暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2023年2月18日(土)~19日(日)氷ノ山班サブ春期合宿報告書

2023-02-22 00:24:44 | 現役活動報告

<PL総括>

文責:3回生Y

 

今回の合宿は予定として自転車班との合同合宿であり、一日目にキャンプ場周辺での雪上訓練を行い二日目に赤坂山にアタックする計画であった。しかし、比良山系における雪不足、19日の天気予報が例年では考えられない最高気温14度降水確率100%であったため、自転車班雪上訓練合宿は中止、そして氷ノ山班の計画変更を行った。そして2月13日に行った合宿前ミーティングでの欠席者発覚や前日までかかった装備振り分けなど準備段階からグダグダとなってしまい、主将としてパーティーを纏められなかった責任を感じる。テント間違いについては部の装備管理や団体装備の二重チェックのシステムを組んでいながらそれを徹底できていなかったことも問題があるので主将自身が今一度部員に緊張感を持たし、振り分けられた仕事を全うさせるべきであった。

そして18日にはアタック装備で赤坂山にブナの木平経由でピストンを行った。ブナの木平手前まで登山道はぬかるんでおり歩きづらかったがブナの木平からスノーシューに履き替え、山頂まで向かった。稜線付近では視界不良と降雨によりペースを上げ、ブナの木平まで引き返した。ブナの木平にてビーコン捜索・滑落停止・スノーブロック製作・冬期気象講習を行った。訓練は予定していたものをこなすことができたので次回の合宿にて身に付けていきたい。行動では悪天候ながら特に問題はなかったので事前準備をしっかりと行って春期合宿に臨みたい。

 

<反省と改善>

文責:2回生N

(反省)

1各自が受け持つ団体装備をしっかり確認せずに持参してしまったため、一部の団体装備が欠けた状態になり支障をきたした。

2山行の間コースタイムが切迫し、さらに休憩地点が雨風にさらされていたため、長時間ダウンをとらずに進むことになり、適切な時間に休憩をとれなかった。

3雨への対策が不十分であったため、一部の部員の衣服と装備が濡れた。

(改善)

1自分が担当する団体装備を中身まで確認し、事前に点検も行って合宿に持参する。

2雪山での部員の歩行速度を把握した上で進む速度を決め、また休憩地点が使用困難であることも想定に入れて休憩をとる。

3ザックカバーを装着する指示を早めに出し、また雨が浸透しないように袋に入れること等の防水対策を徹底して行う。

<行動日程>

文責:1回生K

2023年2月18日

時間

場所・行動内容

所要時間

8:45

JRマキノ駅・集合

 

10:05

マキノ高原温泉さらさ・出発(入山連絡)

 

11:10

武奈の木平・ダウン1

1:05

11:30

同上・出発

0:20

12:50

赤坂山山頂

1:20

13:05

同上・出発

0:15

13:50

武奈の木平・ダウン2・雪上訓練

0:45

15:35

同上・出発

1:45

16:10

マキノ高原温泉さらさ

0:35

22:00

マキノ高原キャンプ場・就寝

 

2月19日

 

 

7:00

同上・起床

 

10:00

天候回復が見込めないため訓練を中止し活動終了

3:00

 

<食料報告>

文責:1回生K

18日の夕食はほうとうと炊き込みご飯を食べた。ほうとうと炊き込みご飯の調理時間は長かったものの、二品ともほとんど同じ時間にできたので良かった。ほうとうは昆布と煮干しからだしをとったことでとても味が深まった料理となった。炊き込みご飯はある程度米を浸水させたので、芯のない米の炊き上がりになった。

19日の朝食は各自持ってきた朝ごはんとコーンスープを食べた。特に問題はなかった。

<気象報告>

文責:1回生E

赤坂山2月18日

登山口(出発)10時 気温不明 風力1 風向不明

ブナ11時10分 気温3℃ 風力3 風向不明

赤坂山頂上12時50分 気温0℃ 風力8 風向東 雲量多し

ブナ雪上訓練14時5分 気温3℃ 風力1 風向不明

登山口(下山)16時10分 気温4℃ 風力1 風向不明

 

行動中の気温は丁度良く登山に最適であった。ただ頂上付近は風力強で雲量が多く、雨衣で隠していなかった顔の部分に雨風があたったり、雨風でネックウォーマーが濡れたりして寒い思いをした。今後の登山ではネックウォーマーやニット帽などが濡れないように対策する必要があると感じた。

 

<衛生報告>

文責:1回生M

指の切り傷の傷口保護のため、絆創膏を1枚使用した。

<装備報告>

文責:1回生M

五人用テント本体を二人用テントと間違え、一張利用できなかった。

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2022年度自転車班サブ春期合宿(淡路島)報告書

2023-02-21 23:49:59 | 現役活動報告

 

〈PL総括〉

文責:3回生S

本合宿は自転車班の成果と課題を明確にする意義ある合宿となった。

はじめに、本合宿において安定した速度で長距離走行できたことに加え、TS1付近の急坂でヒルクライム・ダウンヒルの両方を経験できたことは大きな成果であった。また、公道走行については幅員に応じた速度調節や走行位置の取り方、発進時に先に自動車を通すなど自動車との共存を図ることができた。これらから走行技術は大きく成長した。

次に事前準備の重要性について、ダウン地点の予測が重要だと感じた。自転車活動では走行中の行動食の補給や地図の確認は難しく、停車のタイミングも読めないため、今後は次のダウン地点を共有すべきである。その他、各地点の勾配について意識することも完走するために重要な要素の一つであると感じた。今回の合宿では起伏が原因でペースが乱れることがあったため、単に走行距離だけでなく獲得標高をより注目すべきである。宿泊に関しては、当初予定していたテントからテントとツェルトの併用に変更した。しかし、当日の天候やキャンプ場の利用状況から強風下でのツェルト設営が困難と判断し、睡眠時は隣接されているコテージを利用した。荷物の取り扱いについては距離との折り合いを探る作業が今後必要であると感じた。また、今回の一番の課題は計画立案にあった。未経験者が多く、現実に即した話し合いができなかった。来年度からは今年度の経験を踏まえた計画立案を期待したい。これらの事前準備が合宿の成否に影響を与えるため今後重視すべき課題である。

最後に、合宿中は班員の成長を感じられた。SLの責任感や、その他班員の知識や体力面の成長は大きく、頼もしい姿を見ることができた。集大成となる春期合宿では今年度の成果を行動で示すことを期待している。

 

〈反省と改善〉

文責:1回生Y

(反省)

1.荷物が多く重たかったため、全体的に時間がかかった。

2.行動食の摂取量が不足し、シャリバテを起こす者がいた。

3.山岳区間で、想定よりも時間がかかってしまった。

 

(改善)

1.体力の向上とともに荷物を整理し、完走能力を向上させる。

2.行動食を休憩時に摂っておく。

3.ヒルクライム能力を向上させる。

 

〈行動日程〉

文責:1回生K

〈1日目〉

時間

場所・行動日程

所要時間

9:00

淡路島ジェノバライン出発

 

9:30

東浦ターミナルパーク

ダウン1

0:30

9:40

同上発

0:10

11:00

ONOKOROパーク付近

ダウン2

1:20

11:45

同上発

0:45

13:40

イオン南淡路店

ダウン3

1:55

14:10

同上発

0:30

15:00

じゃのひれキャンプ場着

0:50

〈2日目〉

9:00

じゃのひれキャンプ場発

 

9:40

道の駅福良

ダウン4

0:40

10:00

同上発

0:20

11:40

南あわじ海釣り公園付近

ダウン5

1:40

11:55

同上発

0:15

13:20

五色町都志

ダウン6

1:25

14:10

同上発

0:50

15:25

室津八幡神社付近

ダウン7

1:15

15:40

同上発

0:15

16:40

道の駅あわじ

ダウン8

1:00

17:10

同上発

0:30

17:20

岩屋フェリー乗り場着

0:10

 

〈気象報告〉

文責:1回生Y

2月14日(火)

時間

天気

気温

風向き

風力

雲量

雲向

雲形

11:00

曇り

7

北東

2

4

×

×

天気も良く、風もあまり吹いていなかったため順調に走行することができた。

 

2月15日(水)

時間

天気

気温

風向き

風力

雲量

雲向

雲形

9:40

曇り

7

北西

4

6

×

×

13:30

曇り

5

北西

5

7

×

×

朝から気温が低く、風が強く吹いていた。途中で雪も降り、前日より走行が難しい時間帯が続いた。

〈食料報告〉

文責:1回生Y

1日目夜はカレーメシとスープに加え、各自現地で購入した食材、食料を使用した。2日目朝は持参した袋麵を調理した。今回の活動では省スペース化・軽量化のため小コッヘルを利用した。主に水を沸騰させるために利用し、コッヘル内で調理しない前提であれば小コッヘルで十分であった。今後の活動では、調理内容を基に適切なコッヘルを使用することが合宿の成否を分ける1つの要因になると感じられた。

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2023年2月8日(水)金剛山PW報告

2023-02-21 23:39:27 | 現役活動報告

<PL総括>

文責:3回生S

本合宿は冬山登山技術の習得を目的として実施された。積雪状況としては、雪は5合目以降でみられ、山頂では約30㎝の積雪がみられた。状況に応じた体温調節や積雪時の歩行技術を確認でき、アイゼン歩行・ビーコン探索など各種冬山装備を用いた訓練を雪上で実施できたため、当初の目的は概ね達成できた。積雪量は十分ではなかったが、今回の合宿で得た知識・技術を今後の合宿で存分に生かしてもらいたい。

 

<反省と改善>

文責:2回生N

(反省)

1凍結した雪の上を歩行する際に、バランスを崩すことがあった。

2山行中、こまめにダウンをとらずに登ることがあった。

3山行時に、速度を出しすぎたために発汗し、体温管理に困難をきたした。

(改善)

1まだ凍結していない雪がある場合はその部分を歩行し、全て凍結している場合は全体のバランスに注意しながら進む。

2休憩が可能な場所に到着したら、進んでいる速度とルートの進み具合を確認し部員の体調を見て、部員の体力を回復することを優先する。

3雪山での山行では、後方の部員が発汗しない程度の速度を維持することを特に意識する。また、部員は速乾性に優れた衣服の着用を徹底する。

 

<行動日程>

文責:1回生S

時間

場所・行動内容

 

所要時間

8:20

千早城 出発

 

 

9:30

金剛山 山頂

 

1:10

9:45

アイゼン歩行訓練

 

 

10:25

休憩

 

0:40

10:55

ビーコン探索訓練

 

 

11:35

金剛山山頂 出発

 

0:40

12:35

千早城 到着

 

1:00

 

<気象報告>

文責:1回生M

 

西高東低、冬型の気圧配置であった。山頂付近ではにわか雪に降られた。

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1回生女子SL養成報告書

2023-02-21 23:34:34 | 現役活動報告

2023年1月31日(火)

<PL総括>

文責:3回生Y

 今回の合宿では来年度の女子班設立に向けて重要となるSLを養成し、また女子メンバーに山行経験を積んでいくことを目的としていた。全体としては全行程を無事に終えることができた。また、女子メンバーは登山技術習得に熱心であり、合宿参加前に読図復習やアイゼンサイズ合わせなどの事前準備を積極的に取り組んでいた。課題であった体力面でも、なれないアイゼン歩行だったにもかかわらず疲れた様子を見せず成長が見られた。1回生Kに関しては山行経験が1年未満と少ないが、足運びも問題なく後方確認も終盤はしっかりと行えるようになっていたので今年度にSLの経験を積んでいけば来年度に必要最低限の能力が身につくと感じた。

<反省と改善>

文責:1回生K

(反省)

1.最初の休憩までの30分はペース配分がうまくいかず戸惑った。

2.小休止時の出発が遅れた。

3.アイゼンの末端処理が甘かったため何回か取れてメンバーを待たせることになった。

4.SLのコンパスの向きが180°逆になっていたことに気づかず読図をしていた。

(改善)

1.先頭は体力の消耗が少なくペースが速くなりがちなので、自らが考えるペースの三分の一くらいのスピードを心掛ける。

2.時間管理をしっかりとする。

3.装備の装着方法などを家で練習する。

4.装備の点検を怠らない。

 

<気象報告>

文責:1回生K

時間 天気 気温 風向  雲形 雲向

14:45 晴れ 13℃ 南南西 積雲 不明

〈装備報告〉

文責:1回生Y

団体装備の紛失・故障はなかったが、部員一人のコンパスが故障していた。日ごろから個人装備も点検を怠らず、合宿の際に不備がないよう気を付けたい。

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2023年度入部案内:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部

2023-02-16 23:11:32 | 部よりの連絡事項ご確認下さい

関西大学ワンダーフォーゲル部入部案内(2023年2月現在の内容)

・学生と部の間でのトラブル等回避の為規約を設けております。部のHPより見ることができますのでご確認よろしくお願い致します。

・卒部と共に当部OBOG会へ所属となり会費の徴収もありますので、ご理解の程よろしくお願い致します

・自然の中での活動になるため不確定要素が多いですが、気象講習、週3回×90分トレーニングでの体力作り、各合宿にて山の経験を積む、読図、テント設営を始めとした訓練を実施して事故対策・防止に務めております。

・冬山活動は夏山活動に比べますと不確定要素が多いですので、冬山活動に関しては強制参加ではありません、冬山活動に参加できない方は別途自転車ツーリング活動、ロードワンデリング活動(道を歩く)、島探索ワンデリング、積雪の無い山での活動などに参加してもらう方向で活動内容を調整予定です

・保険に関しまして、大学側より提供される①スポーツ安全保険、部として②jroの山岳保険に2つに加入しておりますが個人でさらに任意で山岳保険に入ることを推奨します。

当部活動は自然相手活動のため不確定要素が多くあるため、補償内容が低く設定されておりますのでご留意ください。

・ミーティングが週1回90分ほど、その他必要に応じて講習会(気象・疾患・山岳遭難勉強会)、資料計画書作成(必要に応じ)、装備食糧準備などもあります。体育会行事(1回生フレッシュマンキャンプ・3回生リーダーズキャンプ等)などへの参加もあります。

 

・年間合宿・活動予定(①~⑦の活動は最低限必要な訓練・活動と位置づけ原則全員参加として設定しております)

*活動実施にあたり訓練合宿に参加できないメンバーがいた場合、PT間での能力に差が生じ、事故発生の一因となると考えております。

4月新歓(日帰り~1泊2日程度)

5月①薫風合宿1泊2日程度、総合関関戦

6月②プレ錬成合宿1泊2日~2泊3日程度、

7月テスト期間、OBOG総会

8月③錬成合宿2泊3日~3日4泊程度、

8月終わり~9月初め④夏期合宿1週間程度

9月体育会フレッシュマンキャンプ(1回生が対象)

11月秋期合宿(夏期合宿で夏山技術完成した場合は自由参加)

12月⑤冬期合宿2泊3日~3泊4日程度、体育会リーダーズキャンプ(対象者)

1月テスト期間

2月⑥サブ春期合宿2泊3日~3泊4日程度、

2月終わり~3月初め⑦春期合宿2泊3日~3泊4日程度

これらの他に必要に応じてスキー訓練、国立登山研修所での研修、サブリーダー養成、自由参加型のパートワンデリング等の活動もあります

テスト期間は学業に支障が出ないように7月1月は活動休止としております。

作成2023年2月監督

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