https://www.kansai-u.ac.jp/ja/about/pr/topics/2024/03/post_76371.html
(関西大学公式HP日常の出来事より)
https://www.kansai-u.ac.jp/sports/news/detail.php?c=01522
(スポーツ振興グループHPより)
2023年総合関関戦時における当部の一般人の救助活動が認められる事となり、去る令和6年3月18日、学長奨励表彰として表彰されましたのでご報告致します。
現場にて共に連携を取り救助活動を行って下さった関西学院ワンダーフォーゲル部の皆様へもこの場をお借りしてお礼申し上げます。
当日救助されました一般人の方からは快方へと向かっているとのご報告を受けております。ご快復・完治をお祈り申し上げます
当部の活動は大自然を相手にする活動であり、事故対策の上に事故対策を重ねても、予想を超えるような事態に遭遇する可能性があります。特に近年は過去にないような気象災害が猛威を振るう傾向にあり、今まで以上に気象遭難に関しては対策が必須となっている傾向にあります。今後とも積極的に知識・技術の習熟に取り組み安全対策の徹底を部として取り組む考えであります。
山岳事故に関しましては、自分たちが巻き込まれる可能性もあり、また、付近のPTの方々が巻き込まれる可能性もあります。そのような事態に遭ってしまった際にパニックにならず的確に初動対応行動するためには
①普段より強度の高いトレーニングを実施し、緊急時に体力的に余裕を持たせれるコンディションをキープする
②事故発生現場での応急処置(骨折の部位固定、止血、低体温時の保温、熱中症に陥った際のクーリング、心肺蘇生、AEDの使用)などの習得。*有資格者による講習に参加し習得するのが望ましいと考える。
③緊急時、事故対策連絡網に基づいた行動の徹底。および連絡を入れる際の電波状況の入山前の確認。GPSアプリを使用しての現地PT位置の瞬時の把握
④登山歴数年という学生の立場からするとどうしても経験が浅いという点は否定できないので、本や事故報告書などを利用して勉強会を開き知識を深め、緊急時の対応に関して平素よりシュミレーションを行うようすにする(入山前ミーティング等で)
他にも様々な要素がありますがこの4つの項目に特に注力する必要があると考え当部の課題として特に取り組みたいと考えております。
最後になりますがこのような場を設けて頂いた関西大学、関西大学スポーツ振興グループの皆様に改めて御礼申し上げます。