<PL総括>
文責:3回生Y
今回の合宿は予定として自転車班との合同合宿であり、一日目にキャンプ場周辺での雪上訓練を行い二日目に赤坂山にアタックする計画であった。しかし、比良山系における雪不足、19日の天気予報が例年では考えられない最高気温14度降水確率100%であったため、自転車班雪上訓練合宿は中止、そして氷ノ山班の計画変更を行った。そして2月13日に行った合宿前ミーティングでの欠席者発覚や前日までかかった装備振り分けなど準備段階からグダグダとなってしまい、主将としてパーティーを纏められなかった責任を感じる。テント間違いについては部の装備管理や団体装備の二重チェックのシステムを組んでいながらそれを徹底できていなかったことも問題があるので主将自身が今一度部員に緊張感を持たし、振り分けられた仕事を全うさせるべきであった。
そして18日にはアタック装備で赤坂山にブナの木平経由でピストンを行った。ブナの木平手前まで登山道はぬかるんでおり歩きづらかったがブナの木平からスノーシューに履き替え、山頂まで向かった。稜線付近では視界不良と降雨によりペースを上げ、ブナの木平まで引き返した。ブナの木平にてビーコン捜索・滑落停止・スノーブロック製作・冬期気象講習を行った。訓練は予定していたものをこなすことができたので次回の合宿にて身に付けていきたい。行動では悪天候ながら特に問題はなかったので事前準備をしっかりと行って春期合宿に臨みたい。
<反省と改善>
文責:2回生N
(反省)
1各自が受け持つ団体装備をしっかり確認せずに持参してしまったため、一部の団体装備が欠けた状態になり支障をきたした。
2山行の間コースタイムが切迫し、さらに休憩地点が雨風にさらされていたため、長時間ダウンをとらずに進むことになり、適切な時間に休憩をとれなかった。
3雨への対策が不十分であったため、一部の部員の衣服と装備が濡れた。
(改善)
1自分が担当する団体装備を中身まで確認し、事前に点検も行って合宿に持参する。
2雪山での部員の歩行速度を把握した上で進む速度を決め、また休憩地点が使用困難であることも想定に入れて休憩をとる。
3ザックカバーを装着する指示を早めに出し、また雨が浸透しないように袋に入れること等の防水対策を徹底して行う。
<行動日程>
文責:1回生K
2023年2月18日
時間 |
場所・行動内容 |
所要時間 |
8:45 |
JRマキノ駅・集合 |
|
10:05 |
マキノ高原温泉さらさ・出発(入山連絡) |
|
11:10 |
武奈の木平・ダウン1 |
1:05 |
11:30 |
同上・出発 |
0:20 |
12:50 |
赤坂山山頂 |
1:20 |
13:05 |
同上・出発 |
0:15 |
13:50 |
武奈の木平・ダウン2・雪上訓練 |
0:45 |
15:35 |
同上・出発 |
1:45 |
16:10 |
マキノ高原温泉さらさ |
0:35 |
22:00 |
マキノ高原キャンプ場・就寝 |
|
2月19日 |
|
|
7:00 |
同上・起床 |
|
10:00 |
天候回復が見込めないため訓練を中止し活動終了 |
3:00 |
<食料報告>
文責:1回生K
18日の夕食はほうとうと炊き込みご飯を食べた。ほうとうと炊き込みご飯の調理時間は長かったものの、二品ともほとんど同じ時間にできたので良かった。ほうとうは昆布と煮干しからだしをとったことでとても味が深まった料理となった。炊き込みご飯はある程度米を浸水させたので、芯のない米の炊き上がりになった。
19日の朝食は各自持ってきた朝ごはんとコーンスープを食べた。特に問題はなかった。
<気象報告>
文責:1回生E
赤坂山2月18日
登山口(出発)10時 気温不明 風力1 風向不明
ブナ11時10分 気温3℃ 風力3 風向不明
赤坂山頂上12時50分 気温0℃ 風力8 風向東 雲量多し
ブナ雪上訓練14時5分 気温3℃ 風力1 風向不明
登山口(下山)16時10分 気温4℃ 風力1 風向不明
行動中の気温は丁度良く登山に最適であった。ただ頂上付近は風力強で雲量が多く、雨衣で隠していなかった顔の部分に雨風があたったり、雨風でネックウォーマーが濡れたりして寒い思いをした。今後の登山ではネックウォーマーやニット帽などが濡れないように対策する必要があると感じた。
<衛生報告>
文責:1回生M
指の切り傷の傷口保護のため、絆創膏を1枚使用した。
<装備報告>
文責:1回生M
五人用テント本体を二人用テントと間違え、一張利用できなかった。