の受け渡し(授受)や受益が考えられるものも計上してください。
財産目録については、指定の様式はないので、任意の様式で作成してください。
作成にあたり、簡単な見本を記載しておきます。
―――――――――――――――
財産目録
2016年1月1日現在
勘定科目 適要 金額※1
―――――――――――――――
(資産の部)
現金※2
当座預金※3
定期預金※3
普通預金※3
売掛金※4
棚卸資産※5
車両運搬具※6
工具器具備品※7
合計 合計額
―――――――――――――――
(負債の部) ※1
買掛金※8
借入金※9
未払金※10
預り金※11
合計 合計額
―――――――――――――――
(資本の部) ※1
元入金
資産の部合計－負債の部合計
合計 合計額
―――――――――――――――
※1.金額については左右に欄を1つずつ作ります。
※2.現金の項目は以下のように記載。
現金｜手許あり高｜空白｜金額
※3.当座預金などの項目は以下のように記載。
当座預金｜○○銀行○○支店｜空白｜金額
定期預金｜○○銀行○○支店｜空白｜金額
普通預金｜○○銀行○○支店｜空白｜金額
※4.売掛金の項目は以下のように記載。
売掛金｜期首あり高 ○○企画｜金額｜空白
｜ ○○商事｜金額｜空白
※5.棚卸資産の項目は以下のように記載。
棚卸資産｜期首あり高(棚卸表参照)｜空白｜金額
※6.車両運搬具の項目は以下のように記載。
車両運搬具｜自動車 耐用年数○年 取得価額｜ 空白｜金額
｜取得後○年○ヵ月経過 減価償却の累計額｜△残額｜残額
※7.工具器具備品の項目は以下のように記載。
工具器具備品｜陳列ケース 耐用年数○年 取得価額｜ 空白｜金額
｜取得後○年○ヵ月経過 減価償却の累計額｜△残額｜残額
※8.買掛金の項目は以下のように記載。
買掛金｜期首あり高 ○○物産｜金額｜空白
｜ ○○産業｜金額｜空白
※9.借入金の項目は以下のように記載。
借入金｜金融公庫○○支店｜空白｜金額
※10.未払金の項目は以下のように記載。
未払金｜消耗品代等｜空白｜金額
※11.預り金の項目は以下のように記載。
預り金｜源泉税等｜空白｜金額
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
7日の一宮市内は、晴れ時々曇りの良い天気でした。
湿度が高いためか、空気が暖かい1日でした。
数日前から、空気中に花粉が大量に飛んでいるそうです。
本日の私(寺西)は、見積もり作業と縫製作業でした。
縫製作業が、予定より早く終わりました。
組み立てレイアウトに、エンドレス5番線を設けるための作業を、1時間ほどおこないました。
今日は、線路の敷設位置を決めるため、鉛筆を使って、罫書き作業となりました。
前回の続きになります。
(6-1)財産目録と開始貸借対照表について――――
仕訳や減価償却費などに関するお話を長々と書いてきました。
ここからは記帳について書いていきます。
私(寺西)の拙い説明になりますので、説明不足の箇所がありましたら、ご指摘ください。
記帳を始める前に、
(1)財産目録、
(2)開始貸借対照表
を作成します。
(1)財産目録とは、事業用の資産・負債について調べた記録を、1つの表にまとめたものです。
(2)開始貸借対照表とは、財産目録をもとに、記帳開始日時点での、財政状況を表すものです。
皆様もご存知の通り、通常、財産目録と開始貸借対照表は、その年の1月1日現在で作成します。
補足になりますが、前年分の「青色申告決算書」に、貸借対照表(4面)を作成している場合は、
その12月31日(期末)現在の、貸借対照表を、翌年の開始貸借対照表に置き換えます。
ただし、事業主貸と事業主借については、元入金と調整します。
年の途中で、新規に開業した場合は、開業日現在で、財産目録と開始貸借対照表を作成してください。
(1)財産目録の作成――――――――
皆様もご存知のように、財産目録を作成しますと、開始貸借対照表が、効率的に作成することができます。
青色申告決算書の4面にあります、貸借対照表(資産負債調)の各科目を参考に、
1.青色申告決算書(控え)、
2.現金出納帳、
3.預金(貯金)通帳、
4.請求書等、
5.借入証書や借入返済計算書(※)などから、
金額を求めると、作成が早くなります。
※金融機関から発行される、借入返済計算書は、原則、一度しか発行されませんので、破棄しないでください。
この場合、忘れていけないのは、
1.フランチャイズチェーンの本部に差し入れている保証金、
2.商店街のアーケード・広告塔・街灯などの設置で支出した施設負担金、
3.不動産賃貸業で預かっている敷金など、
将来において、金銭の受け渡し(授受)や受益が考えられるものも計上してください。
財産目録については、指定の様式はないので、任意の様式で作成してください。
作成にあたり、簡単な見本を記載しておきます。
―――――――――――――――
財産目録
2016年1月1日現在
勘定科目 適要 金額※1
―――――――――――――――
(資産の部)
現金※2
当座預金※3
定期預金※3
普通預金※3
売掛金※4
棚卸資産※5
車両運搬具※6
工具器具備品※7
合計 合計額
―――――――――――――――
(負債の部) ※1
買掛金※8
借入金※9
未払金※10
預り金※11
合計 合計額
―――――――――――――――
(資本の部) ※1
元入金
資産の部合計－負債の部合計
合計 合計額
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※1.金額については左右に欄を1つずつ作ります。
※2.現金の項目は以下のように記載。
現金｜手許あり高｜空白｜金額
※3.当座預金などの項目は以下のように記載。
当座預金｜○○銀行○○支店｜空白｜金額
定期預金｜○○銀行○○支店｜空白｜金額
普通預金｜○○銀行○○支店｜空白｜金額
※4.売掛金の項目は以下のように記載。
売掛金｜期首あり高 ○○企画｜金額｜空白
｜ ○○商事｜金額｜空白
※5.棚卸資産の項目は以下のように記載。
棚卸資産｜期首あり高(棚卸表参照)｜空白｜金額
※6.車両運搬具の項目は以下のように記載。
車両運搬具｜自動車 耐用年数○年 取得価額｜ 空白｜金額
｜取得後○年○ヵ月経過 減価償却の累計額｜△残額｜残額
※7.工具器具備品の項目は以下のように記載。
工具器具備品｜陳列ケース 耐用年数○年 取得価額｜ 空白｜金額
｜取得後○年○ヵ月経過 減価償却の累計額｜△残額｜残額
※8.買掛金の項目は以下のように記載。
買掛金｜期首あり高 ○○物産｜金額｜空白
｜ ○○産業｜金額｜空白
※9.借入金の項目は以下のように記載。
借入金｜金融公庫○○支店｜空白｜金額
※10.未払金の項目は以下のように記載。
未払金｜消耗品代等｜空白｜金額
※11.預り金の項目は以下のように記載。
預り金｜源泉税等｜空白｜金額
次回に続きます。
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