<総括>
文責:PL2回生T
今回のプレ錬成(比良)合宿はプレ錬成合宿に参加できなかったメンバーの補完合宿であり、ほとんどの一回生にとって二回目の合宿であった。2日目からは天候も崩れ、雨の中での山行となった。そのため、転倒によるけが人も出てしまった。ただ、この悪天候時の行動やけが人が出た時の対応など、イレギュラーに対する経験を積むことができたので、これの経験を夏休みの合宿で生かしたい。
<反省と改善>
文責:PL2回生T
(反省)
- 雨によって浸水してしまったテントがあったこと。
- 集合時間に遅れる部員やコンパスを忘れる部員がいたこと。
- けが人の荷物分担の際に一部の部員に荷物が集中してしまったこと。
(改善)
- 水はけのよさそうな場所を選ぶ。テントの周りに溝を掘り雨水を逃がす。
- 合宿前の装備点検をより徹底する。集合時間は厳守するように厳重注意する。
- 部員一人一人の体力、歩荷力を向上させる。
<行動日程>
文責:PL2回生T
6月22日
時間 |
場所・行動内容 |
所要時間 |
8:25 |
北小松駅・行動開始 |
|
9:00 |
北小松登山口・ダウン1 |
0:35 |
9:15 |
同上・出発 |
0:15 |
9:45 |
400m地点・ダウン2 |
0:30 |
9:55 |
同上・出発 |
0:10 |
10:45 |
680m地点・ダウン3 |
0:55 |
11:00 |
同上・出発 |
0:15 |
11:50 |
タンヤマノ頭・ダウン4 |
0:50 |
12:05 |
同上・出発 |
0:15 |
12:50 |
釈迦岳・ダウン5 |
0:45 |
13:00 |
同上・出発 |
0:10 |
14:00 |
八雲ヶ原・行動終了 |
1:00 |
6月23日
時間 |
場所・行動内容 |
所要時間 |
4:00 |
八雲ヶ原・起床 |
|
6:10 |
八雲ヶ原・出発 |
|
6:40 |
1090m地点・ダウン1 |
0:30 |
6:50 |
同上・出発 |
0:10 |
7:35 |
武奈ヶ岳山頂・ダウン2 |
0:45 |
7:45 |
同上・出発 |
0:10 |
8:50 |
1060m地点・ダウン3 |
1:05 |
9:00 |
同上・出発 |
0:10 |
10:05 |
北平峠・ダウン4 |
1:05 |
10:15 |
同上・出発 |
0:10 |
11:40 |
大山口・ダウン5 |
1:25 |
11:55 |
同上・出発 |
0:15 |
12:05 |
イン谷口・行動終了 |
0:10 |
<気象報告>
文責:1回生T
一日目の朝、空は晴れており所々雲がかかる程度だった。気温は25℃で風が吹いている時は涼しさを感じた。その後、空は徐々に雲に覆われていった。11時頃には完全に覆われ、気温は少し下がっていくのを感じた。その後、終日空は晴れず、暗くなっていった。
18時頃から雨が降り出し、20時には豪雨となった。
二日目起床時、前日の夜と比べると雨脚は弱くなっていたが、依然としてレインウェアは必要だった。風は絶えず吹いており、霧が少しでてい。気温は20℃程度だった。その後霧は濃くなっていき、1時間後には50m先も見通せないほどだった。しかし、雨脚は弱まっていった。7時30分の武奈ヶ岳山頂の様子は強風、強雨、濃霧であり、長居は不可能だった。9時頃、変わらず霧は濃かったが、風も雨も弱くなっていった。その後、下山まで弱風、小雨、霧といった様子だった。
日時 |
天気 |
気温 |
風向 |
風力 |
雲量 |
雲形 |
地点 |
6月22日15時 |
曇り |
13度 |
北西 |
3 |
10 |
層積雲 |
八雲ヶ原 |
6月23日06時 |
雨 |
10度 |
西 |
5 |
10 |
乱層雲 |
八雲ヶ原 |
<食糧報告>
文責:PL2回生T
6/22 夕食 米を一人1.25合炊いた。下のほうが少し焦げたが問題なく食べることができた。レトルトの中華丼と牛丼をかけて食べた。また食後のデザートに持ってきていたスイカを食べた。
6/23 朝食 棒ラーメンを11束茹でた。雨が降っていたためそれぞれのテントで一人一束ずつ食べた。
<衛生報告>
文責:PL2回生T
団体装備の衛生装備の使用はなかったが
個人持参の痛み止めを服薬
靴擦れ防止パッドを使用した
<装備報告>
文責:1回生K
夜中に降った雨によりテントの内側まで浸水した。そのため新品のテントを除きツェルトに防水スプレーなどで雨対策を行う必要がある。
そのほかに装備の破損は見られなかった。
関西ワンダーフォーゲル部懇親会報告
3回生広報K
関西ワンダーフォーゲル部懇親会の報告
過日に行われた関西ワンダーフォーゲル部懇親会の報告を行う。
開催場所 :ミライザカ 梅田茶屋町店
日時 :2024年06月09日
参加大学 :関西大学、関西学院大学、大坂公立大学(中百舌鳥)、立命館大学、
神戸大学
懇親会内容:各大学の紹介、交流各大学の紹介を行い、夏期・冬期活動の活動内容、今後挑戦してみたい活動などを共有した。
■懇親会の結果
懇親会を終え関西大学でも見習うべき点が以下の通りである。
・装備、食料、気象係の分担
関西学院大学では部員が上記の係のいずれかに属し活動を行っていた。装備係では各部員が担当の装備について点検を行っている。団体装備を借りる際、装備にチェックリストに名前を記載し誰が装備を借りたか把握できるようになっていた。関西大学では過去装備が行方不明になることが度々あったので取り入れるべきである。
・概念図
関西学院大学では部員の9割がアルプスや六甲山山域の概念図を書くことができた。概念図をかくことができるとよりルート迷いなどなくすことができるのではないかと考える。
・OBとの交流
他大学において比較的年齢の若い~50代までのOBによる実践訓練や講習会の開催などを行っていた。OBとの交流は技術の継承や現役生の技術的な技能向上が期待できる。